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第3章 5.各地域の施策

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年12月1日更新

広島地域

地域の概況

  • 主な都市:広島市、呉市
  • 主な河川:太田川、小瀬川、八幡川、黒瀬川、二河川
  • 広島市を中心に人口密度が高く、多種多様な企業等が立地し県経済の中心である。
  • 主な産業:輸送機器、一般機械、食料品、パルプ等

水源及びダム等

  • 水源:ダム 38%、表流水 56%、地下水 6%
  • 主なダム等:高瀬堰、小瀬川ダム、弥栄ダム、三永ダム、二級ダム、田房ダム、本庄ダム、魚切ダム、温井ダム(建設中)、土師ダム

水利用の概況

  • 広域水道:上水:広島水道、広島西部用水、工水:太田川東部、2期水道事業
  • 水道普及率:県内で最も高く93%を超える。
  • 日当たり使用量:生活用水859,000立方メートル 工業用水702,000立方メートル 計1,561,000立方メートル
  • 一人当たり日平均水使用量:336リットル
  • 平成6年渇水の状況:東広島市、黒瀬町、倉橋島等で断水があった他、広島市をはじめとする瀬戸内海沿岸の大半の町村で減圧給水を行っている。
  • 水の有効利用や渇水時の危機対策として、非常時には小瀬川と八幡川の水が相互融通出来るようになっている。

地域の課題

  • 温井ダムの完成により、広島地域では概ね10年に1回程度生じる渇水では需要を賄うことが可能となるが、当地域は人口や産業がもっとも集中しているため、大渇水が生じた場合の生活環境や経済面に対する影響は、甚大なものになると考えられる。よって、より一層の危機管理体制の強化が求められる。
  • また、水質事故が生じた場合にも影響を受ける人口が多いため、このための危機管理体制が求められる。
  • 都市域が拡大するにつれて、豊かな自然や河川環境が失われつつある。そのため、より良い生活環境の回復創造のために、親水性の確保や、水質の保全に対する取り組みが必要である。

 今後の水利用のあり方

  • 生活貯水池の建設による局所的な対策。
  • ダムの統合運用。
  • 広島水道用水と広島西部水道用水の開発水相互融通の可能性検討
  • 用水間の転用の可能性検討。
  • 広域水道の危機管理対策としての地域内ネットワーク化の推進。
  • 太田川と沼田川の送水施設連結の可能性検討。
  • 緊急時の水源として地下水、井戸の維持管理。
  • 河川や貯水池の水質の改善。
  • 節水機器の普及、節水意識の向上。
  • 森林の育成・保全による水源のかん養。
  • 親水性に配慮した水辺空間の創出。
  • 他用水との渇水時協調体制の確立。

備後地域

地域の概況

  •  主な都市:福山市、三原市
  •  主な河川:芦田川、沼田川、栗原川、藤井川
  • 人口は昭和60年以降、ゆるやかなマイナスに転じている。産業は重工業が中心である。
  • 主な産業:鉄鋼、一般機械、金属製品等

 水源及びダム等

  • 水源:ダム 74%、表流水 20%、地下水 6%
  • 主なダム等:八田原ダム、熊野ダム、椋梨ダム、栗原ダム、久山田ダム、竜泉寺ダム、三川ダム、芦田川河口堰、山田川ダム(建設中)、野間川ダム(建設中)、福富ダム(建設中)

水利用の概況

  • 広域水道:上水:沼田川水道、工水:沼田川工水
  • 水道普及率:広島地域についで高く90%に近い状況にある。
  • 日当たり使用量:生活用水303,000立方メートル 工業用水493,000立方メートル 計796,000立方メートル
  • 一人当たり日平均水使用量:303リットル
  • 平成6年渇水の状況:福山市の給水制限日数が県内でも最も長く290日、また、府中市も279日に及んだ。
  • 近接する芦田川と沼田川の給水系統がそれぞれ独立しており、相互融通出来る体制になっていない。

地域の課題

  • 最も典型的な瀬戸内気候の様相を呈しており、温暖で台風等の災害の少ない地域であるが、反面、年雨量も1200ミリメートル程度と少なく、渇水が起こりやすい状況にある。また、水の利用率も高いため、十分な渇水時の対応が必要である。
  • 瀬戸内海沿岸は、宅地や工場等により、土地が高度に利用されている。このため、豊かな水環境の回復が求められている。
  • 芦田川の水質は良好とは言えない状況にある。また、水量は少なく、水量・水質いずれも改善が課題である。

今後の水利用のあり方

  •  生活貯水池の建設による局所的な対策。
  • 椋梨・福富ダムの運用による有効利用方法の検討。
  • 芦田川と沼田川の送水管を結んだ相互融通の可能性検討。
  • 工業用水や生活用水、あるいは農業用水の需給動向を見据えつつ、その状況により用水間の転用の可能性検討。
  • 河川や貯水池の水質の改善。
  • 節水機器の普及、節水意識の向上。
  • 雨水や下水処理水の活用を推進。 
  • 森林の育成・保全による水源のかん養。
  • 親水性に配慮した水辺空間の創出。
  • 他用水との渇水時協調体制を確立。

備北地域 

地域の概況

  • 主な都市:三次市、庄原市
  • 主な河川:江の川
  • 人口は徐々に減少しており、過疎化の傾向を示している。
  • 主な産業:電気機械、一般機械、窯業、土石、木材等

 水源及びダム等

  • 水源:ダム 0%、表流水 33%、地下水 67%
  • 主なダム等:庄原ダム(建設中)、灰塚ダム(建設中)

水利用の概況 

  • 広域水道:なし
  • 水道普及率:56%と低い状況にある。
  • 日当たり使用量:生活用水31,000立方メートル 工業用水12,000立方メートル 計43,000立方メートル
  • 一人当たり日平均水使用量:332リットル
  • 平成6年渇水の状況:高宮町で時間断水を実施した他、庄原市、東城町で減圧給水が実施された。
  • 帝釈峡あるいは三次市の鵜飼いなどのように水面や水流を活用したレジャー産業が盛んに行われている。

地域の課題

  • 3地域の中では最も過疎化や高齢化が進んでいるため、地域の活性化や高齢化社会への対応が早急に求められている。
  • 地下水の利用が盛んに行われているため、地下水位の確保や水質の保全に配慮が求められている。
  • 地域のほとんどが中山間地域にあたるため、水田や宅地等水の利用地が点在しており、水源を広域的に供給することが困難である。そのため、きめ細やかな水の供給対策が必要である。

今後の水利用のあり方

  • 生活貯水池の建設による局所的な対策。
  • 地下水の適正な取水と管理及び水質の維持保全。
  • 他用水との渇水時協調体制を確立。
  • 河川や貯水池の水質の保全。
  • 水流や水面を利用したレジャー産業の推進による地場産業の育成。
  • 親水性に配慮した水辺空間の創出。
  • 森林の育成・保全による水源のかん養。

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