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環境用語解説-ら行

印刷用ページを表示する掲載日2011年11月22日

 ライフサイクルアセスメント (LCA)

 製品等の原材料の採取から製造,輸送,使用,廃棄に至る段階において,環境に与える負荷を総合的に評価すること。 現在,ISO (国際標準化機構) において,その規格化が進められている。

 ラブリバー制度

 地域住民や企業、学校等の団体が、県(河川管理者)と市町村の協力のもとに河川の清掃美化等のボランティア活動を通じて、地域の共有財産である河川への愛着を深めるとともに、個性ある地域づくりを目指す制度である。

 ランドマーク

 ある地域を特徴づけるのに顕著な景観要素や都市空間や地域空間の中で,人々が自分のいる位置を確認するための目標物 (山,高層ビル,塔,大木等) のこと。

 離岸堤

 波打ち際の沖あいにおいて、コンクリートで製作した異形ブロックを海底から海面上まで積み上げ、人為的に波を弱める構造物。

 リサイクルプラザ,リサイクルセンター

 収集ごみから再資源化可能なびん,缶,紙等を選別,回収する施設をリサイクルセンターといい,再使用が可能な不用品などを補修,再生して展示売却したり,リサイクル関係の情報や学習・研修の場ともなる機能を備えたものを,特にリサイクルプラザという。

 リスクコミュニケーション

 環境問題では化学物質によるリスクコミュニケーションを指すことが多く,化学物質に係る利害関係者 (企業・従業員・地域住民・消費者・行政等) が,相互の信頼性と理解レベルを向上させるために,化学物質を取り扱うことによるリスクやその対策等について,相互に情報や意見の交換を行うこと。

 緑地環境保全地域

 神社仏閣や古墳など、その地域を象徴する歴史的、文化的、社会的資産と自然が一体となって良好な自然環境を形成している区域や、市街地やその周辺部の緑地を保全するために必要な樹林地等良好な自然環境を形成している区域など、その区域における自然環境を保全することが地域住民の良好な生活環境の維持に資するものを指定。

 類型指定

 水質汚濁の生活環境の保全に関する生活環境項目について、国の「環境基本法」に基づき、河川、湖沼及び海域の利用目的に応じた水域類型を指定している。類型指定された水域については,BOD,COD等の生活環境項目についての環境基準が適用される。

 レスポンシブル・ケア

 化学物質を扱う企業が,化学製品の開発から製造,使用から廃棄に至る全ての過程で,環境保全と安全を確保することを公約し,安全・健康・環境面の対策を継続的に改善していこうとする活動のこと。

 レッドデータブック

 絶滅のおそれのある野生生物の種をリストアップし,その生息状況を解説した資料集。 国際的には,国際自然保護連盟 (IUCN) により作成されており,国内では環境省が「日本の絶滅のおそれのある野生生物 -レッドデータブック- 」 を編さんしているほか,多くの都道府県においても作成されている。

 枠組規制的手法

 直接的に具体的行為の禁止、制限や義務付けを行わず、目標を提示してその達成を義務付け、あるいは一定の手順や手続きを踏むことを義務付けることによって規制の目的を達成しようとする手法。人の生命や健康などに被害が及ぶおそれがある環境問題への対処が必要な場合において、いまだ原因となる行為や物質などが特定できないために汚染物質と被害の因果関係の面などから直ちに直接規制的手法を用いることができない場合であっても、規制を受ける者の創意工夫を活かしながら、効果的に予防的あるいは先行的な措置を行えるという特徴を有している。

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