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研究成果・特許等について

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年6月28日更新

NEW!-特許「分析試料作成装置,及び分析試料作成装置の使用方法」が製品化-

 ~事故時の環境汚染を迅速に把握し,県民の安全・安心に貢献~ 

 事故等で汚染物質が河川等へ流出した場合,早急に汚染状況を把握することが重要ですが,水質検査には時間がかかることから,検査時間の短縮が課題となっていました。
 この課題を解決するため,従来の方法に比べ検査時間を大幅に短縮できる「迅速前処理カートリッジ」を開発し,特許を取得,この度,分析機器メーカーにより製品化・発売され,全国で使用可能となりました。

迅速前処理カートリッジの特長

 水質検査には,現場から採取した汚染水を分析機器で測定できる状態にするまでの「前処理」という工程があります。これまでは,前処理に4~5時間かかっていましたが,開発した「迅速前処理カートリッジ」を使用することで,高度な技術を要さず,前処理時間を10分程度に大幅短縮でき,汚染の有無を速やかに把握できます。

迅速前処理カートリッジ

製品情報

カートリッジ 販売元 : ジーエルサイエンス株式会社
 Cat.No.: 5010-50055

 矢印 製品情報はこちら (ジーエルサイエンス株式会社のページへ移動します)

特許権・出願特許について

 当センター保有の特許権及び出願中の発明(公開済み)のお知らせです。

 矢印 「分析試料作成装置,及び分析試料作成装置の使用方法」が製品化されました。(H29.4.17)new

 矢印細菌用迅速試験培地 (PDF 234KB)」が特許登録されました。(H28.12.9)new

 

特許番号

発明の名称

内容

共同出願

特許第4817311号
(H23.9.9)

貧酸素化水質環境の改善処理方法及び改善処理装置 (PDF 550KB)

貧酸素化水質環境に対してガス透過性膜を用いて気液分離界面を形成し,大気又は酸素含有ガスと貧酸素水との気液間で隔膜接触させ,貧酸素水中へ酸素を拡散供給又は浸透供給することを特徴とする貧酸素化水質環境の改善処理方法。

 

特許第5164101号
(H24.12.28)

被処理排水中のリン除去回収方法 (PDF 443KB)

産業排水又は都市下水等の排水環境中の溶存態リンと石膏を接触させる簡略手法により,難溶性リン化合物を生成し,排水(高濃度リン含有中間処理液)中のリンを除去し,かつ系外回収する。

 

特許第5328010号
(H25.8.2)

ノロウイルスの簡易高感度検出法 (PDF 443KB)

食品中のノロウイルスを迅速に検出するため,等温遺伝子増幅法であるNASBA法とRT-LAMP法を組み合わせた,厚生労働省通知法(RT-PCR法を2回繰り返す方法)と感度が同等で簡易な検査法。

 

消滅(H28.8.23)
特許第5344425号

石膏ボード中のアスベスト分析方法及び分析試料作製方法

石膏ボード中に含まれるアスベスト含有量を精度良く,安価にまた短時間に測定できるアスベスト分析方法及び分析試料作製方法。

 

特許第5424167号
(H25.12.6)

空気浄化装置

光増感色素の光増感反応により一重項酸素を発生させ,ウイルスを無害化し空気を浄化する空気浄化装置。

・広島大学
・(株)横田工業商会 

特許第5565853号
(H26.6.27)

シアン濃度簡易測定装置及びシアン濃度測定方法

現場でもシアン濃度を簡単,迅速に測定できるシアン濃度簡易測定装置及びシアン濃度測定方法。

 

特許第5700859号
(H27.2.27)

ウイルス不活化装置及びウイルス不活化方法空気中のウイルスを一重項酸素で不活化させるウイルス不活化装置及びウイルス不活化方法・広島大学
・(株)横田工業商会

特許第5863162号
(H28.1.8)

標的核酸の検出方法 (PDF 395KB)

1種類以上の核酸を同時に増幅させ,目視で識別することができる核酸の検出・識別方法。
(研究成果2 平成23年度受賞論文技術)

 

特許第5870717号
(H28.1.22)

石膏体中のアスベスト分析方法,アスベスト及び重金属類分析方法石膏ボードのような石膏を主成分とする石膏体に含まれるアスベストを精度良く,短時間で分析し,同時に有害金属類を迅速に定量できる分析法。
10

特許第5988240号
(H28.8.19)new

繊毛虫類駆除剤,繊毛虫類の駆除方法及び水質浄化剤 (PDF 739KB)人間や他の生物に対して影響が小さい植物由来成分を有効成分とし,繊毛虫類の駆除に高い効果を示す繊毛虫類駆除剤,繊毛虫類の駆除方法及び水質浄化剤を提供する。

 

