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制御技術科

印刷用ページを表示する掲載日2018年4月10日
  • 生産ラインのシステム全般を理解した人材を育成します。

授業目標

電気・コンピュータ制御について専門的な知識・技能を習得し,製造ラインの設計・改造・保守等が行える電気技術者を育成します。
実習風景 制御技術科の様子

授業概要

さまざまな現場で使われる制御技術に対応できる人材を育成します。
自動車や家電製品の制御で用いられるマイコン制御や工場の自動化機械や自動組立てラインの制御に用いられるPLC(Programmable Logic Controller)制御などについて学習します。

(1)動かしたい物を作る!ハードウェア設計能力の習得

  • 機械の機構や機器の構成を学習し、続いて設計の方法を学びます。また、電気・電子に関する知識や配線技能を学びます。

(2)プログラムをつくり制御する!ソフトウェア作成能力の習得

  • FAラインの設備を自動で動作させるために必要な制御方法について学習します。また、マイコンの制御方法についても学習します。

(3)自分の実力を「より確かに」、「さらに高度に」

  • 学んだ知識や技能をより確かに、さらに高度にします。企業で働く上で必要な「企画力」、「実行力」を身につけることができます。そして何よりも、ものづくりの楽しさを味わうことができます。

授業内容

学科
社会体育 キャリア形成論 労働社会論 リーダーシップ
英語 工業数学 制御工学 電気概論
電気機器 情報システム概論 工業材料 工業力学
基礎製図 生産工学 安全衛生工学 機械要素
機械工作 マイコン制御 メカトロニクス工学 油空圧制御
シーケンス制御 FA制御 センサ工学 電子工学概論
工場電気設備 プログラム言語 FAシステム設計  
実技
基礎工学実験 電気基礎実験 電気機器実習 情報処理実習
機械加工実習 メカトロニクス実習 シーケンス実習 PLC制御実習
プログラミング実習 FA制御実習 電子回路実習 工場電気設備実習
CAD実習 FAシステム設計実習 マイコン実習 IoT実習
インターンシップ 専門実習 製作実習 総合実習

授業紹介

(1)CAD実習

  • 2次元CADを用いて、JIS(日本工業)規格に従った図面の作成方法を学習します。また、3次元CADにより、立体図形の作成や組み立て、図面化の方法等を学習し、3次元設計のテクニックを身に付けることができます。
    制御技術科CAD実習

(2)工場電気設備実習

  • 工場内の電力設備や動力設備について学ぶとともに、電気工事の配線方法や結線方法等について学習します。また、「第二種電気工事士」の資格取得も目指します。
    制御技術科工場電気設備実習

(3)PLC制御実習

  • PLC(プログラムにより機械を自動で動かすための制御装置)による制御の方法を学びます。PLCへの入出力接続や、プログラムの基本・応用命令について学習し、モータや空圧機器等の駆動装置を制御します。
    制御技術科PLC制御実習

(4)マイコン実習

  • 自動車、家電製品や産業製品に組み込まれているマイコン(マイクロコンピュータ)の制御について学びます。電子回路、ハードウェア、プログラミングの3つの要素を組み合わせた制御方法を総合的に学習します。
    制御技術科マイコン実習

(5)IoT実習

  • 工場内の情報をインターネットを介してスマホにリアルタイムに表示することで、IoT(あらゆる物がインターネットを通じてつながることによって実現する新たなサービスやビジネスモデル)について総合的に学習します。
    制御技術科IoT実習

パンフレット(制御技術科) (PDFファイル)(2.75MB)もご覧ください。

校案内のパンフレットはこちら (PDFファイル)(4.91MB)です。

 

設備

(1)FA教育システム

  • FA(工場自動化)の模擬ラインをPLCのプログラムで制御します。PLCやセンサ、モータや空圧機器等の駆動装置について総合的に学習できるシステムです。
    制御技術科FA教育システム

(2)FA制御実習装置

  • センサの情報をもとに空圧機器やモータ等の動きをPLCによって制御する自作の搬送装置です。組立て、エアー配管、電気配線、プログラミングや運転調整までの全作業を学習できる装置です。
    制御技術科FA制御実習装置

(3)油空圧制御装置

  • 工場の自動設備の多くは油圧や空気圧、モータ等を動力として、動作しています。
    油の圧力を使って支輪だなどの部品を動かしながら、その仕組みを学習できる装置です。
    制御技術科油圧制御実習装置

(4)産業用ロボット

  • 工場の自動化に欠かせない産業用ロボット。制御プログラムの作成と移動経路の教示を行うことで、ロボットが思い通りに制御され、製品の組立や搬送等を自由に行える装置です。
    制御技術科産業用ロボット

