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電子処方箋について~今、進めよう~(医療機関・薬局向け)

印刷用ページを表示する掲載日2024年8月9日

電子処方箋は令和5年1月26日から全国で運用が開始され、導入施設も日々増えていっています。
導入することで、患者さんの過去の薬剤情報が確認できたり、重複投薬の自動スクリーニングが可能となるなど施設側にも様々なメリットがあります。
また、今年度は県内の導入施設に対する財政支援も実施しますので、この機会に導入を是非ご検討ください。

電子処方箋対応の医療機関・薬局リスト・マップ(厚生労働省ホームページ)

ポスター
※厚生労働省作成の啓発資材

目次

1 電子処方箋の仕組み

2 電子処方箋のメリット

3 電子処方箋に関するよくある質問等

4 電子処方箋を導入した施設に対する財政支援

5 トピックス

6 参考

 

1 電子処方箋の仕組み

電子処方箋は、これまで紙でやり取りをしていた処方箋を、オンライン資格確認等システムを基盤とした「電子処方箋管理サービス」を通して、医師・歯科医師・薬剤師間で電子的に処方箋をやり取りする仕組みです。
医師・歯科医師が処方箋を電子処方箋管理サービスに登録することで、薬局の薬剤師がその処方箋をもとに薬を調剤します。
また、電子処方箋管理サービスでは重複投薬や併用禁忌がないか自動スクリーニングによりチェックすることも可能です。

仕組み図
※厚生労働省資料より抜粋

 

2 電子処方箋のメリット

病院・診療所のメリット

オンライン資格確認等システムで参照できる情報に加えて、複数の医療機関や薬局で直近に処方・調剤された薬剤情報が閲覧可能となり、患者さんの記憶に頼ることなく、より正確な診療・処方が可能となります。
直近で処方・調剤された薬剤情報をもとに自動スクリーニングされ、重複投薬等の防止が可能となります。
システムを通じて、医師、歯科医師及び薬剤師と円滑なコミュニケーションが可能になります。

薬局のメリット

オンライン資格確認等システムで参照できる情報に加えて、複数の医療機関や薬局で直近に処方・調剤された薬剤情報が閲覧可能となり、患者さんの記憶に頼ることなく、より正確な服薬指導が可能となります。
誤記、空欄又は重複投薬がないかシステムでチェックされた処方箋を扱えるようになります。
これまで紙により保管していた処方箋も電子的に保管することが可能となります。
システムを通じて、医師、歯科医師及び薬剤師と円滑なコミュニケーションが可能になります。

 

3 電子処方箋に関するよくある質問等

電子処方箋に関するよくある質問(FAQ)(医療機関等向け総合ポータルサイト)

電子処方箋 よくあるご質問・ご意見に対する解説・対応例(厚生労働省)

令和4年度オンライン説明会 令和5年度電子処方箋医療機関・薬局説明会 よくあるご質問(抜粋)(厚生労働省)

 

4 電子処方箋を導入した施設に対する財政支援

社会保険診療報酬支払基金によるシステム導入費用の補助(医療機関等向け総合ポータルサイト)

広島県によるシステム導入費用の補助(広島県ホームページ)

 

5 トピックス

安佐地域が電子処方箋のモデル事業を実施する地域として選定されました。

電子処方箋は、全国的には令和5年1月に運用開始となりましたが、安佐地域の一部の施設で令和4年10月から全国に先駆けて運用を開始し、取り組んできました。安佐地域を含む、電子処方箋のモデル事業の中間報告書をご覧ください。
また、次のサイトに安佐地区関係者のインタビューが掲載されています。
広島県DX推進コミュニティ(広島市北部医療センター安佐市民病院)
医療機関等向け総合ポータルサイト(びーだま薬局)

モデル事業
※厚生労働省資料より抜粋

 

6 参考

電子処方箋(厚生労働省ホームページ)

電子処方箋に関する取組(過去に開催された説明会の動画)や電子処方箋導入に向けた手引き等も案内されております。

電子処方箋に関する周知素材(厚生労働省ホームページ)

電子処方せんで何が変わるの?仕組みやメリットを解説します(ひろしま ラボ)

 

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