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各社オリジナル!今年度もがん治療と仕事の「両立支援宣言カード」を作成!

印刷用ページを表示する掲載日2023年2月6日

 県と「Teamがん対策ひろしま」登録企業は,取組の一つとして「がん治療と仕事の両立支援」の体制整備を行っており,「両立支援に関する相談窓口(担当者)を社内に設置・周知する」という目標を設定し,共に取り組んでいます。

 この取組を後押しするために,昨年度に引き続き,希望する登録企業オリジナルの「両立支援宣言カード」を作成し,社員の皆様に配布しました。

各社オリジナル!「両立支援宣言カード」

※第9期登録企業の株式会社エバルス様(広島市南区)に御協力いただき,作成した啓発カードを掲載しています。

表面のポイント

 企業名やロゴマーク等の他,社内の相談窓口及び連絡先を明記し,各社オリジナルで作成しました。(名刺サイズで作成。)

エバルスのカード表面

裏面のポイント

 「がんになってもすぐに会社を辞める必要はありません。」「会社として必要なサポートを行います。」「まずは担当者にご遠慮なくご相談ください。」などのメッセージを,登録企業の代表者や担当部署などから,社員に向けて直接発信していただきました。

エバルスのカード裏面

令和4年度に作成した登録企業(4社)

※登録期順・五十音順,敬称略

社員配布用啓発チラシ

 「がん治療と仕事の両立支援」と聞いても,なかなかイメージがわかないという方もおられると思います。そこで,「両立支援宣言カード」の配布の際には,啓発チラシを一緒に配布しています。

 両立支援宣言カード配布用啓発チラシ (PDFファイル)(1.57MB)

チラシの画像

啓発チラシから抜粋

がんって自分に関係あるの?

 日本では,生涯のうちに2人に1人ががんにかかり,3人に1人ががんで亡くなっています。広島県においても,毎年2万人以上の方ががんになり,8千人以上の方ががんで亡くなっています。(昭和54年以降,県民の死因第一位です。)

 また,がんの2割以上は就労世代(15歳~64歳)で発症しており,広島県では,年間約5,300人の就労世代の方が,がんと診断されています。(※2019年全国がん登録による)

 がんは決して他人事ではなく,誰もがなる可能性のある疾病の一つです。

グラフ画像

広島県における年齢階級別がんり患者数
(2019年全国がん登録:男女別)

がん治療と仕事の両立支援の必要性

 医療の進歩などにより,通院治療しながら日常生活を送ることができるがん患者さんが増えています。

 がんになっても支えてくれる会社であれば,社員も安心して働き続けることができますし,会社側も貴重な人材を失わずにすみます。

 不安や悩みは一人で抱え込まずに,まずは会社に相談しましょう。そして,治療計画やどんなサポートをして欲しいかなどを伝えましょう。皆様の会社はしっかりと支えてくれるはずです。

グラフ画像

悪性新生物(がん)における退院患者平均在院日数の推移
(厚生労働省「患者調査」)

一緒に始めましょう!「がん対策」

 県では,県と共にがん対策に取り組む企業を,「Teamがん対策ひろしま」として登録し,今回作成したカードのような啓発資材の無償提供や,出前講座の実施(研修講師の無償派遣)など,様々な形で登録企業の取組を支援しています。

 「自社でもがん対策を始めたい!」「登録制度に興味があるから,少し話を聞いてみたい。」という方には,県の担当者から御説明をさせていただきますので,広島県健康福祉局健康づくり推進課(082-513-3093)までご連絡ください!

デーモン閣下によるTeamがん対策ひろしまの応援

参考になるページなど

厚生労働省「治療と仕事の両立支援ナビ」

 治療と仕事の両立支援について,労働者や事業者,医療機関などに向け,様々な情報を掲載しています。

広島県のがん情報サポートサイト「広島がんネット」

 がん治療と仕事の両立支援について詳しく掲載しています。

 

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