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2 酸性食品とアルカリ性食品

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年8月2日更新

Q 酸性食品とか,アルカリ性食品ということばがかありますがこれらの内容について,具体的に教えてください。

A 食品が酸性かアルカリ性かを判断するのは,食べてみて酸っぱいとか渋いとかで決めるのではなく,食品100gを燃焼して残った灰分の水溶液が酸性反応を示すか,アルカリ性反応を示すかによって決められます。したがって,酸性反応を示すリン,塩素,イオウなどのミネラルが多く含まれている食品は酸性食品,アルカリ性反応を示すカリウム,マグネシウム,カルシウムなどのミネラルが多く含まれている食品はアルカリ性食品ということができます。つまり,米や麦のような殼物,肉や魚のような動物性食品は酸性食品,野菜,果物,海藻などはアルカリ性食品です。食品の酸性,アルカリ性は食品の分類法の一つです。

一方,人間の血液は動脈でpH値7.4,静脈でpH値7.35と弱アルカリ性になっています。血液が酸性化すると,抵抗力が弱まり風邪をひきやすく,腸の蠕動運動が低下して便秘になりやすいなどといわれていますが,正しくありません。それは通常血液が酸性(pH値7.0以下)になることはないからです。一般に「血液が酸性化する」とか「酸性に傾く」などといわれますが,これは血液のアルカリ度の重要性を強調するオーバーな表現で,正確なものとはいえません。血液のpH値は,血液中に含まれている緩衝物質の中和作用,それを助ける体液の動き,さらに腎臓の中和作用なども働き,弱アルカリ性に保たれます。

毎日酸性食品ばかり食べ続けてもアルカリ性食品だけを食べ続けても,体内の血液のpH値が変化することはありません。また,実際の食生活においては酸性食品ばかり食べることもなければアルカリ性食品ばかり食べることもありません。酸性食品,アルカリ性食品の区分を気にすることより,栄養のバランスをとることが大切です。

酒は,原料と製造方法から酸性,中性,アルカリ性に分けることができます。原料に米や麦などの穀類を使う日本酒やビールは酸性酒類,ブドウを原料に使っているワインはアルカリ性酒類,焼酎,ウイスキー,ブランデーなどの蒸留酒はミネラル分が除かれているので中性酒類です。酒の酸性,アルカリ性は健康には直接関係なく,酒の肴にミネラルやビタミンの多い海藻,野菜,良質の蛋白質の多い肉や魚でおいしくゆったりした気持ちで飲むよう心がけましょう。


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