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第2回「湯崎英彦の地域の宝チャレンジ・トーク」(平成26年5月24日 熊野町)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年3月18日更新

平成26年度 第2回県政知事懇談「湯崎英彦の地域の宝チャレンジ・トーク」を,次のとおり熊野町において開催しました。

kumano

1 開催日時

 平成26年5月24日(土曜日) 13時30分から14時40分まで

2 開催場所

 熊野町役場3階会議室(安芸郡熊野町中溝一丁目1-1)

3 内容

取組現場の訪問 

訪問先内容

熊野町観光案内所
「筆の駅」
(熊野町出来庭)

○筆製造の(株)仿古堂が熊野町のまちづくり協働施設整備補助金を活用し,整備,運営。(H26.3.21 開所)
○熊野町の観光情報や魅力の発信基地として,また,ミニギャラリーの開催などを通じ,町民の憩いの場として,期待されている。

放課後子ども教室
「土曜くまのっこ」
(熊野町民会館)

○地域の主婦と学生が中心となってボランティアで運営。
○工夫を凝らした遊びや,スポーツなど体験活動を通して,異学年の児童や地域の大人と交流を促進し,子ども達の自主性や社会性・創造性を養うなど青少年の健全育成を図っている。

熊野町観光案内所「筆の駅」

 

筆の駅(視察)

熊野町観光案内所「筆の駅」では,設立の経緯や取組の概要について,お聞きしました。当日は,版画家のイベントが開催されており,熊野筆の持ち味を十分に表現した作品を鑑賞しました。

放課後子ども教室「土曜くまのっこ」

土曜くまのっこ(視察)

 大学生ボランティアグループ「ワクワク学び隊」によるレクリエーション活動に,子供たちと一緒に参加しました。ジェスチャーゲームは大変難しかったです。

 県政知事懇談会

懇談会

◆湯崎知事による挨拶

知事挨拶

◆地域住民の方(4組)による『私の挑戦』の発表

 熊野町在住で,あらかじめ選定した方に「人づくり」「新たな経済成長」「安心な暮らしづくり」「豊かな地域づくり」等の分野の取組について発表していただきました。

名前・職業等取組内容等テーマ

渡邊 大輔(わたなべ だいすけ)さん

日本身体障害者陸上競技連盟強化指定選手
(海上自衛隊員)

○身体障害者陸上競技「砲丸投」,「円盤投」日本記録保持者。
○自身の競技力の向上を図るとともに,国内外の障害者スポーツ選手との交流を深め,障害者のスポーツの振興に取り組んでいる。
東京パラリンピックをめざして

平尾 貴子(ひろお たかこ)さん

主婦

○パンづくり職人として,町内外のイベント等に,積極的に参加。
○町外のパン職人とも交流を深めて,技術の向上を図り,地元にちなんだパンの開発を行うなど,地域の活性化に取り組んでいる。

パンを通じての地域の交流

植尾 珠輝(うえお たまき)さん

田中 愛(たなか のあ)さん

熊野中学校2年

○広島県内の公立中学校で唯一の女子サッカー部。
○将来,「なでしこジャパン」を目指し,部員一丸となって,日々練習に励んでいる。
※「なでしこジャパン」に熊野筆(化粧筆)が贈られたことから始まった,代表選手達と熊野町との交流を契機に,町内で女子サッカーチーム創設の声が高まり,熊野中でのチーム創設に至った。(平成25年4月創設)

未来のなでしこジャパンをめざして

小野 隼嗣(おの じゅんじ)さん

高本 亜美(たかもと あみ)さん

熊野東中学校3年

○熊野町の郷土料理である“八寸(はっすん)”を地域の方の協力を得ながら再現。
○地域の方達と一緒に味わう活動を通じ,住民との交流や地域文化の継承に取り組んでいる。
※八寸とは;熊野町でかつて祭りや冠婚葬祭などで作られた煮物料理。はまちやぶりのアラと豆腐を入れるのが特徴で,直径八寸(24cm)の器に盛られたことがそのいわれ。
八寸について

 

発表者

日本身体障害者陸上競技連盟強化指定選手 渡邊大輔さん
「東京パラリンピックをめざして」

 

渡邊大輔さん(発表)

