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アダピィの県道探索

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年4月19日更新

adapy「広島県アダプト制度」マスコットキャラクター アダピィ

道路というのは,自動車が走ったり,人が歩いたりするための構造物です。

でも,ここでは,ちょっと別な角度から道路を見てみましょう。

すると,地域の風景に溶け込み,そこで暮らす皆さんに親しまれている場所も見つかります。

ここでは,そのような場所を含め,道路についての色んな情報を掲載します。

和む・憩う

花咲ジイバアの会

花咲ジイバアの会(庄原市東城町三坂)は,6年前から地元の里山に群生した山桜の保護活動を行っています。巻きついたツルを取り,下草を刈った結果,山桜はこれまで以上に花を咲かせるようになりました。既にテレビや新聞などにも取り上げられ,三坂地区は新たな桜の名所として注目され始めています。

さて,花咲ジイバアの会は,平成23年4月にアダプト活動団体に認定。県道三坂手入(みさかてにゅう)線で清掃・草刈りを行っています。また,道路下の法面に生えた樹木の伐採にも取り組んでいます。これで視界がパッと開け,道路からも元気になった山桜を楽しんで見てもらうことができるようになりました。これは,新しいタイプのアダプト活動といえそうですね!

写真は現地の状況です。道路から満開の山桜を見ることができます。車から降りて,ゆったりと山桜を見れば,気分も安らぐでしょう。

桜の状況

道路下は,かなりの急斜面。ここに生えた樹木の伐採は大変です。

法面の樹木伐採

草刈りの状況です。

草刈り

帝釈峡一帯は※カルスト台地になっており,三坂地区にも※ドリーネがあります。写真の「仁吾」とは,地元ではドリーネのことを指します。渦を巻いた形状のドリーネを,龍が昇ることに見立てて龍ヶ仁吾という名称がついたとのことです。三坂地区には,伊吾仁吾、赤仁吾など,仁吾の名のついた地形がいくつかあります。

カルスト地形

カルスト台地と山桜が重なれば,とても調和した,よい風景となるでしょう。

※カルスト台地:石灰岩などの水に溶けやすい岩石で構成された大地が,雨水、地表水,地下水などによって浸食されてできた地形。

※ドリーネ:カルスト台地にできたすり鉢状の凹地

上湯川自治会

庄原市街地から高野町に向かって国道432号(竹原市~島根県松江市)を北へ進むと,王居峠(おいだお)に差し掛かります。この峠は,承久の乱後,鎌倉幕府により隠岐へと流された後鳥羽上皇が立ち寄ったとの言い伝えがあり,「王居峠」の名前が付いたとのことです。

さて,平成9年に開通した王居峠トンネルを通り抜けると,歩道にたくさんのプランターが並んでいます。

写真は,平成28年10月14日に撮影。プランターに咲いた色とりどりの花々が,のどかな里山の風景を背景にして,とても鮮やかです。

美化

このプランターを設置したのは高野町上湯川自治会の皆さんです。上湯川自治会は,平成16年にアダプト活動団体に認定,長年にわたり道路の清掃・美化活動を行っています。

集合写真

プランターへの花植え作業はみんなで協力し合って行います。

 活動1

美化2

走行中,歩道の花を見ると,人の“温かみ”を感じます。まるで,「ようこそ,高野町へ」と“おもてなし”を受けたような気持ちになりますね。

県道中領家庄原線と桜並木

平成11年1月18日,県道中領家庄原線道路改良事業(庄原市東本町上野池)が竣工しました。

この時,庄原市上野池の湖畔に沿って新たに歩道が整備されました。庄原上野公園といえば桜の名所。このため,たくさんの桜の若木が歩道に植樹されました。

さて,時の流れを見てみましょう。

写真は,平成11年1月に撮影されたものです。

改良工事

あれから,18年が経過。桜の若木は大きく成長し,みごとな桜並木となりました。

桜並木

次に,季節の移り変わりを見てみましょう。

写真は,平成29年1月16日に撮影。この冬,初めての大雪です。桜並木の歩道も雪化粧しています。

歩道雪景色

桜並木の歩道から庄原上野公園の赤い鳥居を撮影。まるで雪国のような趣がありますね。

上野公園

次の写真は,平成29年4月13日に撮影。春になり桜は満開です。

歩道

赤い鳥居

春陽の候,桜舞う中,桜並木の歩道を散策すれば,きっと清々しい気分になることでしょう。

気付く・驚く

(有)タイヤショップ徳永

(有)タイヤショップ徳永(庄原市上原町)は,平成24年3月にアダプト活動団体に認定。県が管理する国道183号(広島市~鳥取県米子市)で清掃活動を行っています。

写真は,平成28年7月29日の朝,撮影。毎朝,道路を清掃しています。箒(ほうき)を使って清掃するのが特徴です。そのため,道路はとてもキレイです。

清掃中

 歩道にも車道にも,砂ひとつ落ちていないとは,驚きです。

キレイな道路

活動場所に設置されたサインボードです。

sainboudo

Q 活動を始めたきっかけは? 

A アダプト認定を受ける2年くらい前に道路の拡幅工事がありました。道路が広がってキレイになったので,ずっとキレイなままで,ということで,そこ頃から清掃を始めました。(社長)

Q 毎日続ける理由は?

A 毎日続けると,少しのゴミで済みますしね(笑)。それに,最初はたくさんゴミがありましたが,毎日清掃するとゴミを捨てる人が少なくなりました。特に,毎日ここを通る人は絶対捨てません。(社長)

Q 今後は?

A できる限り,続けていきたいですね。(社長)

県道と八国見山

庄原市内には比婆山や道後山など名立たる山々があります。ここでは,口和町宮内にそびえる八国見山を取り上げます。

庄原市街地から口和町を通って高野町へ行ってみましょう。県道庄原作木線を北に向かって走ると右方向に“おにぎり”のような山が見えてきます。三角形をした稜線がとても印象的です。この山は,昔,頂上から八つの国が見渡せるということで,「八国見山(やくにみやま)」という名前がついたとのことです。

八国見山

県道は,ずっと八国見山に向かって続いています。

八国見山2

県道は,庄原作木線から新市三次線へと変わりましたが,依然として,八国見山は前方にそびえています。

八国見山3

八国見山は,まるで襖絵のようですね。

知る・学ぶ

 中国地方で一番高い鉄橋

ここでは,JR芸備線について触れてみます。庄原市街地から西城町まで,西城川に沿って国道183号と芸備線が並走します。国道183号を北へ進むと,西城町小鳥原に着きます。(小鳥原は「ことりはら」と書いて「ひととばら」と読みます。)

小鳥原で最初に目に入るのは,ごく普通の鉄橋です。建築限界(道路の高さ方向の制限)4.5mをクリアーした程度の高さです。ここから鉄道はぐんぐん山を登っていきます。

鉄橋1

国道183号をしばらく北へ進むと,突然,歴史を感じさせる古びた鉄橋が現れます。これは小鳥原第二鉄橋です。山々の「緑」と鉄橋の「赤」とが調和してとても印象的です。

鉄橋2

さらに北へと進むと,小鳥原第一鉄橋が見えてきます。これは中国地方で一番高い鉄橋として有名です。高さは30m,マンションであれば10階建てくらいになります。重量感があり,威容を誇っています。

鉄橋3

詳細はコチラ⇒ひろしまの魅力再発見 ひろしま文化大百科

それでは,ちょっと目線を変えて,列車の車窓から見てみましょう。

車窓から

線路はまるで宙に浮かび,山並みの中に吸い込まれていくかのようですね。


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