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第6回「湯崎英彦の地域の宝チャレンジ・トーク」(平成26年10月4日 安芸高田市)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年9月5日更新

平成26年度 第6回県政知事懇談「湯崎英彦の地域の宝チャレンジ・トーク」を,次のとおり安芸高田市において開催しました。

チラシ

1 開催日時

 平成26年10月4日(土曜日) 13時30分から14時40分まで

2 開催場所

 安芸高田市民文化センター〔クリスタルアージョ小ホール〕(安芸高田市吉田町吉田761)

3 内容

取組現場の訪問

訪問先内容

茂谷集落
(安芸高田市高宮町)

○ 有害鳥獣による農作物の被害対策について,集落全体で原因究明と試行錯誤を重ねながら解決策を検討し,実践している。
○ 平成24年度「集落で取り組む鳥獣被害対策確立事業」採択。

神楽門前湯治村
(安芸高田市美土里町)

○宿泊施設や特産品販売施設,温泉,体験工房などが集まった施設。神楽や温泉を活用した観光振興などに取り組んでいる。
○神楽ドームでは,神楽の定期公演や高校生の神楽共演大会「神楽甲子園」などが開催されている。

 茂谷集落

 

茂谷集落(視察)

  集落全体で,シカやイノシシなどの有害鳥獣による農作物の被害対策に取り組まれている茂谷集落を訪問し,取組の成果などをお聞きしました。

 神楽門前湯治村

神楽門前湯治村(視察)

 神楽や温泉を活用した観光振興などに取り組まれている「神楽門前湯治村」を訪問し,観光客数増加に向けた,新たな取組についてお話を伺いました。

県政知事懇談会

懇談会

◆湯崎知事による挨拶

知事挨拶

◆地域住民の方(5組)による『私の挑戦』の発表

 安芸高田市在住で,あらかじめ選定した方に「人づくり」「新たな経済成長」「安心な暮らしづくり」「豊かな地域づくり」等の分野の取組について発表していただきました。

名前・職業等取組内容等テーマ

中村 日出則(なかむら ひでのり)さん

甲田町深瀬振興会会長

○ 安芸高田市にて開催される,中四国地方の中学生ハンドボール競技大会「安芸高田市ハンドボールカップ」において,地域を挙げて「民泊」での選手受入事業を実施。
○ 民泊を通じた様々な地域間交流の取組により,地域の活性化を図っている。

生き活き深瀬

清水 一彦(しみず かずひこ)さん

桑田自治会役員

○ 美土里町桑田地域の滝ケ谷(たきがたに)渓谷の景観美のPR,新たな観光拠点創出による賑わいづくりに貢献している。
○ 今年度,地元自治会などが進める滝ケ谷渓谷整備事業にて,あずまや風の休憩所を設置。

お宝を磨いて元気な地域へ

佐々木 彩子(ささき あやこ)さん
佐竹 ほの香(さたけ ほのか)さん

県立吉田高校1年生

○ 今年7~8月,姉妹校のニュージーランド「ダーフィールド校」に短期留学し,英語を学ぶ。
○ 市内散策では,平成23年のカンタベリー地震の爪痕を目の当たりにし,自分たちが置かれている環境がどれだけ幸せかを感じ,自分たちができることは何かを考えるきっかけとなった。

Our treasure 
~New Zealand 語学研修で学んだこと~

長井 咲良(ながい さきら)さん
中山 美優(なかやま みゆう)さん

県立向原高校3年生

○ 東北地方の震災復興支援ボランティア活動「福島ひまわり里親プロジェクト」に参加。交流イベント「ひまわり甲子園」では,被災者の皆さんへお好み焼きを振舞った。
○ 活動をきっかけに福島県立勿来(なこそ)工業高校とのフラダンスを通した交流が生まれ,身に付けたフラダンスの演技は地元の福祉施設等で披露している。

