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不妊相談Q&A

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年10月1日更新

項目一覧

Q1 不妊とはどのような状態をいいますか?

妊娠を望み,自然な性生活を1年以上営んでいるにもかかわらず妊娠しない状態を不妊といいます。
避妊をしないで,妊娠できる割合は,通常結婚1年以内で70~80%,2年以内で80~90%と言われています。ちなみに結婚3年目以降に自然妊娠する割合は5%と言われています。

また,妊娠はするけれど,流産や死産をくり返してしまう状態を不育症といいます。

Q2 どのくらい妊娠しなければ受診した方が良いですか?

避妊せずに自然な性生活をおくっていて,1年たっても妊娠しなければ受診した方がよいかもしれません。
年齢が高くなればやはり妊娠の確率は低くなります。女性が35歳以上の方の場合は,早めの受診をお勧めします。

Q3 不妊の原因はどういったものがありますか?

不妊に悩むカップルのうち,約1割程度は,その原因がはっきり分かっていません。
残りの9割についても,男性側の原因が3分の1,女性側の原因が3分の1,男女双方の原因が3分の1と言われています。

 【女性の場合】○排卵がうまくいかない ○卵管の機能がよくない    ○うまく着床できない ○精子の運動を妨げてしまう など
 【男性の場合】○精子の数が少ない ○精子の運動能力が低い    ○精子が外に出てこられない○勃起,射精ができない など
 【男女双方】○強いストレスがある ○性感染症にかかっている  ○極端に肥満している など

Q4 どのような検査が行われますか?

女性側では,基礎体温測定,ホルモン検査,子宮卵管造影検査,子宮鏡検査,経膣超音波断層検査など,
男性側では,精液検査(濃度,運動率,正常形態率)などがあります。
そのほか,性交後試験(フーナーテスト),抗精子抗体検査などがあります。
受診の際には,2~3か月位の基礎体温の記録などを持参されるとよいでしょう。

Q5 どのような治療法がありますか?

原因により治療法も様々ですが,一般的な不妊治療として,タイミング指導,排卵誘発,各種ホルモン療法,人工授精などがあり,男性不妊に対しては,薬物及び手術療法,女性不妊に対しては,子宮や卵管の手術療法が行われる場合もあります。これらの治療で妊娠しない場合には体外受精・顕微授精などを行います。

Q6 不妊治療を受けたら,どのくらいの確率で妊娠できますか?

妊娠する確率は,不妊の原因や年齢などにもよりますが,一般的には,一般不妊治療(各種ホルモン療法,人工授精,子宮や卵管の手術療法,男性不妊に対する薬物,手術療法など)では2年~3年のうちに40~50%の方が妊娠します。
また,体外受精による妊娠率は,20~30%程度と言われています。

Q7 どの医療機関を受診したら良いですか?

産婦人科を受診し,医師に相談してみましょう。不妊を専門としている病院もあります。
男性の場合も,産婦人科で検査を受けられますが,治療が必要な場合は泌尿器科を受診するのが一般的です。

Q8 検査や治療の費用はどのくらいかかりますか?

不妊に関する検査や治療に関しては一部が医療保険の適用外になっており,医療機関によって異なります。
また,検査・治療内容によっても,異なりますので,受診される医療機関へ問い合わせてみてください。

不妊治療の区分ごとの自己負担額の目安は次のとおりです。
自己負担額の目安
 ※治療等にかかる費用は個人毎や医療機関によっても差がありますので,あくまで概算の目安としてください。

Q9 不妊治療に公費助成はありますか?

広島県では,2つの助成制度を設けています。

1 不妊検査・一般不妊治療費助成事業

 夫婦そろって不妊検査を受けた場合に,不妊検査・一般不妊治療費の一部を助成します。
 詳しくは,こちらをご覧ください ⇒ 不妊検査・一般不妊治療費助成事業

2 不妊治療支援事業(特定不妊治療に対する助成)

 体外受精や顕微授精を受けられた場合に治療費の一部を助成します。
 詳しくは,こちらをご覧ください。⇒ 不妊治療助成事業

県内の市町の不妊治療に対する助成制度はこちらをご覧ください。
 ⇒ 不妊検査・一般不妊治療費助成事業

Q10 医療機関に受診する前に,どこか相談できるところがありますか?

広島県では,不妊専門相談センターにおいて,不妊に関する医学的・専門的な相談や,不妊による心の悩みなどについて,医師・助産師などの専門家が相談をお受けしています。
相談は無料です。お気軽にご利用ください。(詳細はこちら⇒広島県不妊専門相談センター


不妊には多くの原因が考えられ,治療方法も様々です。
まずは,医師に相談し,不妊の原因や治療方法について相談してみましょう。

また,不妊治療を受けても必ず妊娠・出産できるわけではありません。妊娠しても残念ながら流産してしまうこともあり,悩みながら治療を受けている方が少なくありません。

不妊治療に取り組むかどうか,どの方法を選択するかについては,ご夫婦でよく話し合って決めていくことがとても大切になります。

★★ 疑問なことがありましたら,お気軽に不妊専門相談センターにご相談ください。 ★★


 ◎監修:広島県産婦人科医会常務理事 絹谷産婦人科 絹谷正之院長(広島県不妊専門相談センター協力医)

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