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「ひろしま」ブランドの価値向上に向けた取組方針

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年6月17日更新

広島県は,平成26年2月に,「ひろしま」ブランドの価値向上に向けた取組方針を作成しました。

 この取組方針は,ひろしまの国内外での認知・評価を高めることで,魅力ある地域として「選ばれる」ための,効果的な取組の方向性などをまとめたものです。
 取組方針に基づき,今後,「個々の有益な地域資産」と「地域全体のイメージアップ」の大きな括りで施策を展開することにしています。

取組方針 もくじ

1 取組の目的

2 「ひろしま」ブランドを取り巻く現状と課題について

3 「ひろしま」ブランドが目指す姿について

4 「ひろしま」ブランドの価値向上の取組について 

5 ブランド評価の考え方について

「ひろしま」ブランドとは

広島県の魅力ある観光地,特産品,歴史や文化,自然,産業など,

数多くの地域資産から連想されるイメージの総体。

 

 

1 取組の目的

○ 「ひろしま」の国内外での認知・評価を高めることにより,魅力ある地域として「選ばれる」ようになること

○ 地域のイメージアップとの相乗効果により,県内の地域資産の「付加価値」を高め,持続的な「地域経済の活性化」へつなげること

○ 上記を通じ,ひろしまに生まれ,育ち,住み,働く人々に,地域の良さを再認識してもらい,「地域に対する愛着・誇り」を高めること

2 「ひろしま」ブランドを取り巻く現状と課題について

(1)現状

○ 平成24(2012)年度に実施したブランド調査等の結果として,
・ 「ひろしま」のイメージの現状としては,確かに知名度はあるが,限定的である。
・ 観光地,特産品,歴史や文化,自然等,個々の資産は魅力的だが発信が分散され,その魅力を伝えきれていない。

(2)本県が多くの人々に「選ばれる」地域になるための課題

○ 伝えたい「ひろしま」の目指すイメージは何か
○ そのイメージを伝えるために,個々の資産の価値向上の取組に加え,それらを,全体としていかに「統一感」をもって推進していくのか

3 「ひろしま」ブランドが目指す姿について

(1)「ひろしま」ブランドの体系

  taikei
 

(2)体系化に向けたプロセス(作業工程) 

○ 地域資産の棚卸し
~ 主に県外から見た場合,差別化され,優位性があり,地域全体の評価を高めることが期待できる地域資産
○ 6つの「有益な地域資産等から導かれる「ひろしま」の可能性」を整理
~ 平成24(2012)年度の調査結果や,市町・有識者等の意見による
○ 4つのコンセプトを作成
~ 6つの可能性をストーリー化の視点によって編集
○ ブランド・ステートメントをとりまとめ
~ 4つのコンセプトの総体を言葉化

process

(3)コンセプト

 1 自然と都市が融合した暮らし  

 
ひろしまは,多彩な機能を持つ100万都市を有しながら,ヒスイ色にきらめく瀬戸内の海や美しい島々,優しくなだらかな山々など豊かな自然が身近にあり,四季折々にバラエティに富んだアクティビティも楽しめる, 自然と都市が融合した地域です。
   また,ひろしまは,古代からの重層的な歴史を物語る,世界的に魅力ある資産を多数有しています。万葉の昔から海外に開かれた瀬戸内の交通の要衝として発展し,かつて海洋国家構築を目指し,
  日宋貿易を本格化させるなど,起業家精神を発揮し,新たな瀬戸内航路を開拓した平清盛の活動拠点であった嚴島神社や,毛利氏による中国地方制覇の足がかりとなる古戦場のある宮島。中国・朝鮮半島との貿易や北前船などの海上物流によって発達した中世の港町としての面影が,風情ある古い街並みとして数多く現存する御手洗,尾道,鞆の浦,山間部を中心とした農耕文化を象徴する花田植や神楽など,枚挙に暇がありません。さらには,明治以降,ハワイやアメリカ本土,南米などに,日本一多くの移民を送り出してきた県であったことなど,県民性として受け継がれる新しい環境へのチャレンジ精神とも結びつき,その時々の時代に応じて存在感を示してきた地域でもあります。
ひろしまは,こうした多種多様な資産を活かし,これからの世代が望む,自然と都市が融合した質が高くバランスの良い暮らしを満喫しながら,自己実現に向け日本にとどまらず世界にも挑戦していくといった,「ひろしま」型のライフスタイルの実現を支援することで,世界中から多くの人々を惹きつける豊かな地域となることを目指していきます。

