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農薬による蜜蜂への影響について

印刷用ページを表示する掲載日2016年7月20日

平成28年度の蜜蜂被害軽減対策の推進について

 農林水産省は,平成25年度から平成27年度まで3年間の蜜蜂の被害事例調査を実施しました。
 この中で,被害の発生は,水稲のカメムシを防除する時期に多く,水稲のカメムシ防除に使用した殺虫剤を蜜蜂が直接浴びたことが原因である可能性が高いことなどが明らかになりました。

 ついては,農薬による蜜蜂の被害を軽減するため,次の対策を行ってください。

農薬を使用する方

  1. 巣箱が設置される可能性のある場所の周辺において農薬を使用する際は,最寄りの畜産事務所へ相談の上,蜜蜂への被害が生じないよう対策すること。
  2. 養蜂組合や畜産事務所などとの連携により,蜜蜂飼育情報の把握に努めるとともに,蜜蜂飼育者から地域における病害虫防除暦や一斉防除などの情報提供を求められた場合は,協力すること。

蜜蜂を飼育している方

  1. 農業協同組合などとの連携により,地域における病害虫防除暦や一斉防除などの情報を積極的に収集すること。
  2. 水田に囲まれた場所や周辺に水稲以外の花粉源が少ない場所など,蜜蜂がカメムシ防除用殺虫剤に暴露する確率が高いところへの巣箱の設置を避ける,あるいは設置する場合でも水稲の開花期には巣箱を退避させるなど,被害が生じないよう対策を実施すること。

 関連情報

 平成28年度の蜜蜂被害軽減対策の推進について (PDFファイル)(722KB)

蜜蜂被害事例調査(平成25 年度~27 年度)の結果及び今後の取組について(概要) (PDFファイル)(440KB)

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