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令和4年度広島県・四川省青少年交流事業(オンライン)を開催しました!

印刷用ページを表示する掲載日2023年11月27日
groupphoto

広島県内の高校生と四川省の高校生が、オンラインで交流を深めました。参加した高校生たちは、両県省の概要や学校紹介、留学生の生活などについて学び、文化体験をし、意見交換をすることで、お互い相手の国や自治体について理解を深め、友情をはぐくみました。

 概要

主催

    広島県、四川省、広島県日中親善協会

期間

    令和5(2023)年3月18日(土曜日)
    9時30分~16時30分(日本時間)

方法

   Web会議システム(Zoom)

参加者

     広島県の高校生 6校 23名

     四川省の高校生 9校 20名

スケジュール

 (午前)

  • 開会
  • 主催者あいさつ (広島県国際課長)
  • 日程説明
  • 広島県の概要紹介
  • アイスブレーキング
  • 広島県の学校紹介 (広島県立呉三津田高等学校)
  • 県内留学生の生活紹介 (県立広島大学 尹岩菲さん) 
  • 広島県の文化体験 (講師:日本けん玉協会広島支部 今田弘武先生)

 (午後)

  • 四川省の概要紹介
  • 四川省の学校紹介 (成都外国語学校)
  • グループワーク
  • 四川省の文化体験 (パンダ像の色塗り)(講師:成都外国語学校 李唯先生)
  • 集合写真
  • 主催者あいさつ (四川省人民政府外事弁公室アジア処長)
  • 閉会

参加した県内高校生の感想 (終了後アンケートから抜粋)

印象に残ったこと

  • 日本では平日6~7コマの授業(1コマ50分)を行うのに対して、中国では平日13コマ(1コマ40分)あり、その上休みは土曜日の午後だけであるそうだ。また、春休みも存在しない。想像を遥かに超える酷烈な学習環境に驚愕した。
  • 中国は9時間授業であること。
  • 川劇の隈取りは日本の歌舞伎の隈取りと少し似ているなと思ったが、中国は赤が悪役で日本は赤が正義を意味するので真逆で面白いと感じた。
  • 中国の学校に部活がないことに驚いた。
  • 中国の学校の様子を知ることができたこと。
  • 四川省の紹介動画がとても印象的だった。自然豊かな環境や世界遺産、伝統料理を映像やクイズを通して楽しみながら、新たな知識として取り入れることが出来てよい経験になった。
  • 中国の学生の日本語がとても上手で、驚いた。
  • 同じ名前の学校行事で目的や内容が異なったこと。日本の修学旅行と中国の修学旅行は全然違った。
  • 日本では良い大学に進学しても将来安泰とはいえないが、中国では良い大学に入らないと将来がしんどくなるというのがとても驚いた。
  • 中国の学校生活について日本と全くことなっていて勉強がハードなこと。
  • 中国の学生とフリートークをしたときに、日本のアニメやゲームなどを私たち日本人よりも詳しく知っていたこと。

 (交流の様子)

 ■広島県の概要紹介

 広島県の概要紹介

 ■広島県の学校紹介

 広島県の学校紹介 広島県の学校紹介2

中国や四川省への印象の変化について

  • 想像以上に勉強に力を入れていることを知って驚いた。
  • 四川省の方は私たちに友好的で、日本に対し興味があることを知ることができた。
  • 四川料理とパンダだけくらいに考えていたが、自然は日本とは比べ物にならないぐらい壮大で、文化の彩りも日本とは違っていて行ってみたくなった。
  • 日常に感じていることや趣味は国が違っても年齢が近ければ似通っていることに気づき身近な存在に感じた。
  • 勉強ばかりしているようなイメージを少し持っていたが、アニメや漫画を見たり、いろんな趣味を持っていたりして、日本人と同じように楽しみもたくさんあるのだなと思った。
  • 前はイメージすら湧いていなかったが、生徒も発言力がとてもあって様々な分野に関心があって同じ高校生でも趣味も似ていたりして、四川省に行ってもっと直接交流したいという思いが強くなった。
  • 四川料理しか知らなかったが、四川省には自然遺産と世界遺産が合計5つもあり、行ってみたいと思った。
  • 豊かな自然や遺産に囲まれていて、また、中国の学生たちは思ったよりもさらに勉強に対して必死で大変だなと改めて思った。
  • 中国のことは大まかなことしか知らなかったので、学校は似ているのかなと思っていたが、イベント後は中国と日本には大きな差がある中で、伝統文化を大事にしているところは似ているなと思った。
  • 四川省が中国5位を誇る程の人口と面積を持っていることに驚いた。
  • 日本に留学する計画を立てる程日本を好きでいてくれ、今日の交流会でも話せる限り日本語で話してくれたことがとても嬉しかった。
  • パンダのイメージがほとんどだったが、大きくて、世界遺産もあり、素晴らしいところだと知った。
  • 食べ物のイメージが強かったが、他にも世界遺産などがあることがわかった。自然豊かで行ってみたいと思った。
  • 初めの印象は、四川料理、麻婆豆腐だった。しかし、チベットの雄大な自然、チベット族、イ族、チェン族といった多種多様な少数民族、5つの世界文化、自然遺産など、色濃い特色をもつ土地であることがわかった。
  • 中国の学生というと、はっきりこれといった印象がなかったが、勤勉というか、非常に大変な勉強をしていることがわかった。その勤勉さと根気強さを見習わなければならないと思った。
  • 日本のアニメや映画についてとても詳しいと思った。自分が知らない作品を知っていたりして驚いた。
  • 前は四川省について全く知らなかったが、たくさんのきれいな場所や文化があることを知って行きたくなった。
  • 中国のイメージは、経済が成長している国やパンダの生息している国などポジティブイメージと貧富の格差やマナーが悪いなどネガティブなイメージも持っていた。しかし、交流会を通して、中国は都市として発達している場所もあれば自然豊かな場所もあることや中国の方はとてもやさしい人が多いということがわかった。