地域と一緒に考えるひまわり里親プロジェクト

田中 瑠実(たなか るみ)さん

市立美土里中学校3年生

○ 地元の横田神楽団に所属。(小学校1年~)
○ 神楽団では笛を担当し,神楽公演での演奏活動を通じて,伝統芸能の継承に取り組んでいる。

音で魅せる

発表者

甲田町深瀬振興会会長 中村日出則さん
「生き活き深瀬」

中村さん(発表)

●中 村

 私たち深瀬振興会は,平成8年の広島国体で,ハンドボール競技が甲田町で開催された際に,選手の皆さんを,地区全体で20軒余りで民泊をさせてもらいました。それ以降,18年間,ずっと中国四国中学生ハンドボール大会の民泊をさせてもらっております。

 土曜日の午前中から試合は始まるのですが,夜,生徒たちが戻ってきます。昼は地域総体で応援にも行くのですが,また,夕方6時ごろから歓迎会をします。1泊2食で3,000円で,振興会の助成金などをいただいて,何とかまかなっております。バーベキューなどをして,子供たちといろいろ写真を撮らせてもらって,頑張らせてもらっております。日曜日の朝も,家を出発するときに玄関で記念写真を撮らせてもらっています。いろいろな集合写真とか全部まとめて中学校へ送ると,みんなが民泊家庭に手紙を書いてくれるんですよ。それを楽しみに頑張らせてもらうというのも一つあります。

 また,「深瀬ひょっとこ同好会」というのを13年前に立ち上げております。宮崎県日向市で開催される全国大会に13年間毎年連続出場し,去年,ついに日本一になりました。そういう関係でひょっとこ踊りも年間20回から25回ぐらい,いろいろなところにお世話になっております。

 深瀬振興会,ますます発展していきたいと思っておりますので,よろしくお願いいたします。

○知 事

 地域でハンドボールのチームを受け入れる。すごく楽しそうにおっしゃっていますけれども,毎年というのは大変ですよね。このハンドボールにしても,ひょっとこにしても,地域の地区でまとまっておられるというのはすばらしいことですね。

 今,いろいろ,深瀬のほうも,恐らく若者が減るとか,高齢化とか,あるのではないかと思いますが,とてもそんなことは感じないで,楽しそうですね。その楽しさが伝わると,また住みたいという人も増えるのではないかと思います。

美土里町桑田自治会役員 清水一彦さん
「 お宝を磨いて元気な地域へ」

清水さん(発表)

●清 水

 美土里町桑田というところは,安芸高田市の一番北部の山の中にあり,65歳以上の高齢者人口が75人で47.8%という高齢者比率です。幸いに15歳以下が22人いてくれるということで,子供たちが非常に元気を与えてくれております。

 地域のお宝,里山の風景と赤瓦,これはなかなかよそにはない風景だとよその人が評価してくれます。もう一つ,伝統芸能の神楽でございます。はやし田,花田植えも持っていまして,神楽とともに広島県の無形文化財です。

 滝ヶ谷渓谷というものがあるのですけれども,ここを拠点にして,賑わいのある場所にしていこうということで,今年,広島の森づくり事業で交付金を付けてもらい,休憩所とトイレを整備しました。来年以降,遊歩道を整備していこうという計画を持っています。地域のお宝,もう一つは人材です。県の事業では,交付金の対象になっているのは資材だけで,建築のほうは,地元の大工さん,左官さん,皆さんが総出で建てていったということでございます。

 地域のお宝,やっぱり最後は,地域の将来を担ってくれる子供たち。その子供たちが伝統芸能である神楽を継承してくれております。今度はこの子たちがまた残ってくれて神楽を教えてくれる。そういう流れになれば一番いいかなということでやっております。

 いろいろなお宝,皆さんの地域にもあると思います。どうかお宝に気づいてもらって,宝の持ち腐れになれないようにしてもらって,お宝を磨いていただく。いろいろな付加価値を付けてもらう。そして,いろいろな人に評価してもらって,リピーターになってもらう。そして,そのことで地域がまた輝いていく。そういった地域づくりをやっていきたいということで,今そういうことでチャレンジをしている最中でございます。

