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第5回「湯崎英彦の地域の宝チャレンジ・トーク」(24.07.21 大竹市)

印刷用ページを表示する掲載日2012年7月21日

チラシ

 平成24年度 第5回県政知事懇談「湯崎英彦の地域の宝チャレンジ・トーク」を,次のとおり大竹市において開催しました。

1 開催日時

 平成24年7月21日(土曜日) 13時30分から14時40分まで

2 開催場所

 大竹市立図書館 ギャラリーおおたけ : 大竹市立戸一丁目6-1

3 内容

取組現場の訪問

訪問先内容

第1回ライオンズカップ
大竹少年サッカー大会

(大竹市晴海臨海公園)

○サッカーを通じた青少年の健全育成の
ため,市内の少年サッカーチーム関係者
が企画運営し,初めての大規模サッカー
大会を開催する。
○小学生16チーム参加(福岡県1,山口
県4チームを含む)
(知事は,始球式参加及び試合開始
ホイッスル)

zakka+cafe UPHILL

(大竹市松ヶ原町)

○松ヶ原地区の交流の拠点として,旧松
ケ原集会所を雑貨・カフェ,簡易郵便局と
して再生。
○また,大竹市の女性事業主
6名による町づくり団体「パインコーンズ」
の拠点。
(知事は,カフェで地域住民と交流)

ストーンアート製作現場

(大竹中学校)

○ストーンアートは,大竹市暴力監視追
放協議会が青少年健全育成のため,「
子どもと大人の共同による巨石アート制
作と市内展示」を実施。
○現在,新たに「四神+麒麟」をテーマ
に作品の制作中。大竹中学校で「青龍」
を制作。
(知事は,中学生と共に,色付け作業に
参加)

第1回ライオンズカップ大竹少年サッカー大会

サッカー大会

 大竹市内の少年サッカーチーム関係者が企画運営する初めての大規模サッカー大会を訪れ,始球式への参加及び試合開始ホイッスルを行いました。

 zakka+cafe UPHILL

UPHILL

 地区の交流の拠点として,雑貨&カフェとして再生した旧集会所を訪問し,女性事業主によるまちづくり団体「パインコーンズ」の取組を伺い,カフェで地域住民の方と交流しました。

ストーンアート製作現場

ストーンアート

  大竹市のストーンアートの取組についてお話を伺い,現在制作中の「青龍」の色付け作業に参加しました。

県政知事懇談会

会場 

◆湯崎知事による挨拶

知事 

◆地域住民の方(4組)による『私の挑戦』の発表

 大竹市在住で,あらかじめ選定した方に「人づくり」「新たな経済成長」「安心な暮らしづくり」「豊かな地域づくり」等の分野の取組について発表していただきました。

発表者 

名前・職業等取組内容等テーマ

前田満樹(まえだまき)さん

広島ミュージックジャンボリー
実行委員会代表

○「広島から元気パワーを発信!」
を合言葉に広島県内外をリレー形
式に開催する音楽ライブを開催。
(ライブ映像有)
「音楽の力で広島から
元気パワーを発信しよう!
…大竹発」

薄加代子(すすきかよこ)さん
西村文子(にしむらふみこ)さん
石津洋美(いしづひろみ)さん
竹中朱美(たけなかあけみ)さん
永見京子(ながみきょうこ)さん

大竹市女性消防団

○子供達への防火紙芝居実演な
ど火災や災害についての広報活動
や一人暮らし高齢者宅への訪問な
どサポート活動を展開。(紙芝居実
演有)
「安心なまちづくりに向けて
私達ができること」

福田千帆(ふくだちほ)さん
山根江利果(やまねえりか)さん

大竹高校3年生

○大竹市中心のスペイン通りの活
性化のため,通りの一角にある交
流サロンで,商品選定から広報,
レジ打ちまで,全て自分たちで企
画し販売実習を行った。
「Hot Place 夢の懸け橋
~私たちの“大竹大好き”
プロジェクト~」