 ●渡邊

 海上自衛隊に入隊し,潜水艦乗組員となりますが,通勤途中に車と接触事故を起こし,左手が動かなくなりました。左手の機能全廃という形で,今年で障害者歴20年です。障害者となり,支えてくれる方にも,自分自身のためにも,何かしなければいけないと思って,始めたのが障害者の陸上です。国内の大会に参加し,記録を多々伸ばしていきました。多くの選手や指導者に巡り会い,学び,成績も向上していきました。数多くメダルも取らせていただいたのですけれども,東京パラリンピックも決まって,目標も,国内から海外へ,世界へと変わっていきました。

 スポーツは,健常者であろうが,障害者であろうが,出会い・交流はもちろん目標ができ,人生をも変えていきます。スポーツを通じて,障害者は健常者以上に健康に気を遣うことになると思うし,社会に進出できる一歩になると思います。しかし,逆に,健常者以上に障害者は引きこもりのところがあって,スポーツを始める以前に,普段の生活もままならないところがあります。自分ではできるだろうか,受け入れてもらえるだろうか,金銭面や,いろいろな面で不安が先に立ってしまうのが現状です。だから,私はいろいろな情報を,自分自身が活躍し,障害者スポーツを知ってもらうのと同時に,ホームページなどをつくって,今まで会った方々を通じ協力し,発信していき,スポーツを通じ世界を救えたらなと思っています。

 今後,世界を目指して日々精進して,アジアの仁川のパラリンピックが一番最初にある目標です。その次がリオデジャネイロパラリンピック,世界選手権,そして,東京パラリンピックが,目標です。障害者スポーツに関わり,障害者スポーツの情報を提供していき,障害者の方に夢や希望を与えていけたら,と思っています。すべての人がスポーツを通じ幸せになれるように最大の努力をしていこうと思います。これが私の挑戦であり,夢であり,そして,今後の活動の予定であります。目標は日本代表ということで,今,その階段を一歩一歩上がっているところです。スポーツは感動を与えられるし,世界を救うと,広島県も救うと思っています。

○知 事

 1人でも2人でも何かそうやって行動を起こすことによって,周りに影響を与えていくんです。渡邊さんは,運動能力も多分高いし,そういう意味ではできることは大きいですけれども,でも,できることが大きいとか小さいが問題ではなくて,できることをやるということが僕はすごく大事なことではないかと思います。

 本当にそれを体現されて,世の中に少しずつそういうポジティブな輪を広げていっていただいているのではないかと思います。そういう意味で記録を目指すということも非常に大事なことですけれども,そういう形で世界を救うということはもっと大事なことではないかと思います。

主婦 平尾貴子さん
「パンを通じての地域の交流」

平尾貴子さん(発表)

●平 尾

 私にとって,長い子育ての息抜きがパンづくりでした。よりおいしいパンづくりを求め,勉強に行き,ライセンスを取得しました。自宅でささやかなパン教室を始めて16年になります。地元の公民館では,パンの講座の講師を受け,大人向けの教室,小学生の夏休みお菓子教室を毎年させていただいております。年に一度の町民文化祭も,バザーで盛り上げようと生徒さんや友だちを巻き込んで出店して,今年で10回目になります。いろいろな人からイベントでのパンの販売依頼が入るようになったので,自宅の一部を改装し,厨房をつくり,保健所の認可を取りました。

 地元でブルーベリーを栽培されている方が,年々収穫が大量になるので,ジャムにしてほしいと言われ,熊野産ブルーベリージャムもつくっています。もう少ししたらブルーベリーができますので,是非ご案内いたします。また,一緒に入れるレモンは,大崎上島の農園から分けていただく交流ができました。近い将来には,厨房の横に販売できるように再び改装して,小さなパン屋さんをしていこうと計画中です。そこで,地域の人たちとの交流ができる場所になればいいなと,夢は次から次へと膨らんでいきます。

○知 事

 平尾さんは,この地域で生まれたわけでもないし,昔からリーダーだったということも多分ないと思います。けれども,自分の好きなこと,できること,それをやりましょう,やりましょうとオープンにやることで,少しずつ輪が広がっていって,大崎上島まで届いてしまう。引きこもらないで,ちょっと前に出てみることによって,本当にすばらしい,周りの方も幸せにしていくことじゃないかと思います。 

熊野中学校女子サッカー部 植尾珠輝さん・田中愛さん
「未来のなでしこジャパンをめざして」

熊野中女子サッカー部(発表)

