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広島県緊急輸送道路ネットワーク計画

印刷用ページを表示する掲載日2023年2月10日

広島県緊急輸送道路ネットワーク計画(令和4年3月)

 広島県緊急輸送道路ネットワーク計画は,平成7年の阪神・淡道大震災を契機に地震直後から発生する救命活動・物資輸送など緊急輸送を迅速かつ確実に実施する目的で,平成8年度に策定しました。
 平成18年度には,幹線道路整備の進展及び広域市町村合併がおおむね完了したことなどを受け,見直しを行いました。
 平成25年度には,東日本大震災を契機に,大規模災害に備えた取り組みが検討され,地域防災計画の修正が行われていることや道路整備が進展していることなどを踏まえ,見直しを行いました。
 今回,道路整備の進展に伴い,広島県緊急輸送道路ネットワーク計画を一部見直しましたのでお知らせします。

緊急輸送道路とは

 地震直後から発生する緊急輸送を迅速かつ確誠に実施するために必要な道路であり,道路の耐震性が確保されているとともに,地震時にネットワークとして機能するものである。
 この緊急輸送道路については,災害が発生した場合,災害応急対策のため,緊急通行車両以外の通行を禁止または制限することがあります。

防災拠点

 県内で発生した大規模災害時における災害対策活動の拠点,救援物資の輸送及び救援部隊集結のための拠点として位置付けられた,防災関係機関(国,県,市町,自衛隊など)の公共施設や民間施設。
 そのほか,IC,Sa,Pa,空港,港湾など広域交通体系の結節点。

1)第1次防災拠点
 防災拠点上重要と考えられる施設
 (整備局庁舎,県庁舎,役場庁舎,救援拠点施設,空港,港湾,自衛隊基地,インターチェンジ など)
2)第2次防災拠点
 1次防災拠点を除く拠点を原則として2次防災拠点として選定
 (警察署,消防署,ヘリポート,フェリーターミナル,鉄道駅前広場,道の駅 など)
3)第3次防災拠点
 緊急物資の供給などに必要な人及び物資などの輸送において末端の拠点となる広域避難場所を選定
 (広域避難場所)

緊急輸送道路ネットワーク

1)第1次緊急輸送道路
 広域ネットワークの骨格となる高規格幹線道路及び第1次防災拠点を相互に連絡する路線を選定し,広域市町村圏相互の連携を確保する。
2)第2次緊急輸送道路
 第1次緊急輸送道路と第2次防災拠点を連絡する路線を選定し,第1次緊急輸送道路を補完する路線と位置づけ,市町村相互の連携を図る。
3)第3次緊急輸送道路
 第1次緊急輸送道路,第2次緊急輸送道路と第3次防災拠点を連絡する路線を選定し,第1次,第2次緊急輸送道路から距離のある拠点を補完するネットワークにより構成する。

広域的な災害支援に資する路線の選定

 東日本大震災の教訓を踏まえ,隣接県との広域的な災害支援を迅速かつ確実に実施する観点から第1次緊急輸送道路のうち,県内及び隣接県の救援拠点を相互に連絡する路線を選定
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