亀谷麻巳子(かめたにまみこ)さん
尾崎航太(おざきこうた)さん
村中文香(むらなかふみか)さん
森田美樹(もりたみき)さん

大竹中学校3年生

○生徒会が呼び掛け,地域での
清掃活動や「あいさつ」を足を止
めて自分から行う取組などを実施。

「挑戦し続けること」

 広島ミュージックジャンボリー実行委員会代表 前田満樹さん
 「音楽の力で広島から元気パワーを発信しよう!…大竹発」

前田さん 

●前 田
 広島ミュージックジャンボリーの代表を務めている。
 大竹市在住のメンバーで構成する「メローイエロー」というグループでもともと単独ライブなどを行っていたが,県内で音楽活動をしている方たちと一体になって広島の元気やパワーを発信したいと思い,広島ミュージックジャンボリーをはじめた。
 告知ライブやラジオ,ユーストリーム配信,フェイスブックなどを利用した告知活動や,サポーター制度をつくり,昨年は県内10カ所でライブを開催することができた。大竹から始まったミュージックジャンボリーだが,今年は愛媛県と山口県でも開催することが決まっている。これからも県外への展開を進めていきたい。
 「広島を元気にしよう!」ということで始めたが,今では「広島から元気を発信しよう!」という意識に変わってきている。全国に広島のパワーを発信していきたい。県外からのお客様には,広島県に宿泊し,おいしいものを食べ,おみやげを持って帰り,楽しかったよというお話を広げていただけるようにしたい。
 また,新しいものを作りだそうということで,楽しいことを企画する倶楽部「OH!バンブー倶楽部」を発足した。大竹市民の方が参加できる参加型のイベントを企画している。新しいことの発信にチャレンジしていきたい。
○知 事
 最初は仲間でステージをするところから始まって,大竹市,広島県全体と広がり,今や山口県や愛媛県でも開催するという成長の過程をたどっておられる。
 こういった企画を実行すると決めた理由は何だったのか。
●前 田
 急に明日元気がなくなるかもしれないし,来年やろうと思っていてもできるとは限らない。とにかく今できることを進め,皆さんを巻き込んで楽しいことをしたいと思い,開催を決めた。
 コンセプトや具体的な計画は,考えれば考えるほど前に進みにくくなると思い,あまり考えなかった。進みながら様々な道を模索していった。30人の実行委員がミュージックジャンボリーを自分たちのものだと考え,目的を持って取り組んでいることが成功の秘訣だと思う。
○知 事
 「できることをやろう」,「巻き込んでいこう」という今の二つの言葉は大事だと思う。考えているだけでは何も動かないが,行動するとどんどん広がっていく。日本ミュージックジャンボリーin大竹も目指せるかもしれない。

大竹市女性消防団 薄加代子さん,西村文子さん,石津洋美さん,竹中朱美さん,永見京子さん
 「安心なまちづくりに向けて私達ができること」

女性消防団 

 

● 薄
 大竹市女性消防団として,消火活動のほか,高齢者の防火指導や火災予防週間での広報,防火紙芝居の制作・読み聞かせなど安心なまちづくりに取り組んでいる。
 特に保育園での防火紙芝居の読み聞かせは幼児期に火災のおそろしさを身にしみて教えることができ,火災の予防の意識を高めることができている。
 何事も「備えあれば憂いなし」というが,日ごろの心がけや地域,近所との交流が大切だと思う。自分の命は自分たちで守るという気持ちで,皆さんも身の回りの地域の組織をつくり,連帯意識を高めていただきたいと思う。安心なまちづくりに向けて,皆さんと一緒に精一杯頑張りたい。
○知 事
 現在,消防団のメンバーが不足している中で,消防団に所属していただいていることはとてもありがたいことであり,心から敬意を表したい。さらにそれぞれのご職業を生かして工夫をしながら,教育や普及にも励んでいただいている。
 もともと消防士ではなく他の職業をされている方が,消防団員として自分たちでできることを考えて取り組んでいらっしゃる。限られたことしかできないとおっしゃっていたが,その限られたこと一つ一つが大きなことで,それぞれ地域のために取り組むと,全体で大きな力になっていくのではないかと改めて感じた。

