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正しい加湿器の使い方

印刷用ページを表示する掲載日2020年1月9日

概要

乾燥している日が続き加湿器を使っている方も多いかと思います。冬は空気中の湿度が低く乾燥すると口や鼻の粘膜が乾燥し,インフルエンザウイルス等が体内に入りやすくなり,また,肌など美容にも影響します。近年,気密性の高い住宅が増え,室内の乾燥予防のために加湿器が最近よく使われるようになりました。誤った使い方をすると体調不良になる可能性があります。加湿器の中で繁殖した細菌が水滴とともに室内に飛び散り,細菌を吸い込むとレジオネラ感染症(肺炎)の原因となることがあります。

正しい使い方

【予防】 

加湿器のタンク内にできるぬめりの中でレジオネラ菌が増殖します。この菌に汚染された細かい水滴(エアロゾル)を吸い込むと感染します。定期的にタンク内の汚れやぬめりを取り除くことで予防ができます。水がなくなったら水を入れるだけの方は注意が必要です。

★ 衛生的な新しい水を入れ,水の継ぎ足しは止めましょう。

★ 水タンクは毎日清掃し,使用後は水を抜き乾かして保存しましょう。

【レジオネラ菌とは】

レジオネラ菌は水中や土中などの自然界に広く存在する細菌です。 レジオネラ菌に汚染された目に見えないほどの細かい水滴(エアロゾル)や水蒸気を吸い込むことで感染し,肺炎(発熱,呼吸困難など)となり,重症となった場合は死亡することもあります。ヒトからヒトへの感染はありません。症状は,感染後2~10日(平均4~5日)で現れます。

 

職場でも家庭でも注意が必要

 

 室内の加湿器の影響

 

担当課

健康福祉局食品生活衛生課

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