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動物由来感染症にご用心

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年7月4日更新

※2003年8月に作成した内容です。

動物由来感染症は,動物からヒトに感染する病気です。

2001年12月に松江市の観光施設の鳥を感染源として多数の患者が発生したオウム病は,まさにこれにあたります。 その他にもQ熱やパスツレラ症,現在アメリカで大問題となっているウエストナイル脳炎や狂犬病など,いろいろな病気があります。

最近ではペットを室内で飼うケースが増え,ペットとヒトとの距離が近くなり過ぎてしまったために,ペット由来の動物由来感染症にかかってしまうなどの例が多く見られます。また,海外からペット用として様々な野生動物が輸入されており,このことが新たな動物由来感染症の発生原因となる可能性が問題視されています。2003年2月には「ペスト」の国内への持ち込みを防止するために,「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行令」が改正され,プレーリードッグが輸入禁止となりました。プレーリードッグについては,2003年5月から6月にかけて,アメリカ合衆国内でこれを感染源とするサル痘が発生しています。これまでにアメリカ国内でサル痘が発生したことは無く,原因はプレーリードッグを販売したペット店がアフリカから輸入したげっ歯類であり,店内でこれらからサル痘ウイルスがプレーリードッグに感染し,プレーリードッグを購入した人がサル痘になってしまったと推測されています。

現在,毎年たくさんの方が海外を旅行されていますが,外国には国内に存在しない病原体を持っている動物がいることに注意してください。例えば狂犬病は日本では40年以上発生していませんが,毎年患者が発生している国はたくさんあります。海外旅行中に動物と接触する場合には注意が必要だと覚えておいてください。

動物由来感染症は,動物と適度な距離を取って付き合うことで,かなり予防することができます。

わかりやすい読み物

「ペット溺愛が生む病気 -しのびよる人畜共通感染症-」

荒島 康友 著 講談社ブルーバックス (2002年 刊)

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