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第4回ひろしま里山ソーシャル・カフェ(平成28年12月3日・尾道市)の開催状況

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年1月13日更新

のれん4

第4回「ひろしま里山ソーシャル・カフェ」を次のとおり,開催しました。

(開催概要)
〇日時 平成28年12月3日(土) 13:30~17:00
〇会場 オノミチシェア(尾道市土堂二丁目10-24)
〇テーマ 地域を作るシゴトづくりとヒトづくり

オノミチシェア オノミチシェアのカフェ終了後の写真

会場のオノミチシェアは,「働くことと,遊ぶこと。どちらかを選ぶのではなく,どちらも充実する空間をつくりたい」という
考えの下,倉庫を改修し,シェアフロア・コワーキングスペースとして利用されている建物です。

プレゼンテーション

しごとづくり,ひとづくり メンターゲスト ナカムラケンタさん

 中村さん写真

求人サイト「日本仕事百貨」代表のナカムラケンタさんからは,「日本仕事百貨」に掲載された仕事とそれに携わる人の
事例紹介と,多様な事例から見えてきた「地方でシゴトを形にする戦略」について,説明していただきました。

最近は,思いついたアイデアを,組織でなく個人でも形にすることができるようになっています。これはIT化の進展に伴い,
比較的容易にデザイン,編集,コミュニケーション,ファイナンス,エンジニアリングのスキルを身に付けることができる
ようになったことが要因だそうです。

こうしたことを背景に,働き方も多様化しています。そこで,生きるように働く人を取材し,掲載する求人サイト「日本仕事百貨」
を運営されています。このサイトでは,給与や勤務地などの情報だけでなく,働いている人を訪ね,取材して,その人の想いや
生き様を掲載しています。
実際に,日本仕事百貨で求人をした文房具店「カキモリ」(東京都)やカフェ「日光珈琲」(栃木県)の事例を紹介していた
だきました。

「しごとづくり,ひとづくり」をしていくには,まず「ひとりで形にできる人」を「集め」,「育てる」ことが必要だそうです。日本
仕事百貨に掲載された方のように「ひとりで形にできる人」を集め,そうした人に,しごとバーで1日バーテンダーをして
もらいます。すると,そこに人が集まり,集まった人同士でつながっていきます。さらには,しごとバーに参加した人が,
「ひとりで形にしていく」。自ずと始まり,また,つながっていくサイクルが生まれているそうです。

また,仕事について,地方で形にする戦略として,商品・サービスの提供について,川上から川下までを一括して担う
「小さな垂直統合」を行い,そこに行かないと手に入らないという「聖地化」をすることが必要だそうです。
また,「顔が見える」ことも大事な要素で,最近の旅行は「あの人に会える」ということに価値が置かれているそうです。
倉敷市のゲストハウス「有鄰庵」などはその好例で,リピーターが数多く訪れており,従来の観光旅行とは異なった傾向が
みられるそうです。

『ひろしま食べる通信』について 広島ゲスト 梶谷剛彦(かじたに たかひこ)さん

梶谷剛彦さん写真

梶谷さんからは,自らが編集長として関わっている「ひろしま食べる通信」の取組について,お話ししていただきました。

梶谷さんは実家が愛媛県のみかん農家で,現在は,株式会社中本本店で広告の仕事に携われています。

梶谷さんは雑誌に掲載されていた「食べる通信」の記事を読み,実家のこと,現在の自身の仕事など様々な想いが交錯し,
広島での発行を思い立たれたそうです。

※「食べる通信」は食のつくり手に関する情報をまとめた読み物と食材が一緒に届く定期刊行物で,平成25年から東北で始まった取組です。
平成28年12月現在,全国で36の「食べる通信」が発行されています。

全国的に農家の減少,高齢化が進展していますが,広島県の農家は全国第3位と特に高齢化が進んでいます。こうした中,
消費者と食の生産現場が非常に遠くなって,農業や漁業についてリアルに考えにくくなっています。こうした状況を改善する
ためにも,消費者に生産者の顔や想いを届けたいと考えられています。

元々県内農家とのつながりはほとんどない状況でしたが,取組に対する想いを周囲に伝えることで,少しずつネットワークが
広がり,本年7月に「ひろしま食べる通信」が創刊されました。

これまで,世羅町のトウモロコシや,廿日市市の宮島野菜,大崎上島町の車海老を採り上げていますが,購読者はSNSで
つながっていて,レシピや動画を共有したり,情報の拡散を担ったりしているそうです。

梶谷さん発表

ソーシャル・トーク

高垣副知事にはコメンテーターとして参加していただき,指出さん(月刊「ソトコト」編集長)の進行の下,ゲストの発表の
掘り下げを行いました。

高垣副知事からは,「『ひろしま食べる通信』の創刊号を読ませていただいたが,トウモロコシの生産工程や生産者の
想いが伝わる内容で,大変興味深かった」,「地方での起業では,この『食べる通信』のように,ナカムラさんの講演に
あった『小さな垂直統合』が重要だと思う」などのコメントをいただきました。

第4回ソーシャル・トーク

ワールド・カフェ

参加者は7つのグループに分かれて,「『ひろしま食べる通信』の価値を広めるためには,どんなことができるのか」について,
意見交換を行いました。

「食材を使った料理を食べる映像をSNSで拡散する」,「非常によい取組なので,コンセプトをもっと強く訴える」といった
PR方法に関することや,「生産者が購読者の家を訪ね,どのように食べられているのかを見届ける“参観日”を行う」,
「農家での収穫体験・シェフによる出張料理教室」といった生産者とのつながりを強めるアイデアが出されました。

ワールド・カフェ実施状況 集合写真

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