(5)マイコン開発システム

  • 電子回路の設計・製作、プログラムの作成、マイコン(マイクロコンピュータ)への書き込み、動作確認までの一連の作業を効率よく学習できる統合システムです。
    マイコン開発システム

設備および授業風景についての動画外部リンクもご覧ください。

卒業製作

(1)EV(電動)カートの設計製作

  • 巻き方・巻き数が変えられるモータを使い、巻き方を変えた時の特性やマイコンによる制御方法を学習しました。また、このモータで駆動するカートの設計・製作も行いました。アクセルを踏んだ時の操作量を電圧に変換し、その電圧に応じてモータを回転させて動かします。
    制御技術科EVカートの製作

(2)自動判別搬送装置の製作

  • 6色の円板をカメラで判別し、自動で仕分ける装置です。駆動は圧縮空気で動くシリンダや電気で動くモータを使い、また、装置の制御にはPLCを使っています。色の判別はCCDカメラとマイコンを用い、PLCに信号を送っています。
    制御技術科自動判別搬送装置の製作

(3)卓球玉出し装置の製作

  • ピンポン球を自動で発射する装置です。手元のリモコンを操作して、球種や球速を変えて卓球台の狙った場所へ発射できます。
    マイコンで回転数や姿勢を制御しています。装置を動かすのに多くのポートが必要なため、2台のマイコンを相互通信させています。
    制御技術科卓球球出し装置の製作

(4)自動短大焼き製造装置の製作

  • 金型を搬送しながら大判焼き(短大焼き)を調理(加熱)する装置です。熱量・機構設計、制御ソフト制作、電気配線など、完成に至るまでに様々な課題が発生しましたが、対策を繰り返し完成させました。搬送や金型のふたを閉じるしくみに学生のアイデアが盛り込まれた力作です。
    制御技術科短大焼き製造装置の製作

卒業製作予稿集

平成29年度卒業製作予稿集 (PDFファイル)(2.87MB)

卒業後の進路

主な就職先職種

製造業全般

  • 工場ライン設計技術者
  • プログラム開発/ネットワーク技術者
  • 制御システム開発技術者
  • 設備管理技術者

主な就職先

五十音順(平成27年度から平成29年度までの実績)
※社会人入学を除く。( )は就職者数。 

  • 株式会社アスパーク(3)
  • 株式会社アビスト(1)
  • 出光興産株式会社(1)
  • 株式会社インタフェース(2)
  • 株式会社エフピコ(1)
  • 大竹運送株式会社(1)
  • 株式会社木下エネルギーソリューションズ(1)
  • 株式会社三光電子製作所(1)
  • 株式会社サンヨーフーズ(2)
  • 株式会社シナジーテクニカ(2)
  • 株式会社ショウエイ(1)
  • 株式会社ダイコーテクノ(2)
  • 株式会社ダイキエンジニアリング(1)
  • 田中電機工業株式会社(1)
  • 中央工業株式会社(1)
  • 西川ゴム工業株式会社(1)
  • 株式会社ニチゾウテック(1)
  • 広島アルミニウム工業株式会社(1)
  • フジテック株式会社(1)
  • 双葉運輸株式会社(1)
  • 三島食品株式会社(1)
  • 株式会社ミツトヨ(1)
  • ムラテックCCS株式会社(1)
  • ヤシマコントロールシステムズ株式会社(2)
  • 八洲電機株式会社(1)
  • 光工業株式会社(1)
  • 湧永製薬株式会社(1)

取得可能な資格

  • 技能検定 機械保全(電気系保全作業)
  • 3次元CAD利用技術者試験
  • 第二種電気工事士
  • 産業用ロボット教示特別教育修了証

在校生・卒業生の声(一例)

(1)在校生の声(A君)

  • 少人数制なので、集中的に教わることが出来ます。
    高校3年生のとき進路指導の先生に進路について相談したところ、「少人数制で先生との距離が近いので、集中的に機械のことを教わることができる。」と、この短期大学校を勧められたことがきっかけで入学しました。授業内容は専門的なことが多く、簡単ではありませんでしたが、先生方が休憩時間や放課後に個別に教えていただけるので、授業についていくことが出来ています。少人数制なので、知り合いになれる友人の数は多くないですが、きめ細かに見てもらえるので私には合っていると思います。通学は片道2時間近く掛かりますが、資格取得と就職のために頑張って通っています。

(2)卒業生の声(Bさん)

  • 入学して良かったことは,自分の考えたモノを自ら設計し、部品やモーターやシリンダなどを組み合わせて、製作して動かせたことです。
    現在は機械の保守点検業務に携わっており、生産ラインで機械の動きを改善するためのプログラム技術や、壊れた箇所を修理する時の機械加工や溶接技術など、学校で学んだことが役に立っています。
    現場の人たちの役に立てたことを嬉しく思います。

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