井仁口川砂防堰堤が完成（平成26年12月）
印刷用ページを表示する掲載日2015年2月9日
平成26年12月に山県郡安芸太田町中筒賀の井仁口川において，砂防堰堤が完成しました。
井仁口川（イニクチガワ）砂防堰堤は，一級河川太田川水系筒賀川の支川である井仁口川に計画され，平成24年3月から工事を進めてきましたが，この度，完成しました。この整備によって，人家や県道などを土砂災害から守り，地域の安全・安心なくらしの向上を図ることができます。
なお，この砂防堰堤の型式は，透過型であり，生態系などの環境に配慮した構造となっています。
なお，この砂防堰堤の型式は，透過型であり，生態系などの環境に配慮した構造となっています。
事業概要
事 業 名：井仁口川及び支川通常砂防事業
事業箇所：山県郡安芸太田町中筒賀（下図参照）
事業概要：透過型砂防堰堤 １基（H=12.0ｍ，L=45.0m，V=2,200m3）
事 業 費：約1億7千万円
事業期間：平成22年4月～平成26年12月
透過型の砂防堰堤
通常時は流れてくる土砂は貯めずに下流に流し，土石流が起きた場合にだけ土砂や流木をとめる効果があります。また，砂防堰堤により動物などの行き来が遮断されないことや，小洪水では土石を堆積させないため下流に安定した土砂供給が行えるなどのメリットがあります。
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