11

特許第6052723号
(H28.12.9)new

細菌用迅速試験培地 (PDF 234KB) 

改良培地とマルチウエルプレートにより,細菌の性状試験を短期間で,複数の菌株を同時に検査できる試験法。

12特許第6040623号
(H28.11.18)new
脱臭材の製造方法汎用性に優れ,臭気成分の分解能が良好な脱臭材及び脱臭装置。・広島大学
・(株)横田工業商会
13

特許第5896305号
(H28.3.11)

分析試料作成装置、及び分析試料作成装置の使用方法 (PDF 684KB)

従来の方法とは異なる手法を用いて,少ない溶媒使用量で短時間内に試料水から有機化学物質を分離し分析資料を作成することができる分析試料作成方法,分析試料作成装置,及び分析試料作成装置の使用方法を提供する。
14

特願2014-45114
(H26.3.7)
特開2015-167919(H27.9.28)

重金属除去剤及び重金属除去剤を用いた重金属除去方法廃石膏ボードの廃石膏を利用し,リンを含む下水汚泥中間処理液から生成したリン酸カルシウム化合物を重金属除去剤として活用する技術。

研究成果1 -病原微生物の包括的同時検出法の開発-

 》 1-1 食中毒発生頻度の高い12種類の細菌・ウイルスを同時に7時間以内で検出する技術を開発しました。

 〇 検出できる12種の細菌・ウイルス

  • 細菌:病原大腸菌5種,腸炎ビブリオ,サルモネラ属菌,カンピロバクター,ウェルシュ菌
  • ウイルス:ノロウイルス,サポウイルス,アストロウイルス

 開発技術の内容 (PDFファイル 454KB)

 》 1-1-1 本技術の紹介論文が「平成25年度日本食品微生物学会論文賞」を受賞しました。

 〇 論文名:蛍光RT-Multiplex PCR法を用いた食中毒起因微生物の包括的検出
 受賞論文(日本食品微生物学会雑誌より)(PDFファイル 3.62MB)

 本論文は,食中毒の原因となる12種類の細菌及びウイルスを,PCR産物の蛍光色の違いにより容易かつ迅速に識別することが可能な包括的検査法を確立した優れた内容であると評価されました。

表彰状H25楯H25

 

 》 1-2 10種類の下痢症ウイルスを同時に検出する技術を開発しました。

 〇 検出できる10種のウイルス

  • ノロウイルスGI,ノロウイルスGII,サポウイルス,アストロウイルス,アイチウイルス,パレコウイルス,ボカウイルス,A群ロタウイルス,C群ロタウイルス,アデノウイルス

 》 1-2-1 本技術による食中毒等集団感染事例からの下痢症ウイルス検出状況の学会発表が「日本獣医師会獣医学術賞」「麻布大学『越智賞』」を受賞しました。

 〇 受賞研究:蛍光RT-MultiplexPCR法による食中毒等集団感染症事例からの下痢症ウイルスの検出

 本研究は,10種類の下痢症ウイルスについて,蛍光RT-MultiplexPCR法による蛍光色の違いにより,対象ウイルスを容易かつ迅速に識別できる包括的検査法を開発するとともに,集団感染事例からの下痢症ウイルスの検出を試みた内容が,それぞれの学会で高く評価されました。

 表彰状表彰状トロフィー

 日本獣医師会獣医学術賞.................................第88回麻布獣医学会「越智賞」
 「公衆衛生部門獣医学術学会賞」......................(H25.11.3)
 (H26.2.22)

 

研究成果2 -反応液の蛍光識別によるノロウイルス検出法の開発-

 》 2-1 反応液の蛍光を識別することで,ノロウイルスGIとGIIを同時に検査できるLAMP法を開発しました。

 〇 技術の内容

  • 検出対象とする微生物の核酸増幅反応後に試薬(クエンチャ―)を添加,UV照射により増幅された微生物の核酸を反応液の蛍光色で識別できます。この技術は広島県が保有する特許です。(特許第5863162号)

 PCR反応後 ⇒ 試薬(クエンチャー)を添加 ⇒ クエンチャー添加後

核酸増幅反応後のチューブ....................................................左から,ノロウイルスGI,GII,GI&GIIグループが入った検体
............................................................................................GIは緑,GIIは赤,GIとGII混合の場合は橙で識別される

 》 2-1-1 本技術の照会論文が「平成23年度日本食品微生物学会論文賞」を受賞しました。

 〇 論文名:蛍光消光現象を利用したDuplex RT-LAMP法によるノロウイルス遺伝子グループIおよびIIの同時検出および識
 受賞論文(日本食品微生物学会雑誌より)(PDFファイル 3.13MB) 

 本論文は,増幅した複数の遺伝子を視覚的に識別する方法を開発し,オリジナリティのある優れた内容であると評価されました。

賞状盾

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