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4-1 (1)-ア 安心して暮らせる都市環境

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年12月1日更新

4実現に向けた推進方策

1 広島県の取り組み

 広島県においてユニバーサルデザイン社会を実現するためには,まず行政が率先して取り組む必要があると考えています。同時に,県民の皆さんや企業・NPOなどがそれぞれの立場で,機能・役割を分担し,相互の協働を図りながら,主体的に行動することが求められます。
 とりわけ県の果たすべき役割は重要であるとの認識に立って,3のこの指針が目指す姿に掲げた3つの推進の視点と推進を支える考え方の浸透について,次のとおり施策を推進します。

(1)だれもが暮らしやすいまちづくり

ア 安心して暮らせる都市環境

【これまで】
 個別の施設のバリアフリー化が徐々に進んでいるのに比べ,それらを一体的・連続的に利用しようとする場合に,快適に移動することが困難な場面も見受けられました。
【これから】
 交通バリアフリー法注5や福祉のまちづくり条例などに定める基準への適合を促進し,さらにだれもが安心して暮らせるよう,つながりと広がりがあるまちづくりを推進します。

注5 交通バリアフリー法=高齢者,身体障害者などの公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律(平成12年11月制定)

(ア) 連続性に配慮したまちづくりの総合整備

  • 市街地再開発事業などの面的な都市整備に際しては,計画段階でできるだけユニバーサルデザインの考え方を導入するよう方法を検討します。
  • とりわけ公共的な建築物が集積した地区については,施設から施設,建物から建物への移動のしやすさを考慮した一体感のあるまちづくりを目指します。また,市町村や事業者に対して適切な助言を行います。

(イ)歩きやすい歩行空間の整備

  • 街路などでは,車と歩行者の分離に努め,また,バリアフリー化された歩行空間をネットワークとして確保するため,歩道の平坦(たん)化,電線類の地中化などによる電柱などの歩行障害物の除去,幅の広い歩道の整備,立体道路横断施設へのエレベーターやスロープの設置などを順次進めます。
  • だれもが安心して円滑に道路を通行できるよう,必要に応じて,信号機,道路標識・標示の設置を行います。
  • 路上駐車や放置自転車などが歩行の妨げとならないよう,適切な駐車・駐輪対策を促進します。また,市町村や事業者に対して適切な助言を行います。

(ウ) だれもがくつろげる公園などの整備

  • 公園緑地・護岸などやすらぎを提供する施設の整備に当たっては,進入路の拡幅やこう配,段差の解消,手すりの設置,スペースを確保したトイレ・駐車場の設置などに配慮します。

(エ) 分かりやすい案内表示の整備

  • 公共的な施設について,目指す施設の所在地や道筋がだれにでも容易に分かるよう,案内表示の設置場所や文字の大きさ,分かりやすい絵文字・配色の使用,点字・外国語の併記など表示の方法を工夫します。
  • 国際標準化機構(ISO)が標準化した案内図記号や交通エコロジー・モビリティ財団の一般案内用図記号検討委員会が策定した「標準案内用図記号ガイドライン」に定める案内用図記号の積極的な採用や普及に努めます。

「標準案内用図記号」の例

だれもが気軽に外出し,まち歩きが楽しめるよう,交通バリアフリー法や福祉のまちづくり条例などに適合した施設やユニバーサルデザインあるいはバリアフリーとなっている施設などを紹介したユニバーサルデザインマップの作成を促進します。

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