#032

広島市江波山気象館

設計
広島県建築課
施工
1934年
住所
広島市中区江波南一丁目40-1(Google Map

平成4年(1992年)に開館した気象と科学をテーマにした博物館です。もとは県立広島測候所として昭和9年(1934年)に建てられたもので、のちに広島地方気象台と改称後昭和20年(1945年)に被爆しました。建物は、建築当初の原形を内外観ともによく残しているうえ、当時の最新のデザインを反映した本市域における初期の鉄筋コンクリート造建築を代表するもので、当時の設計技法を知るうえで貴重な建物です。原爆の爆風を受けた外壁や、内壁に刺さったガラス片と被爆の傷跡を残しています。

拡大写真
  • 写真1
  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4