●田中・植尾

 私たちのサッカー部は,去年4月に男の子は復活,女子は創設されることとなりました。なでしこジャパンに国民栄誉賞記念として熊野筆が贈られ,代表選手達と熊野町との交流を契機に,文部科学省や日本サッカー協会から支援を受け,道具がそろって,サッカー部が創設されました。

 去年4月に創部され,すぐ新人大会があって,5試合全敗し,0得点,61失点という大量失点をしてしまいました。6月に第18回全日本女子ユースサッカー選手権大会広島予選に出場しました。全試合負けましたが,最後まであきらめずに頑張りました。こんなに弱いけど,8月,大阪で開催された中学校女子サッカーフェスティバルに出場させていただきました。なでしこジャパンの佐々木監督の指導も受けさせてもらい,すごく刺激を受けました。また,部活だけでなく,県内の女子サッカー練習会にも積極的に参加させていただいています。月1回,キーパーは文教女子高校で開催される女子GKクリニックなどに参加し,また,サッカー協会主催の交流試合にも参加させていただいています。

 朝練習,放課後練習は男子と同じメニューで練習に励んでいます。雨の日はラダートレーニングか走り込みです。全員がルールを学び,審判ができるようにしています。また,私たちは男子の試合にも出場し,得点できるようになりました。男子と一緒に出場することが多いです。でも,サッカーを始めて半年たつと,技術も向上し,得点もできるようになりました。

 1年後の新人大会は,2年生8人で挑み,6チームとリーグ戦で,1分4敗,それでも9得点できました。上達したと感じました。みんな前向きで明るい大切な仲間です。私たちはサッカーが大好きで,誰1人練習は休まず頑張っています。将来はなでしこジャパンを目指し,日々サッカーを頑張っています。

○知 事

 最初は61失点。普通,それぐらいやられると,めげるもんだけど,めげないんですよね。このお二人を見ていてお分かりだと思うのですけれども,すごく笑顔がすてきでしょう。にこにこしていて,サッカーが楽しいんだなというのがとても伝わってきます。この前向きさがいいでしょう。お二人は,来年は3年生ですから頑張って,来年は必ず勝って,皆さんに報告をしていただければと思います。

熊野東中学校3年 小野隼嗣さん・高本亜美さん
「八寸について」

熊野東中学校(発表)

●小野・高本

 郷土料理「八寸」とは,熊野町に150年以上前,江戸時代から伝わる家庭料理です。直径が八寸,約24cmの専用の皿に盛りつけられることから,こう呼ばれるようになりました。八寸には次の特徴があります。冠婚葬祭など人が大勢集まるときにつくられます。結婚式などのお祝いごとでは,赤い器に昆布やニンジン,魚のあら等で色鮮やかに盛りつけられます。葬儀などの弔辞では,あらの代わりに油揚げを使い,黒い器に色寂しく盛りつけられます。八寸を振る舞う家のおもてなしの心と一緒に八寸をつくる隣近所の方々の助け合いの精神が融合した料理,これが八寸です。

 ふるさと熊野を愛し,八寸の特徴やその調理法,名前の由来などを私たちの世代から次の世代へと伝えていってほしい。八寸の根本にあるおもてなしの心や助け合いの精神を中学生に学んでほしい。こうした地域の方の思いとともに,熊野東中学校では9年前より地域の方や保護者のご協力のもと,3年生の総合的な学習の時間で八寸づくりに取り組んでいます。

 授業は,例年12月ごろに行われているので,私たちはまだこの授業を受けていません。しかし,この取組みをまとめる中で,今年の授業では,八寸の調理法や由来はもちろん,八寸につまった地域の人の思いなど,この授業でしか学べない大切なことを学びたいと感じました。

○知 事

 この八寸という地域の料理ですけれども,熊野に独特ということで,こうやって地域のことを学んでいくというのは本当に大事なことだと思います。「くまのっこ」というのは,本当にみんな素直で,前向きというのが,今日のお二人の雰囲気でもすごくよく分かりました。これからも地域のことを学んで,また地域に貢献できる大人になってください。

◆知事まとめ

4 傍聴者

 約160名

5 その他

 懇談の模様は,録画でご覧いただけます。
 こちら(インターネット放送局)からご覧ください。

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