≪コンセプトに結び付いた地域資産≫

瀬戸内海の多島美,サイクリングの聖地,手軽に楽しめる海遊び, 新しい内海の楽しみ方,世界遺産 嚴島神社,平清盛が愛した広島,水軍, 江戸時代の港町,御手洗・木江,古からの交易都市, 鞆の浦,坂のまち尾道,安芸の小京都竹原, 滝と渓谷の中国山地,毛利元就と広島城,手軽に楽しめる山遊び,花と果実の世羅高原,花田植と神楽,武将茶人上田宗箇が作庭した縮景園,都心の川と緑,路面電車の走る街,中国四国地方唯一のプロ交響楽団,古い建物のリノベーション,広島の建築,地域の多彩な年中行事,生物の多様性,都市と自然の近接性,温暖で災害が少なく暮らしやすい, 何でもある,オールマイティ,多彩な才能を育んだ地,トップスポーツチームの宝庫 

2 平和への希望が集う場所

 ひろしまでは,日々の暮らしにおいて,平和の大切さ,尊さを学び,考えています。また,この地は,ひろしまの人々のチャレンジ精神に支えられた復興への確信と未来への希望に満ちた絶え間ない努力で,緑あふれる魅力的な地域へとめざましい発展を遂げ,国,地域等を問わず世界中から多種多様な人々が訪れています。
ひろしまという存在が有する強い発信力・求心力を将来に活かすため,世界中のだれもが,その実現を願う普遍的な価値である「平和」をテーマに,関連する空間や場などにおいて,様々な発信が行われることにより,平和への想いを,世界中の多くの人々と共有していくことを目指していきます。

 ≪コンセプトに結び付いた地域資産≫ 

世界から見た広島,未来の平和活動について,GWを彩る広島の祭り,フラワーフェスティバル,路面電車の走る街,広島の建築,旧海軍の要衝,呉・江田島,福山ばら祭 

3 内海と山々が織りなす食文化

ひろしまは,瀬戸内の豊かな自然によって育まれた魚介類,柑橘類,果物,畜産物,日本酒やワイン,塩など良質な食材の宝庫です。自然と都市,生産者と消費者が近く,新鮮な食材そのものの風味を活かした料理を提供している店が多いのも特徴です。また,古くは江戸時代に朝鮮通信使を最高の料理でもてなしたことなど,多くの人々と食を通じての人的交流が育まれた土壌もあります。さらに,戦後の焼け野原から人々が立ち上がろうとする中で,「一銭洋食」をルーツとし生まれたソウルフード,お好み焼きもあります。
ひろしまの食材や歴史ある郷土料理,個性ある逸品を生む自然を守り,次世代に伝えていく視点を大切にしつつ,食材だけでなく,料理の魅力を引き立てる日本酒やワイン,ひろしまならではの雰囲気など名脇役を活かして,気軽に,かつ独創的に提供したり,住む人や世界中から訪れる人が豊かな食体験ができる場づくりなどを通じて,味わい深い食文化を築くことを目指していきます。

 ≪コンセプトに結び付いた地域資産≫ 

広島の山里の幸,広島のフルーツ,広島牛,備北のワニ料理,日本一の瀬戸内広島レモン, 温暖な瀬戸内のかんきつ,酒どころ広島,広島の地ワイン,広島かき,瀬戸内の変化に富んだ潮流によって育まれた魚介類,瀬戸内の海産物,瀬戸内ならではの多彩な調味料,広島の食材を活用した魅力的なレストラン,もみじ饅頭,ご当地ラーメン尾道ラーメン,広島人のソウルフードお好み焼き

 4 創造性あふれる次世代産業

   ひろしまには,江戸時代末期まで盛んだった「たたら製鉄」や,中世の海洋交通の発達により継承・発展してきた造船などの技術的集積を中心としたものづくりの土台があります。軍需産業の発展と共に日本中の優秀な人材や技術が集まり,高度な技術を伝承しながら時代のニーズに対応した多様な産業を集積したことが,戦後の奇跡的な復興の背景にあります。その独特の産業集積は,鉄鋼,造船,自動車,繊維,木工,食品加工,サービス業など様々な分野において,独創的なビジネスモデルや製品の開発などで世界的に活躍する企業を多数生み出しました。
   これまでも独創的・先駆的なアイディアを次々に生み出してきたことなど,県民性として受け継がれるチャレンジ精神を原動力の一つとし,イノベーションを創出し続ける中で,それに惹きつけられるように多様な人材が世界中から集い,さらなる創造的な環境が醸成されます。そこで培われた発想力・開発力を活かし,次世代の発展に寄与する,これ

 ≪コンセプトに結び付いた地域資産≫    

マツダなど広島発の企業, マツダ車,継承されるものづくり文化,世界が注目する熊野化粧筆 
      ※自動車にとどまらず,鉄鋼,造船,繊維,木工,食品加工,サービス業など多様な産業集積がある。

(4)ブランド・ステートメント(「ひろしま」ブランドが目指す姿の全体像を表現したもの)

