お好み焼き(広島市)
印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日
お好み焼きは広島の味で,広島っ子には昔から人気のある食べ物です。最近は,冷凍食品にもなり全国で販売されるなど人気は高まっています。
お好み焼きは,戦前,「一銭洋食」の名で親しまれていたものが工夫を加えられ,現在の形になりました。
[焼き方]
- 水ときの小麦粉を鉄板の上にクレープ状に薄く丸く伸ばす。
- 粉ガツオ,キャベツ,モヤシ,豚肉,イカ,エビなどの具を山盛りにする。
- 好みでそばやうどんを加え,裏返して蒸し焼きにする。
- 火が通ると専用ソースをたっぷりかけ,青のりを振る。
[専用ソース]
まろやかな味や焼けたときに香ばしさを出すため,塩分や酸味を押さえるなどの工夫が重ねられて,完成したといわれています。
[お好み村]
広島市中心部のビルの中にある「お好み村」は,気軽に行けるとして,広島を訪れた観光客に人気があります。
現在では,冷凍食品として,広島のみならず東京,大阪のスーパーなどに置いてあるほか,JR,空港などで観光客への土産物としても販売されています。