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まず「知る」ことからはじめよう

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年4月12日更新

1 自殺はその多くが追い込まれた末の「死」 

 ○自殺に至る心理としては,様々な悩みが原因で心理的に追い詰められ,自殺以外の選択肢が考えられない状
  態に陥ってしまったり,社会とのつながりの減少や生きていても役に立たないという役割喪失感などから,危機
  的な状態にまで追い込まれてしまう過程とみることができます。

 ○自殺を図る直前には,大多数の方は,心理的に追い詰められた結果,うつ病,アルコール依存症等の精神疾
  患を発症しており,この影響により,正常な判断を行うことができない状態となっていることが明らかになってきま
  した。

 ○このように,個人の自由な意思や選択の結果ではなく,「自殺は,その多くが 追い込まれた末の死」ということ
  ができます。

2 自殺はその多くが防ぐことができる社会的な問題

 ○経済,生活問題,健康問題,家庭問題等自殺の背景,原因となる様々な要因のうち,失業,倒産,多重債務,
  長時間労働等の社会的要因については,制度,慣行の見直しや相談・支援体制の整備という社会的な取組み
  により自殺を防ぐことが可能です。

 ○また,健康問題や家庭問題等でも,専門家への相談やうつ病の治療について,社会的な支援の手を差し伸べ
  ることにより,自殺を防ぐことが可能です。 

 ○このように,様々な要因に対する社会の適切な介入や,うつ病等の精神疾患の適切な治療により,多くの自殺
  は防ぐことができます。

3 自殺を考えている人は,何らかのサインを発していることが多い

 ○わが国では精神疾患や精神科医療に対する偏見が強いことから,精神科を受診することに心理的な抵抗を感
  じる人は少なくありません。

 ○他方,死にたいと考えている人も心の中では「生きたい」という気持ちとの間で激しく揺れ動いており,不眠,原
  因不明の体調不良など自殺の危険を示すサインを発していることが多くあります。

 ○しかしながら,自殺を図った人の家族や職場の同僚など身近な人でも,自殺のサインに気づきにくい場合もある
  ので,地域や学校,職場等の周囲の人が自殺のサインに気づき自殺予防につなげていくことも大切です。               

 

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