(公財)JKAの補助事業(競輪)により赤外分光分析装置を導入しました。
印刷用ページを表示する掲載日2017年12月25日
この度,公益財団法人JKAの補助事業(競輪)により,赤外分光分析装置を導入しました。企業の皆様の課題解決に活用して参ります。
装置の概要
- 本装置は,有機化合物やプラスチックの赤外線吸収波長を測定し,物質を特定する装置です。通常の透過法に加えて,物
- 質表面を測定するATR法,反射光をとらえる反射法の測定が可能です。また,顕微機能を有しており,0.05mm程
- 度の物質も分析可能で,測定化合物の分布を表示するマッピング機能があります。微小部測定が特徴であり,製品の異物
- 分析,不良原因測定,新製品開発などでの分析に利用できます。
仕様
・測定方法:透過法,反射法,ATR法に対応
・検出器(測定波長範囲)
マクロ:DLATGS検出器(7800-350cm-1)
顕微単素子:ミッドバンドMCT検出器(7800-600cm-1)
顕微16素子:リニアアレイミッドバンドMCT検出器(7000-650cm-1)