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52 豆乳の栄養的特徴

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年8月3日更新

Q 豆乳の栄養的な特徴について教えてください。

A 豆乳はわが国古来の栄養飲料ですが,牛乳の急速な普及で一時ほとんど忘れられていました。しかし,主成分であるタンパク質や脂質が植物性であることから,健康食品指向の高まりの中で,にわかに注目されるようになりました。現在豆乳は,日本農林規格(JAS規格)によって豆乳,調製豆乳,豆乳飲料の3種類に分類され,それぞれ規格が定められています。調製豆乳と豆乳飲料は,豆乳をさらに加工して製造されます。栄養面から見た豆乳の主要な成分についての特徴を要約すると,次のようになります。

1 タンパク質
消化吸収率のよい植物性のタンパク質が多量に含まれていますが,牛乳に比べると含硫アミノ酸,特に,メチオニンが少ないのが欠点といえぱ欠点です。

2 脂質
不飽和脂肪酸であるリノレン酸,特にリノール酸を多量に含んでいます。この不飽和脂肪酸は,昔ビタミンFと呼ばれていたもので,人間にとって必須のものです。これがないと,乳幼児や子供の成長が停止します。また,血清中に含まれて血管壁に沈着し,成人病の代表である高血圧,脳溢血,動脈硬化等の原因となるコレステロールを溶かして運び出す働きをするといわれているのもこの不飽和脂肪酸です。

3 カルシウムとビタミン
豆乳は消化吸収され,分解されると体内でアルカリ性となり,この点では好ましい食品といえますが,残念なことに牛乳に比べて乳幼児,発育期の子供,妊産婦に必要なカルシウムとリンが不足しています。また,ビタミンBは豊富に含まれていますが,ビタミンA・カロチンはほとんどありません。


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