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みやすい社活第2弾!「社活女子シンポジウム」を開催しました!

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年10月14日更新

社活女子シンポジウム~社会に貢献する活動って?~

〇〇女子もいいけど,次は社活女子じゃね!

 社会貢献活動に主体的に参加し活躍されている女性(「社活女子」)に,社活の実態を様々な視点で語っていただくことで,「みやすい(=広島弁で「簡単な」)」誰もが参加したくなる社活を考えるきっかけづくりとして,また広島の社活女子の活動の輪を広げていくことを目的として,「社活女子シンポジウム」を開催しました。

 ちらし キャスト全員 入口

実施概要

◆ 日時

 平成28年7月15日(金)14時30分~17時00分

◆ 場所

 広島女学院大学 ゲーンスチャペル (広島市東区牛田東4-13-1)

◆ パネルディスカッション発言要旨 (以下 敬称略) 

和田さん

【パネリスト】和田 菜水子〔ためまっぷ,元社協災害ボランティアセンタースタッフ〕

私は,宮城で災害支援に関わった時は,困っている人がいるのはテレビの中ではなく,自分のことだから何かしなきゃという気持ちになった。また,まちづくり関係の活動は,基本的には自分が楽しんで,やりたいと思ってやっている。

今日のセミナー名が「みやすい社活」となっているように,一般的には,社活は「みやすくない」と思われている部分があると思う。社会貢献活動を,特別な人が特別な感じで守ってこられている感じも受ける。しかし,例えば家の中であっても何かをして,それが社会に良い影響を与えているのであれは,それは社会貢献活動だと思う。特別なことではないと思う。

ここに集まっているみんなも,それぞれがこれまで生きてきた道や経験があって,今日,社活といテーマで一堂に会している。つまり,もっと身近なところに色々な社活のヒントがあるのではないかと思う

倉田 忍

【パネリスト】倉田 忍〔廿日市市 福祉保健部福祉総務課専門員〕

毎日の繰り返しの生活では,新しい人との出会いは少ない。活動をしていると今日のようなイベントに参加する人たちと出会えるようになる。そして振り返って見ると,私がやってきたことが誰かの役に立って良かったと感じることが出来る。さらに,もうちょっとやってみようと思うようになる。

私は,仕事で地域の自治組織に関わってきたが,私自身が地域のことを十分わかっていなくても地域住民からは期待されることが多く大変だった。一方,私が関わっているNPO法人では,活動は自由に参加でき、また、役割があるので安心して参加できる。社活への参加しやすさの一つのヒントになると思う。

生活スタイルは様々だから,その人に合うものを選択できる環境が必要。特に色々と忙しく,時間の使い方が難しい人の場合,自分の興味関心に合わせて選択できるようになればよい。例えば,次は参加できないが,今回は参加できるなど。社活というものをもっと身近に感じ,触れられるような環境が増えていけばよいと考える。

岡﨑さん

【パネリスト】岡崎 后咲〔一般社団法人EACH広島 ボランティアスタッフ〕

社活をしていて良かったことは,大学生でありながら今日のようなイベントに呼んでもらえること,普段関われないような人に出会うことができること,自分の知らない情報を得ることができること。ただ,大学生になって活動を始めたが,友達に話をしても同級生には関心を持ってもらえない。すごく意識高い系の人なのかなと思われ,伝えれば伝えるほど距離が遠くなっていくことがあった。

社会貢献活動に参加することは特別なことではなく,簡単に参加できるものだと思っている。社会という大きな枠組みを意識すると自分には関係ないと思いがちだ。社会貢献活動に参加することが,自分と社会の距離を縮めるきっかけになると考えることが,参加しやすさにつながると思う。

社活を持続させるコツは,自分の事としてやることボランティアをやっていると感謝されることが目的になったりもするが,それでは続かないと思う。

福岡さん

【パネリスト】福岡 奈織〔NPO法人これからの学びネットワーク スタッフ〕

私が活動をしていると,平和活動は何か関係のある人がやることとか,何かつながりがある人でないとやってはいけないと思われていると感じることもある。これらが参加しにくさにつながっている気がする。また,活動する人の中には,活動を知らない,興味がない人たちを否定的に見る人もいるが,こういう否定的な意見はどんどん参加しにくさを上げていくことになると思う。活動している人,いない人ではなく,興味のある分野の違いと考えたい

