#013

嚴島神社

設計
不詳
施工
1571年(本殿)、1241年(幣殿)、1241年(拝殿)
住所
廿日市市宮島町1-1(Google Map

宮島は古来より神聖視され、嚴島神社は海上鎮護の神として崇敬されました。現在の建物は1241年の再建のものが基本ですが、平清盛の厚い庇護を受けて整えられた平安末期の構成を踏襲しています。北の入り江に建ち、南奥の本社本殿と東の客社本殿は両流造形式で、拝殿や祓殿などの諸建築を回廊で連続した景観は、寝殿造の大邸宅を思わせます。
海上に木造建築を建てるという大胆な発想、それを維持するための先人の知恵の数々、各時代での拡張の跡など、魅力は多岐にわたっています。
[ユネスコ世界遺産、国宝]

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