大竹高校3年生 福田千帆さん,山根江利果さん
 「Hot Place 夢の懸け橋~私たちの“大竹大好き”プロジェクト~」

大竹高校 

 

●山根・福田
 昨年,大竹駅周辺の再開発について,大竹市役所の方が高校生の意見を聞きに来られた。東西連絡通路の設置や駅周辺の照明を明るくすること,コンビニやファミリーレストランがあるといいのではと回答した。他にも,毎日通学路として使っているスペイン通りにいろいろな年代の方が集まる場所をつくりたいと思い,シルバー人材センターの交流サロンで中国地方の高校生が開発などに関わった商品を販売した。チラシの作成,ケーブルテレビでのCM作製も行った。地域の方に応援していただき,本当にうれしかった。また秋に販売実習をしたいと思っている。
 また,本校の生徒や市内の事業所などへのアンケートの結果,「お奨めする,誇ることができる伝統工芸,技術」の1位“手描き鯉のぼり”と,「今後大竹高校生にどんなことを期待するか」の2位“地域と協力した商品開発”に着目し,手描き鯉のぼりを飴にした「こいこいキャンデー」を考案した。まだアイデアの段階だが,この企画にご協力いただける方を探している。
 地域の方々に協力していただき,多くの方と接することで,たくさんのことを楽しみながら学習している。これからも様々なことにチャレンジし,より多くの人に大竹を好きになっていただけるように頑張りたい。
○知 事
 スペイン通りの活性化や手描き鯉のぼりをモチーフにしたキャンデーなど,「ラブ大竹」という感じがあらわれていると思った。すばらしいアイデアを持っておられる。とても頼もしく感じた。

大竹中学校3年生 亀谷麻巳子さん,尾崎航太さん,村中文香さん,森田美樹さん
 「挑戦し続けること」

大竹中学校 

 

●亀谷・尾崎・村中・森田
 大竹中学校を日ごろからもっとすばらしい学校にするために,「あいさつ」,「掃除」,「地域とのつながり」に取り組んでいる。
 「一丸あいさつ」では,学校全員が一丸となって,自分から立ち止まって笑顔であいさつをする。授業のあいさつも,すべてのクラスから大きな声が聞こえてくる。「やりきり清掃+α」では,3年生がリーダーとなり,1年生から3年生までが力を合わせて,15分間の掃除を無言でやりきる。大竹中学校が変わったと言われることがあるが,一番大きく変わったのは毎日の掃除だと思う。「地域とつながる取組」では,大竹クリーン活動に全校生徒の9割以上がボランティアで参加している。
 今年はストーンアートの普及や駅前に花を植える活動など,地域の活動に参加した。これからもどんどん活動を広げていきたい。大竹中学校一人ひとりの可能性を最大限に発揮できるように,生徒会として挑戦し続けたい。
○知 事
 今日大竹中学校を訪問した際,クラブ活動をされていた生徒さんが一列に並んで拍手で迎えてくれた。皆さんしっかりしていて頼もしい。中学生として挨拶をきちんとしたり,学校を掃除したり,先輩から引き継いだストーンアートを補修したり,この一つ一つの積み重ねがいい学校をつくっていっているのだと思う。もちろん先生の指導もあると思うが,生徒会の頑張りで生徒一人ひとりの意識が変わったのだと思う。

◆知事まとめ

4 傍聴者

 約130名参加

5 その他

 懇談の模様を録画でご覧いただけます。
 こちら(インターネット放送局)からご覧ください。

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