○知 事

 そう思わなければ宝だとは思わないかもしれないけれども,これは宝だなと思ったら,すばらしい宝というのはたくさんあるということですね。桑田地区も,それこそ高齢化も進んで大変だというお話がありましたけれども,改装されたお店も,都会のコンビニと比べると,コンビニほどじゃないかもしれないけれども,でも,それがあることによって,地域がとても潤うというか,生き生きするというお話がありましたよね。

 ないものを見ると,ないないと思ってしまうのですけれども,あるものを見ると,こんなにすばらしいものがあるということを本当に教えていただいたような感じがいたします。

 あと,22人の子供も楽しみですね。また子供たちがお嫁さんとかお婿さんとかを引っ張ってきたらね,またいいですね。

県立吉田高校1年 佐々木彩子さん,佐竹ほの香さん
「Our treasure ~New Zealand 語学研修で学んだこと~」

佐々木さん 佐竹さん(発表)

●佐々木・佐竹

 私たちは,今年の7月28日から8月20日までの1ヵ月間,ニュージーランドのダーフィールドハイスクールへ語学研修に行きました。インターナショナルセンターなどの教室が設備されており,多くの国からの留学生が英語を学んでいます。私たちはそこでESOL,ジャパニーズ,MATH,マオリ,アート,ミュージック,PE,ホームメーキングの授業を受講しました。現地の生徒がとても明るく声をかけてくれたことや,日本語で話しかけてくれたことがとてもうれしかったです。

 私たちは各家庭に2人ずつホームステイしました。私たちがホームステイで学んだことは,主に4つあります。1つ目は,自分のことは自分でするということです。日本では,たいていお弁当は親がつくってくれますが,ニュージーランドでは自分のランチボックスは自分でつくっていました。2つ目は,家族で支え合い,家事をすることです。私たちも,自分のことはできる限り自分でし,自ら進んで家族の手伝いができる人になりたいと思いました。3つ目は,自分の英語の未熟さを痛感したことです。英語の発音が日本とは異なったり,話すスピードが私たちにとって速く感じたり,自分の勉強不足が原因でなかなか理解することができませんでした。4つ目はコミュニケーションの大切さです。

 私たちは今回の語学研修で様々な新たな目標を持つことができました。英語に興味がなかった人も,英検を積極的に受けたり,また海外に行きたいという夢を持った人もいます。海外に進出している日本人が増えている今日,海外に興味を持つ人がさらに増え,英語が話せる人も増えていったらいいと感じました。

○知 事

 今,県では,本当に広島県のどの高校生も,どの高校も,そういう経験ができるように海外の学校と姉妹提携をしています。吉田高校もその一環でニュージーランドの学校と姉妹提携をしてもらって,ダーフィールド校と提携してもらって,実際にこうやって経験をしてもらったということで,本当にうれしいなと思います。いろいろな経験をして,またいろいろな夢ができたのではないかと思いますけれども,これをまた地域の皆さん,あるいは行政,我々も応援をして,そして,みんなが広島とか日本だけではなくて,世界に目を向けて,その可能性を広げていってくれたらなというふうに思います。

県立向原高校3年 長井咲良さん,中山美優さん
「地域と一緒に考えるひまわり里親プロジェクト」

長井さん 中山さん(発表)

●長井・中山

 ひまわり里親プロジェクトとは,東日本大震災で被災された福島の人を元気にするプロジェクトです。福島から購入したヒマワリの種を植え,育て,種を採取して福島に送る活動です。向原高校では,平成23年からこのひまわり里親プロジェクトに参加しています。

 私たちだけでなく,ヒマワリの種を植えたプランターを向原町内の方に配り,地域で一緒に育ててもらうことで,このプロジェクトを知ってもらい,福島のことを身近に考えてもらうことができたらいいと考えています。

