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里地・里山

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年6月4日更新

長い年月、人間は動物、植物、自然といっしょに生活してきました。

野を拓いて田畑を耕し、山の木々を燃料としながら人は生活してきました。
手入れされた森林には花が咲き、昆虫や鳥が種を運んで生命のバトンタッチをサポートするなど、そこには人の生活と密接に関わった生態系が確立されていました。
しかし、人の生活が都市に移り里地・里山は失われています。

安芸太田町 井仁の棚田
安芸太田町 井仁の棚田 平地が少ない地域では、山の斜面にも水田がつくられました。
井仁棚田は農林水産省の「棚田百選」に選ばれています。

里地・里山の生物

ヒョウモンモドキ
ヒョウモンモドキ広島県 絶滅危惧I類 幼虫は湿地に生えるキセルアザミを食草とし、成虫は畔に生えるノアザミの蜜を吸います。
こうした環境が少なくなり、現在、国内では広島県だけにしか生息していません。
キバネツノトンボ
キバネツノトンボ広島県 準絶滅危惧 開放的なススキ草原、イネ科植物がまばらに生える荒れ地や畔などに生息します。
こうした環境は、耕作地や宅地、駐車場に転用されやすく、生息地は減少しています。
マツタケ
マツタケ広島県 準絶滅危惧 アカマツの林に生えます。
広島県は全国的にも名高いマツタケの産地でしたが、松枯れによりアカマツが減少したため、生産量も減っています。

里地・里山の草花

高い木々が少なく日がよく当たる山の斜面にはさまざまな山野草が育ちます。
人手が入らなくなり、里地・里山が荒廃すると、こうした山野草も消えていきます。
セツブンソウ
セツブンソウ広島県 準絶滅危惧
サクラソウ
サクラソウ広島県 絶滅危惧I類
カタクリ
カタクリ
ササユリ
ササユリ
マツムシソウ
マツムシソウ
カキツバタ
カキツバタ広島県 絶滅危惧II類

西条盆地 ため池

県の中央部の西条盆地には、大小約3,000のため池があります。
多くは江戸時代の水田開発で築かれたもので、コウホネ類など特有の植物を見ることができます。
オグラコウホネ
オグラコウホネ広島県 絶滅危惧II類 スイレン科の水生植物。
池の浅い部分に浮かんで黄色の花を咲かせますが、ため池の消失、水質悪化、移入種の繁茂などの環境の変化により、減少しつつあります。
絶滅のおそれがある野生生物 名前の後にマークがついているのは「レッドデータブックひろしま2011」で選定された生物です。
広島県 絶滅危惧I類
広島県 絶滅危惧I類
広島県 絶滅危惧II類
広島県 絶滅危惧II類
広島県 準絶滅危惧
広島県 準絶滅危惧
広島県 要注意種
広島県 要注意種