平成29年度土砂災害防止「県民の集い」~昭和42年呉市豪雨災害から50年~を開催しました
開催の目的
平成26年8月20日に広島市で発生した土砂災害をはじめ,近年,頻発する土石流,がけ崩れ,地すべりなどの土砂災害による人命,財産などの被害の現状にかんがみ,土砂災害防止に対する県民の理解と関心を深めるとともに,土砂災害に関する防災知識の普及,警戒避難体制整備の促進などの運動を強力に推進し,土砂災害による人命,財産などの被害の防止に資することを目的として,広島県では毎年6月を土砂災害防止月間と定めて様々な取り組みを実施しています。
「土砂災害防止県民の集い」は,土砂災害防止月間のメインプロジェクトであり,第一線の有識者から講演などをいただくとともに,土砂災害対策に係る最新の知見を県民の皆様と共有することによって,土砂災害防止に関する防災知識の普及などを推進することを目的として毎年開催しています。
今年度は昭和42年呉市豪雨災害から50年という節目の年を迎える呉市で開催し,自治体の防災担当職員や地域住民など県内各地から約400名が参加し,盛況のうちに閉会しました。
開催日時
平成29年5月30日(火曜日)13時30分~16時30分(開場12時~)
開催場所
くれ絆ホール 呉市中央4丁目1-6呉市役所庁舎内
参加者
住民,自治体の防災担当者など約400人
内容
特別講演「わが国の土砂災害とその対策」
西山 幸治(国土交通省水管理・国土保全局砂防部長)
基調講演「呉市周辺の土砂災害の特徴と防災・減災のために望まれること」
海堀 正博(広島大学 大学院総合科学研究科教授)
事例報告
・「気象情報の盲点を見抜け!~増えゆく異常気象に備えて~」
岸 真弓(「みんなで減災」推進大使(中国放送))
・「日常生活の中に取り組む減災」
井上 重人(呉昭和自主防災連合協議会,広島県自主防災アドバイザー)
会場イベント
土砂災害伝承パネル展,土石流3D体感シアター,土石流模型実験装置実演,降雨体験機
チラシ・当日プログラムはこちら (PDFファイル)(540KB)
当日の様子
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)