このページの本文へ
ページの先頭です。

広島文教女子大学で特別講義「子供の安全な環境づくり」を開催しました

印刷用ページを表示する掲載日2015年7月9日

 凶悪事件の発生など,子供の安全が危惧されている中,安全・安心なまちづくりに向けた県民総ぐるみ運動の一層の推進が求められています。
 こうした中,県では広島文教女子大学との連携のもと,同大学の教員等を目指す学生を対象に,「減らそう犯罪」広島県民総ぐるみ運動の推進状況,子供の安全教育や地域安全マップづくりに関する特別講義を実施しました。

概要

1 日時
平成27年6月30日(火曜日)10時50分~12時20分
 
2 場所
広島文教女子大学
(広島市安佐北区可部東1-2―1)
 
3 講義内容
あいさつ等:広島文教女子大学 人間科学部 初等教育学科 教授 杉山 浩之
講師:県民活動課 
演題:子供の安全な環境づくりについて
  「子供の安全な環境づくり」が必要な背景  
  安全教育
  「地域安全マップづくり」による「子供の危険予測・回避能力」の育成
4 受講生
学校教員等を目指す学生 119名

5 講義の様子

特別講義の様子写真

特別講義の様子


【受講生の感想(一部)】

 

 

 丸イラスト1近年でもたくさんの犯罪被害が出ており,広島県でも起きているため,とても他人事ではないと思いました。大切なことは,事件が起きてからの対処ではなく,犯罪被害を未然に防ぐことや「ここは危ない」と判断できる力だと思います。「自分は大丈夫だ」と思わず,周囲に注意を払って行動することが身を守ることにつながることが分かりました。
 教師は児童を守るだけでなく,危ない場所がどういうところであるのかということや,遊んではいけない場所などをきちんと教え込む必要があると思います。大人が常に見守っているというわけではないため,児童が自分で自分を守れるようになっておかなければならないと思います。学校側も家庭や地域としっかりと連携をとって,すぐに児童を守ることができるようにしておくべきだと思いました。
 自分が住んでいるところでの安全な場所を確認し,犯罪を減らす努力,取組を積極的に行うことが大切であると思いました。  

 

ライン

 

 

丸イラスト2昔に比べて,今は,小学生を狙った犯罪やその学区での事件・事故が多いように感じます。不審者と呼ばれる人も出没する回数が急増しました。そのような現状である今,「地域安全マップづくり」の取組は必要だと考えます。小学生のときに防犯ブザーをつけて登下校するのは私くらいのものでしたが,今は母校では強制だと聞きました。子供が安全に登下校できるような配慮をしていきたいです。
 犯罪の起こりやすい場所のキーワードは「入りやすい」「見えにくい」です。このキーワードを「地域安全マップづくり」の際の留意点として取り組むことによって,その効果である危険を予測したり回避することができるようになると思います。子供たち自身で危険な場所を判断し,場所に応じた適切な行動をとらしていきたいです。
 また,子供と教師だけではなく,保護者にも注意を喚起し,子供たちに地域のことを伝えたり,自身だけでは気付けないようなことに留意していきたいです。「地域安全マップづくり」に参加したいです。

 

ライン  

 丸イラスト3「地域安全マップづくり」は,児童の防犯意識を高める上で非常に効果があるものだと思いました。大人が一方的に「この場所は危ないから近づくな」と言われるより,実際に児童が歩き,考え,マップを作成することで,児童が道を歩いている時に注意しながら歩くことができるようになると思います。また,大人もその活動に参加することにより,児童を危険から守ろうとする意識が強くなると思いました。
 「地域安全マップづくり」がただ楽しい活動に終わるのではなく,事前に危険を予測し,回避するという目的を明確にし,伝え,マップを完成させた後に成果があるような活動になるよう,児童のまわりの大人たちがサポートしていかなければならないと思いました。

 ライン

 丸イラスト4最近ニュースでよく見かける,児童の登下校時による犯罪は非常に悔しい思いでいっぱいです。子供たちの安全を守るためには,教員,保護者,地域の方との連携がとても重要になります。また,危険が予想される場所を把握し,回避するために町をよく観察する必要があると感じました。
 大人たちだけが危険に対しての意識を持つのではなく,子供たちと一緒に考えていくことが,子供たちにとっての安全につながるので,今日の特別講義で教えていただいた「地域安全マップづくり」の活動にとても興味がわきました。教員を目指す私たちにとって,必要な活動だと感じました。私も是非ボランティアに参加して「地域安全マップづくり」を体験したいです。

ライン

おすすめコンテンツ

みなさんの声を聞かせてください

満足度 この記事の内容に満足はできましたか? 
容易度 この記事は容易に見つけられましたか?