 (交流の様子)

 ■広島県内中国人留学生の生活紹介

 広島県内中国人留学生の生活紹介 広島県内中国人留学生の生活紹介2

今回の経験を今後どう生かしていくか

  • 積極的なコミュニケーションや質問をすることでお互いに良い印象を与えたり、興味が湧くことが実感できた。この経験を新学期のクラス替えの時や海外の方との交流で活かしたい。
  • もっと他国の人とコミュニケーションを交わし心の距離を縮めていきたい。
  • 少しでも向こうの言語が喋られると交流がもっと楽しいものになると感じ、積極的に言語を学びたいと思った。
  • これから出会う様々な人とも恐れずに接したいと思った。
  • もっと中国のみんなみたいに勉強を頑張らないといけないと思った。高い目標を持っていて知識も豊富で日本語や英語なども学んでいた。周りの友達に今回の経験を共有したい。中国、そして世界の国々にもっと関心を持ち、言語や文化など、直接の会話を通して交流をしたいと思った。
  • 中国についてもっと知りたいと思ったし、中国に実際に行ってみたいと思った。
  • 異文化交流の際に相手の話や気持ちをしっかり考え、話を盛り上げられるようにしていきたいと思った。
  • 海外の方と交流した経験を活かし広い視野を持って生活したいと思った。
  • 沢山の人に自分の経験を話したいと思った。
  • 今までよりもさらに中国を知りたい、実際に行ってみたいという欲が強くなった。良くないイメージを持っている人が日本にはまだ沢山いると思うので、四川省だけでなく中国全体の魅力をアピールできるイベントを企画して、より多くの人に興味・関心を抱いてもらい、中国への留学や観光する人を増やしたいと思った。
  • 今回のこの経験を自信に変え、積極的に様々な人と交流したい。
  • 現地の生徒と話すことでより深く四川省のことを知ることができるとわかったので、ネットで調べるだけではなく、人に聞くという行為をもっと大切にしていこうと思った。
  • 中国人への印象を良い意味で再構築することが出来た。中国や他国の人との交流に役立てたい。また、通訳があったとはいえ、言語の大切さを改めて実感した。少なくとも、基本的な中国語の知識を身につけたいと思った。
  • 言葉の全く伝わらない人との会話に遭遇した際、どのように話をすれば良いのか、どのような手振りが良いのか、といったことについて考えていきたい。
  • 言葉が通じなくても、表情とかで通じるものもあると思った。そのため、どのような場合でも、人と意思疎通できるようになりたい。
  • けん玉の歴史や奥田元床・小由女美術館について問われたときに答えられなかったことがとても悔しかったので、まずはもっと広島のことについて勉強していきたいと思った。また、この交流でしったことを友達などに伝えたいと思った。
  • アドレスを交換した人たちと個人的にも関わってみたい。
  • 中国語を学んでみたいと思った。広い視野を得ることができたと思う。将来はたくさんの国の人とコミュニケーションを取ることができるようになりたい。

 (交流の様子)

 ■広島県の文化体験

 広島県の文化体験 広島県の文化体験2

 広島県の文化体験3

四川省高校生の感想(終了後アンケートから抜粋)

