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三楽荘

設計
棟梁:横山林太郎
施工
1891年、1909年
住所
庄原市東城町東城字上町345-1(Google Map

三楽荘(旧保澤家住宅)は、明治期の町屋で、東城のまちなみ景観を代表する建物の一つです。建てられた当初は呉服反物商・醤油醸造業を生業としていましたが、戦後に旅館業に転じ、以後60年間旅館「三楽荘」として親しまれました。現在は、庄原市が寄贈を受け、東城の歴史と文化を伝える施設となっています。主屋のほか、離れ、土蔵及び門・塀が揃って現存しているほか、現代では入手が難しい高価な木材、欄間装飾等の精緻な職人技など、見どころの多い建物です。
[国登録有形文化財]

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