ア ブランド・ステートメントの構造

  brandstatement

     イ 考え方

     ひろしまは,多種多様な魅力ある資産に恵まれ,創造的な価値を生み出すことができる場所です。
     そこには,多様な4つのコンセプトがあり,それらが人々の平和への想いを絆にして互いに連関していくことで,ひろしま らしいストーリーを紡ぎあげ,未来を見つめ,世界へ開かれたグローバルな地域になっていくことを目指します。

   ウ ブランド・ステートメント(案)

        ひろしまは、自然と都市が織りなす、多彩な魅力が心地よく調和したところです。
     ヒスイ色の穏やかな内海と島々、新緑や白銀に輝く山々。
     身近な自然が、人々の暮らしをやさしく包んでいます。

     四季のうつろいの中で、歴史や伝統、文化、豊かな食が育まれます。
     また、開放的な雰囲気の中に、未来を切り開く産業が広がっています。

     わたしたちは、平和への想いを持ち、これらの魅力を、
     ひろしまに集う世界中の人々とともに、未来へ向かって発展させていきます。

     ※ブランド・ステートメント(案)は,今後議論を重ねて確定する予定。

(5)「ひろしま」ブランドが目指すイメージ(未来予想図)

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4 「ひろしま」ブランドの価値向上の取組について

(1)基本的な考え方

  ○ コンセプト等を踏まえて,「地域全体のイメージアップ」と「個々の有益な地域資産の価値向上」という2つの大きな括りで施策を展開し,全体として「統一感」のある取組を進めていく。
  ○ 県をはじめ,市町,個々の有益な地域資産に関わる主体,県民等との間で,目的・取組の方向性を共有化するとともに,価値向上に向けて,それぞれの主体的な取組を促進する。

(2)施策展開の考え方

  ○ 地域ブランドの価値向上のためには長期的な取組が不可欠であることから,おおむね10年程度のスパンで考える必要がある。
  ○ 短期(1~2年)を「共有・醸成」期,中期(3~5年)を「共創・拡散」期,長期(6~10年)を「発展・確立」期とし,それぞれ取り組むことが想定される。
  ○ 短期においては,購買・来訪意向を高めるような施策を中心とし,中期以降は,次第に交流促進,居住促進に資する施策を組み合わせながら展開することが望ましい。

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(3)ブランド・ステートメントによる地域のイメージアップ

○ ブランド・ステートメントを簡潔に表現したロゴ,スローガンを作成し,対外的な発信文書等において積極的に活用することを検討する。
○ 「ひろしま」ブランドに関する情報を効果的に認知してもらうため,国内外の多くの人々との間の情報接点(コンタクトポイント)を設け,目的に応じて、適切なメディアや効果的な手法を活用する。

(4)コンセプトによる地域のイメージアップ及び地域資産の価値向上

○ 4つのコンセプトに沿ったストーリーや世界観を,一貫性を持って国内外の人々に対して発信していくことを通じて,ひろしまの地域イメージを効果的に高めていく。
○ 各コンセプトの作成段階で棚卸しした地域資産を対象とし,コンセプトを具現化するために個々の地域資産の価値向上に取り組む。
○ 個々の地域資産に係るプロモーション等においても,コンセプトのストーリー等を関連付けて発信する。
 ※コンセプトごとに,具現化するための課題と,県として今後事業展開につなげていくための取組方向を整理

5 ブランド評価の考え方について

(1)評価の考え方

 ブランド構築には,中長期的なスパンでの取組が必要であり,「短期的視点」での観測が可能な項目と,「中長期的視点」での観測が必要な項目とに切り分けた上で,最適なタイミングで評価する必要がある。
   【短期的視点】
      毎年実施するプロモーション施策などによって,調査結果に変化が比較的表れやすいと想定されるため,毎年調査する項目 ⇒ プロジェクト認知(ロゴ認知度,認知経路,メディア露出度など)
    【中長期的視点】
     プロモーション施策以外の要因の影響も受ける地域全体のブランド評価のため,1年程度の短期的なスパンでは調査結果に変化が表れにくいと想定される項目
      ⇒ 基本指標(来訪意向,購買意向,資産認知など),ブランド指標(ブランド連想,体験価値評価など)

(2)成果の検証

○ 評価指標等に照らして,以下のような比較により成果を検証しながら,適宜,見直しや精緻化を図る。
 ➢ 広島県単独での経年比較やターゲット比較
 ➢ 広島県と同様に大都市圏に隣接しない魅力的な地域と比較
○ また,必要に応じて,取組の内容や手法を変更するなど,ブランドのメンテナンス(改善・再構築)を行うことも考えられる。

 資料

「ひろしま」ブランドの価値向上に向けた取組方針 (PDFファイル)(5.61MB)

ひろしまブランドコンセプトブック(試案) (PDFファイル)(1.65MB)

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