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インターネット上で個人情報を守るためのポイント

印刷用ページを表示する掲載日2011年12月2日

【インターネットを利用した詐欺などの被害にあわないために】

  個人情報を悪用した詐欺などの被害にあわないために,「自分の情報は自分で守る」という意識を持って,個人情報は自分できちんと管理することが大切です。

個人情報は,気軽にアンケートへ回答することなどを通じて収集されることもあります。

  「登録無料」,「お試し無料」,「当選しました」,「アンケートに答えるとプレゼントします」などの言葉に誘われて,住所,氏名,電話番号,メールアドレス,口座番号,クレジットカード番号,パスワードなどの個人情報を書き込むと,その個人情報が名簿として売買されるだけでなく犯罪行為などに利用される可能性もあります。

 信頼できないホームページや管理者が不明なホームページなどには,個人情報を書き込まないようにすることが大切です。

(関連サイト)

インターネットトラブル(国民生活センターホームページ)

インターネット安全・安心相談(警察庁ホームページ)

 

悪質な事業者は,個人情報を架空請求等に悪用することもありますので,注意が必要です。

 住所,氏名,口座番号,クレジットカード番号,パスワードなどを尋ねるメールが届いたら,まずは落ち着いて,メールが本当にその会社等から送られてきたものか確かめましょう。

 メールに書かれた電話番号やホームページのアドレス,「カードが使えなくなります」,「再登録しないと口座が使用できなくなります」などのあわてさせる記述が正しいとは限りません。

 不安にかられてメールに記載された電話番号にすぐに電話をかけたり,メールに書かれたホームページのアドレスをあわててクリックすることはやめましょう。

 不安なときは,電話帳で調べたその会社等の本当の電話番号に電話するか,ホームページを検索して調べたその会社等の本当のウエブサイトにアクセスして,メールの内容の真偽を確認しましょう。

(関連サイト)

インターネット上の違法・有害情報に関してお困りの方へ(総務省ホームページ)

フィッシング詐欺にご注意(総務省ホームページ)

金融機関や企業等からID・パスワード等の個人情報を問い合わせるメールが届いた(警察庁ホームページ)

 

親しい友人だけのやりとりだと思ってインターネットの掲示板やSNSなどに,住所,氏名,電話番号,メールアドレス,生年月日などを書き込んでいませんか。

  掲示板などに書かれた個人情報は,友人だけではなく,多数の人が見ることができます。

  また,書き込んだ個人情報は思わぬところで悪用される可能性もあります。

  個人情報(住所,氏名,電話番号,メールアドレス,生年月日など)を安易に書き込まないようにしましょう。

 

【インターネット上で人権侵害を行わないために】

 インターネット上で情報を発信する場合は,発信に伴う責任があります。

 インターネットの掲示板,SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス),ブログ(日記形式のホームページ)に,人の悪口や無責任なうわさなどを書き込むことはやめましょう。

  たとえば,ある掲示板に写真を公開しただけであっても,他のユーザーによって別の掲示板に転載されてしまえば,そのデータを消去することは現実的に不可能になってしまいます。

 このような行為は,その人に精神的苦痛を与えることがあり,その結果,プライバシーや肖像権の侵害,名誉毀損等によって訴えられる可能性もあります。

 インターネットのホームページや掲示板などに,自分の名誉を毀損したり、プライバシーを侵害したりする記事が書き込まれた場合には,「プロバイダ責任制限法」により,被害者は,プロバイダ,サーバ・掲示板の管理者・運営者等に対し,ホームページや掲示板などに書き込んだ人(発信者)の情報の開示請求や書き込みの削除を依頼することができます。

 法務省の人権相談機関(法務局)では,インターネット上で人権侵害を受けた被害者からの相談を受け付けています。

 また,プロバイダ等への発信者情報の開示請求や人権侵害情報の削除依頼の仕方について助言を行っているほか,調査の結果,名誉毀損やプライバシー侵害の被害が生じており,個人で被害を回復するのが困難な事情があると認められる場合には,「プロバイダ責任制限法 名誉毀損・プライバシー関係ガイドライン」に基づきプロバイダ等への削除依頼も行っています。

 (関連サイト)

インターネットを悪用した人権侵害をなくしましょう(法務省ホームページ)

インターネットを利用した人権侵害をなくすために(政府広報オンライン)

「ネット上のいじめ」に関する対応マニュアル・事例集(文部科学省ホームページ)

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