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はちみつ

印刷用ページを表示する掲載日2015年10月21日

はちみつ

ミツバチからの生産物

はちみつ

 ミツバチが植物の花のみつ腺から多糖類である花みつを胃(みつ嚢)の中に吸いとって,巣の中で多数の仲間のハチに分配し,ここで単糖類に分解しながら巣房の中に蓄えたものです。

 巣房に蓄えられた当初は水分が多いのですが,転化酵素と温風で分解と脱水が促され,20%程度の水分量になるとみつ蝋で薄くふたをします。このように濃縮されたはちみつは,長期間貯蔵しても成分的変化は少ないようです。
  はちみつの成分のうち約75%前後を構成する糖分中,ブドウ糖と果糖がそれぞれ30数%を占めますが,ブドウ糖の割合が多い花みつ(ナタネなど)ほど結晶しやすいとされています。

みつろう

 働きバチの腹部の腺から分泌され,ミツバチの巣を構成する蝋です。巣を加熱圧搾して採取します。主成分はパルミチン酸ミリシルなどのエステルで,精製したものは白色です。
  主な用途は,口紅,クリームなどの化粧品,軟膏基材などの薬品,菓子,ガムなどの食品原料,として利用されています。
  また,工業材料として,鋳造,印刷,接着剤など,ケミカルワックス(石油由来のパラフィン)が使用できない分野において利用されています。

ローヤルゼリー

 生成の過程や成分から,はちみつとは全く異質のものです。極めて若いメスバチ(14~20歳前後の女性に相当)が花粉や花蜜・はちみつを食べて唾液腺で生合成を行い,顎の外分泌腺から出す酸味のある乳白色クリーム状の物質がローヤルゼリーです。ローヤルゼリーは女王蜂の生涯にわたる唯一無二の食物なのです。
しかも女王蜂はローヤルゼリーを食べることによって自分の体重と同じ重さの卵(約1500~2000個)を毎日産み続けることができます。

 自然のローヤルゼリー中には女王蜂にとってはもちろん私たちの体に必要な必須アミノ酸をはじめ各種のビタミン類やミネラルなどがバランスよく,しかも豊富に含まれています。

 市販されている商品は多種・多様ですが,大別すると生ローヤルゼリーと加工調整ローヤルゼリー(凍結乾燥品を含む)の二つです。なかにはプロポリスや花粉を混合した食品も開発され好評のようです。

プロポリス

 ミツバチが植物樹脂などを集めて自分たちの巣を護り,清潔に保つために使っているものです。
 多種類のフラノボイドという植物色素物質が主な成分として含まれていますが,ミツバチはこれらの物質の持つ生理活性を利用しているのだと考えられています。
 養蜂家はこれを集めてアルコールや水性の溶液を作り,市販しています。

県内のはちみつ生産量

 
(平成26年)
 

広島県生産量

全国生産量

はちみつ

64トン

2,839トン

みつろう

1,200kg

26,030kg

ローヤルゼリー

1,553kg

 県内産はちみつの特徴

 はちみつは,みつの元となる花(「みつ源」といいます)により,味など,大きく変わります。特徴ある広島県内産はちみつとして,みかんと,ふくらしをみつ源とするものが上げられます。

(1)みかん

県内の瀬戸内海沿岸部において広く栽培されています。初夏に多数の白い小さな花が咲きます。
はちみつは,風味が良く,さっぱりした味です。色は黄金色。

みかんの花

みかんの花

(2)ふくらし(そよご)

県内の山間部に自生する常緑低木で,初夏に白色の小さな花が咲きます。
はちみつは,色は黄褐色で,香り高くこくがあります。

ふくらし(そよご)の花

ふくらし(そよご)の花

(3)農作物の受粉にも活躍しています

ハウスの中のいちご
ハウスの中のいちご
いちごの花とみつばち
いちごの花とみつばち

(4) みつばち飼育のようす

みつばちの群れ
みつばちの群れ
巣箱の中のはちみつ
巣箱の中のはちみつ
みつばちの巣箱
みつばちの巣箱

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