印象に残ったこと

  • 中国と日本の文化の違いを体験し、同じ志を持つ友人に出会い、交流を通じて日本文化を学び、日本語表現力を向上させることができ、とても忘れられない貴重な経験となった。
  • 学外の文化についても多くを学ぶことができた。
  • みんなの雰囲気がとても和気あいあいとしていた。
  • けん玉は自分にとても適していて、反射神経や筋肉を鍛えることができる気がした。
  • 世界を複数の目で見ることは、中国の優れた伝統文化を世界に発信する場でもあると強く感じたので、あらゆる知識と技術をしっかりと身につけ、自らの光を発信し、優れた発信者にならなければならない。
  • 広島に留学している中国人留学生の生活紹介。
  • 一番印象に残ったのは、けん玉の先生で、技術が高いだけでなく、とても明るい性格の方だった。
  • お互いに趣味を交換することが出来てとても楽しかった。勉強生活も共有することができた。
  • グループ通訳の中国人留学生が、気まずい雰囲気を和らげ、メンバー一人一人に熱心に注意を払ってくれた。
  • 学問、人生、理想や相手の国観などについて、活発に語り合う雰囲気はとても魅力的だった。
  • 日本語を母語とする人と初めて日本語でコミュニケーションをとることができた。
  • 日本への理解を深めることができた。
  • 皆とてもフレンドリーでコミュニケーションもスムーズに進み、お互いの意見を交換することができてとても良かった。

 (交流の様子)

 ■四川省の概要紹介

 四川省の概要紹介 四川省の概要紹介2

日本や広島県への印象の変化について

  • 広島のことはあまり詳しくなく、原爆が投下されたということしか知らなかった。広島の文化的景観や景勝地、おいしいものの名前やレシピを学んだ。
  • 広島がとても美しい場所であることを知った。
  • 広島県は文化遺産のあるとても美しい都市であること。
  • 今では広島の文化がとても豊かだと感じ、旅行に行きたいと思った。
  • 以前から日本が好きだったが、今ではもっと好きになった。とても魅力的な文化や風景がたくさんある。
  • 広島県の文化や生活への理解が深まり、また故郷についても改めて認識することができ、将来、広島へ旅行したいと考えるようになった。
  • 伝統文化や景勝地、新しい広島を歴史や地理など様々な側面から学び、広島の広大な文化と美しい自然を深く味わった。
  • 日本の伝統文化は、一見しただけではその内容が理解できないことがある。例えば、けん玉は決して諦めず、失敗を経験しながらしっかりと継続していく。熱血ドラマに参加しているような気分。
  • 広島への理解を深め、山と川に囲まれた美しい景観、素晴らしい人文文化、長い歴史を持つ場所であることを知った。

 (交流の様子)

 ■四川省の学校紹介

 四川省の学校紹介 四川省の学校紹介2

 四川省の学校紹介3 四川省の学校紹介4

 四川省の学校紹介5 四川省の学校紹介6

 ■グループワーク

 グループワーク グループワーク2

 今回の経験を今後どう生かしていくか

  • 外国語を学ぶ努力は、コミュニケーションを学ぶ上で非常に役立つ。
  • より日本についての理解が深まり、日本語への興味がさらに深まった。
  • 日本の文化や人間味あふれる魅力をさらに学ぶことができ、英会話の練習にもなる。
  • 日本語を学ぶことにもっと興味が湧いた。
  • 日本の高校生の生活についてたくさんのことを学んだ。日本に対して強い好奇心を抱くようになった。一生懸命勉強して、将来は日本に行くように努力する。もっと広い世界に目を向けよう。
  • 日本語能力が向上し、視野が広がった。
  • 広島への理解が深まり、知識が増え、国際的な友達もできた。将来外国人の友達と対峙するときも、より快適に、緊張せずにすむだろう。
  • 中国語以外の言語学習に焦点をあてたい。言語を理解し、コミュニケーションをとることは、世界文明間の交流を促進するための基礎だ。
  • 将来日本に留学したいという決意がさらに強くなった。日本からの友達もできたので、将来彼らともっと話したり共有したりするために、もっと日本語の勉強に励むようになった。
  • この経験を家族や友人にシェアしたり、文章に残したり、将来広島に行く機会があれば観光ガイドとして活用できる。
  • 初めて日本の文化や習慣を直接体験し、本物の日本人と直接コミュニケーションをとることができ、学んだことは今後の学習に大いに役立った。
  • 日本語学習において、ネイティブスピーカーと外国語でコミュニケーションをとる楽しさを体験でき、日本語を流ちょうに話すクラスメートが多いことと合わせて、学校での日本語学習の大きなモチベーションとなる。日本語を使うときは間違いを恐れずに、外国語学習は試行錯誤の連続だ。
  • 日本についての理解がさらに深まり、仲間との会話を通じで自分の欠点にも気づいた。
  • 言語を学びたいと思ったら、間違いを恐れずに大胆に話すべき。日本語を話すことに自信がついた。
  • 自分自身を表現し、物事を様々な角度から見るのに十分な勇気を持つこと。
  • もっと勉強して学力レベルを向上させ、できるだけ早く中国の外のより大きな世界をみてみたいと思った。

 (交流の様子)

 ■四川省の文化体験

 四川省の文化体験 四川省の文化体験2

 四川省の文化体験3 四川省の文化体験4

 四川省の文化体験5 四川省の文化体験6

集合写真

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