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床下換気扇を点検してもらったら【点検商法】

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年10月27日更新

〈相談事例〉

 昨日「床下換気扇の点検に来ました」と業者が訪ねてきた。
 床下に潜った後,「台所の床下が湿っているので換気扇以外に乾燥剤をまく必要がある。このままにしておくと家が倒れる」と言われ,あわてて契約をしてしまった。
 すぐに乾燥剤を20袋もまいて,60万円の代金を請求されているが支払えない。解約できるか。 (70歳代 女性)

点検商法のイメージ画像

〈相談への対応〉

 床下乾燥剤をまいた後でも,訪問販売で契約し,契約書面を受け取った日を含めて8日以内ならクーリング・オフ制度で無条件解約ができます。その場合,業者は契約以前の状態に戻す義務があるので,まいた乾燥剤は回収して持ち帰らなければなりません。
 業者によっては「安くするから支払ってくれ」「まいた薬剤の代金だけでも支払ってくれ」と泣き落としにかかる者もいるので注意が必要です。
 相談者へは,クーリング・オフ期間内なので,簡易書留又は特定記録郵便で解約を通知するよう助言したところ,無条件解約となり,乾燥剤も集めて撤去されました。

〈アドバイス〉

 点検に来たと訪問し,「水に有害物質が含まれている」と言って浄水器を,「布団にダニがいる」と言って羽毛布団を,「床下にシロアリがいる」と言ってシロアリ駆除剤をなどを売り付ける商法を点検商法といいます。点検は口実で,事実と異なることを言って,商品やサービスを販売する商法です。公的機関と勘違いさせ,信用させて契約を迫るケースもあります。
 タダで点検してもらうと,ついつい買わなければならないような気になりますが,不安をあおるセールスマンには要注意です。契約を迫られても,その場ですぐ応じてはいけません。家族に相談する,複数の見積もりをとるなどして,よく検討することが大切です。

 いずれの場合も60代~70代の高齢者が狙われるケースが多く見られます。高齢者のトラブルには,だまされたことに気づきにくい,被害に遭っても誰にも相談しないなどの特徴があります。高齢者と日常的に接している身近な方々が,変化に気づき,相談機関につなぐことが重要になっています。

 公的機関や公的性格がある電力会社の職員などと偽り信用させ,「法定点検(検査)」などの名目で家や敷地に入り,「点検代」と称して金銭を要求するケースがありますので,くれぐれもご注意ください。

 各公的機関等の注意喚起

悪質商法などにご注意ください(広島市水道局)

○(浄化槽の)法定検査に係る詐欺未遂について(ecoひろしま:広島県)

ご注意ください!(中国電力)

悪質な事件にご注意(広島ガス)

自然災害(地震や台風)の後は,便乗する手口も想定されますので,ご注意ください。

国の制度(長期使用製品安全点検制度)に便乗した点検商法も想定されます。

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