 また,この活動が認められ,第16回ボランティアスピリットアワード中四国ブロックコミュニティー賞を受賞させていただきました。受賞式で福島県立勿来工業高校のフラダンス部がフラダンスとタヒチを披露してくれ,交流を深めたいと思い,一緒に踊ることになりました。

 平成25年3月には,福島県福島市の仮設住宅を訪問し,向原産の食材を使った向原高校オリジナルのお好み焼きを仮設住宅の皆さんにふるまい,大変喜んでもらいました。また,そこでも勿来工業高校のフラダンス部の生徒と踊ることができました。

 フラダンスを続けるため,ダンス部で取り組むようになりました。活動は,地域のお祭りに参加したり,福祉施設に訪問することです。フラダンスを一緒に踊って施設の方との交流を深めてきました。皆さんに笑顔と元気を届けることができてよかったと思います。

 ひまわりプロジェクトを通して福島とのつながり,さらに,地域とのつながりが深まりました。これからも地域とのつながりを大切にし,さらに福島との交流を広げていきたいです。

○知 事

 地域の人に喜ばれるとうれしいし,また,その役に立ちたいという,そういう気持ちを持ってくれている。最初は福島を応援していたのに,ぐるぐるぐるっと回って,今度は地域にまで返ってきたということで,それで地域が元気になる。「情けは人のためならず」とよく言いますけれども,人のためと思ってやったことが自分たちの地域の元気につながってくるという,熱心にやっていると,やっぱりいろいろなものにつながっていくんだなということが本当によく分かりました。

市立美土里中学校3年 田中瑠実さん
「音で魅せる」

田中さん(発表)

●田 中

 美土里町は神楽が盛んですが,その中でも横田は大変神楽の盛んな地域です。私も5歳のころから子ども神楽団に入団しました。神楽は祖父がしていたこともあり,何となく始めました。そんな気持ちで取り組んでいたので,案の定,面白いとも思えず,しばらくたったころには,心の中で「やめたいな」と思いながらも,母に怒られそうで続けている毎日でした。

 しかし,ある出会いが私の神楽に対する気持ちを大きく変えることになります。それは,同じ神楽団の世良さんの笛の音に出会ったのです。世良さんの笛の音は,音の雰囲気がそれまでと違い,まるで,音が感情を持っているようでした。「すごい。」素直にそう感じたのです。その笛の音を聞いているうちに,ただ,何となく続けてきた私の中に目標が生まれました。「こんな笛が吹けるようになりたい」と。

 そこから私の新しい挑戦が始まりました。歌を覚え,先輩の演奏を耳で聞いて,指使いを見て,まねをしながら覚えていきます。伝統芸能には「師から技を盗んで上達する」という言葉がありますが,神楽の笛も同じでした。今では,場面を考えて笛を選んだり,演ずる人の息づかいを感じながら吹くことの大切さなど,やればやるほど笛の奥深さを感じています。

 団の方から「笛の音に始まり,笛の音に終わるのが神楽」という言葉を教えてもらいました。笛の出来具合が舞の全体の印象にも大きく影響する,とても責任の重いものだと考えるようになってきました。

 神楽と出会って8年,先輩たちの笛にも届いていません。これからも続けて,いつか世良さんの笛の音のように,「聴いた人の心を揺さぶり,感動させる」,そんな奏者になれるよう頑張っていきたいと思います。

○知 事

 最初は嫌々だったけれども,あるとき目標ができて,自分ごとになって,それからはこれに命をかけていると言うと大げさかもしれませんけれども,その迫力が伝わってきました。きっと神楽は,どこに行っても続けてもらえるのではないかと,そういうふうに田中さんの心の中に刻み込まれているような感じがします。田中さんのような子が一人でも二人でも増えて,地元の伝統がつながっていくということだと思います。

◆知事まとめ

4 傍聴者

 約180名 

5 その他

 懇談の模様は,録画でご覧いただけます。
 こちら(インターネット放送局)からご覧ください。

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