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都市計画道路の見直しについて

印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日

都市計画道路の見直しについて

都市計画道路見直しの背景

 都市計画道路は,将来の都市のすがたを見通し,道路網を定め整備してくものであり,計画から完成までに相当の期間を要します。このため,一定の計画の継続性が求められるものですが,社会経済情勢の変化や市町村合併などの政策の転換に伴い,都市計画道路の当初の位置づけや必要性が変化している可能性があります。
 一方,都市計画道路の区域内における建築制限などの規制が長期化することで,地権者や土地の有効活用への影響を与えています。
 また,新しいまちづくり,地域活性化への影響などの問題が顕在化しています。
 これらのことから,都市計画道路の見直しの実施が必要となっています。

都市計画道路の現状

 都市計画道路の整備状況は,平成16年度時点で整備率は約52%となっています。
 また,未整備のうち,約7割が戦災復興期や高度成長期に都市計画決定され,事業未着手となっています。

見直しの基本方針

 長期間未着手となっている都市計画道路については,社会経済情勢の変化を踏まえ,必要性,実現性などを検証し,「見直し方針」を策定します。
 検証の結果,「見直し方針」で廃止が適当と判断された路線(区間)については,地域の合意形成を図るなど,都市計画の見直しに取り組みます。

今後の進め方

 長期未着手都市計画道路の標準的な手順や検証内容を示した「広島県都市計画道路見直し基本指針」,「手引き書」を平成17年3月に作成しました。「基本指針」に基づき,県と市町が協力し,市町ごとの見直し方針の策定に向け,作業を行います。
 廃止や現道幅員への縮小といった,見直し方針の策定されている路線については,地域住民の方々に十分説明を行った上で,順次,都市計画変更の手続きを進めます。
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