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保健研究部:貝毒等

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年12月1日更新

 貝毒の試験検査

 広島県内で採取される貝類(二枚貝)の貝毒による食中毒を未然に防止することを目的として,本県の貝毒対策実施要領に基づいて麻痺性貝毒と下痢性貝毒の検査を行っています。

貝毒とは

 カキ,アサリ,ムラサキイガイなどの二枚貝が持つ自然毒のことで,食中毒の原因となることがあります。代表的な貝毒には「麻痺性貝毒」や「下痢性貝毒」があります。
 二枚貝はプランクトンを餌としていますが,これらのプランクトンの中には麻痺や下痢を引き起こす毒を持つものがあります。このような有毒プランクトンが発生すると二枚貝はこの毒を蓄積して毒化します。
 毒量の表示にはマウス単位(MU)が用いられ,1MUとは,麻痺性貝毒では,体重20gのマウスを15分間で,下痢性貝毒では体重16~20gのマウスを24時間で死に至らせる毒量です。
 国の定める規制値は麻痺性貝毒が4MU/g,下痢性貝毒が0.05MU/gです。

貝毒出荷規制解除の流れ

 貝毒原因プランクトン

赤潮貝毒情報

  麻痺性貝毒の主な原因プランクトンはアレキサンドリウム・タマレンセ,下痢性貝毒の主な原因プランクトンはディノフィシス・フォルティです。広島湾では,毎年3~5月(水温11~16℃)に麻痺性貝毒原因プランクトンが発生します。

麻痺性貝毒原因プランクトン
麻痺性貝毒原因プランクトン アレキサンドリウム・タマレンセ

下痢性貝毒原因プランクトン

下痢性貝毒原因プランクトン ディノフィシス・フォルティ

  貝食中毒の主な症状

麻痺性貝毒
 食後30分程度で口唇,舌,顔面のしびれを生じ,四肢の末端に広がるとともに麻痺に変わります。重症の場合は運動失調を起こし,呼吸麻痺で死亡することがあります。症状はフグ毒によく似ています。

下痢性貝毒
 食後30分から4時間以内に下痢(水様便),嘔吐,吐き気,腹痛の症状を生じます。発熱がないことでビブリオ中毒と区別できます。ほぼ3日で回復し,今までに死亡例はありません。

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