社活を持続させるための秘訣とは,一つは仕事にすること。自分が生活するために社活をするというサイクルがあることが持続の鍵になる。仕事にするための工夫が必要だし,そういった風土を作る必要があると考える。もう一つは,今やっている社活や存在している社活をいかに自分事としてつなげられるかである。人のためにやっているということがモチベーションではあるが,自分との関わりのチャンネルをいくつ持てるか,例えばくじけそうになったときのチャンネルがあるかなどが,持続していくことにつながるのではないか。

広島にはたくさんの人達が訪れるが,平和都市として,また最近では大きな災害からの復興のまちとして,困難なことに立ち向かおう,乗り越えようとしている人達がたくさんいるから,そのスキルを活かして,訪れる人ともつながりができる場をより多く増やしていくことが求められていると思う。

上峠 法恵

【コーディネーター】上峠 法恵〔(株)ザメディアジョン ブランディング・メディアプロデュースチーム課長〕

この5人においても「社会貢献活動とは何か」と言われれば様々であるし,みなさんにとっても様々であると思う。つまり,正解というものはなく,人のため,地域のために,あまり難しく考えず,自分たちが今やっていることが,社活ではないか。

澤村先生 舞台全景

【コメンテーター】澤村 雅史〔広島女学院大学ボランティアセンター長〕

○ まず,ひとりの社活女子を紹介する。1887年にアメリカから宣教師として来日したナニ.B.ゲーンスは,広島女学院大学創設を担い,1932年に亡くなるまで45年間を広島で過ごした。比治山墓地に埋葬されたが,当時,外国人が埋葬されることは珍しかった。45年かけて,それほど広島の人達に愛される存在になったということである。

○ 当時,彼女が学生達によく言っていた言葉に「Chest Up」という言葉が残っている。129年前当時の女性の美徳とは,男性の3歩後ろを下がって付いてきて,うつむいて,おしとやかにという感覚もあったが,そうではなく,胸を張ってあなたらしく生きていいんですよということである。

○ その彼女の名前が付けられたこのチャペルに,胸を張って活躍されているこの5名の女子をお迎えできたことは,本当に素晴らしいことであり,感動している。

○ 当時,女性はこうあるべきだという常識があった。しかし常識はいつも正しいわけではない。常識だからといって受け入れるのではなく疑いを持つこと,結果それが正しければ,その通り進めばよい,そこに社会の進歩があって,今日に至っている。

○ 上峠さんからは,社会というのは地域であり,地域とは人であるということ,そして,地域を盛り上げようとする人々に魅力を感じ応援しようという気持ちが現在の仕事の原点にあるという話をいただいた。岡崎さんからは,自分が住み慣れたところから一歩踏み出し,そこでの異なる文化との出会いが,新しい世界での実践に,平和への思いにつながっているということを学ばせてもらった。和田さんからは,人々との出会いの中で,自分のやりたいことと誰かの困りごとが結びつくことが,自分も楽しめる社活のきっかけになるという話をいただいた。福岡さんからは,人々が織りなすリアルな現場がおもしろい,色々な考えや興味を持つ多様な人々の集まりの中で,互いに理解しようとすることで,よりよい社会が生まれるという話をいただいた。

○ また,自発性,無償性,公共性,先駆性がボランティア活動,社会貢献活動の定義であると言われている。今日の5名の方々から,誰かの困りごとを自分ごととして捉えることというふうに語ってもらった。冒頭で倉田さんからは、活動のきっかけはやむにやまれぬ思いであり,それが何なのか分からないという言葉もあったが,とても素晴らしくおもしろい表現であった。つまり本当に大事なことは,実は簡単に言語化できないのではないか。

○ 5名の方々が住んでいる地域に対する思いが社活女子が輝いて活躍する根底にあるのではないかと思う。

○ 意識高い系と思われるという話もあったが,やはり先駆性,創造性には付きものではないかと思う。だからこそ,仲間がいるということが大事であると確認した。

○ デファクトスタンダード,事実上の標準という言葉があるが,誰かがこれが標準だと決めて,これが文化だ,これが常識だと決めるのではなく,人々の思いや働きの中から自然にスタンダードというものが生まれてくるのではないかと思う。

○ 客席から,「アメリカでは社会の成員であるためには社活が必須である」という話もあったが日本でも社活をすることが文化になればよいと思っている。出会いを広げ継続することで,その文化が生まれてくる。今日がその出発点になればよいというふうに思いを強くした。

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 チラシ (PDFファイル)(2.09MB)

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