このページの本文へ
ページの先頭です。

令和4年度第2回『さとやま未来円卓会議』を開催しました

印刷用ページを表示する掲載日2023年3月15日
 中山間地域の課題解決に取り組む「ひろしま里山・チーム500」登録者の活動の継続と発展を図るため、令和5年3月10日(金)に、行政機関や経済団体、大学などで構成される「さとやま未来円卓会議」の令和4年度第2回会議を、オンライン開催しました。

 円卓会議では、「ひろしま里山・チーム500」登録者3組が、中山間地域の課題解決に向けた取組を発表され、これに対して構成団体からは助言や情報提供が行われました。

活動実践者によるプレゼンテーション

「規格外作物を使ったクラフトビール作り」(岡田アントニールイスさん)

 岡田さんは、三次市で「すてない農業」の実践をしており、その取組の一つとして、規格外作物の問題にアプローチしたクラフトビールの醸造を行われています。
 このクラフトビールを広島ブランドにしていくことで、自身の取組や広島の農業について知ってもらい、地域農家の継続的な収入向上に繋げていきたいという想いに対し、構成団体からは、ブランド化や販路拡大に向けた制度の紹介や、具体的な商品のブランディングに関する提言などのアドバイスがありました。
岡田さん

「ライブコマースで地域を元気に!里山の魅力をPRしたい!」(吉田峻さん)

 吉田さんは、県内山間部で商品の情報発信が出来ていない商品を、ひろしまのスポーツMCとして活動する中で培ったスキルを活かし、ライブコマースで紹介・販売することで、生産者に代わり、地域や商品の魅力の発信に取り組まれています。
 自身の発信力の強化を行い、ライブコマースを多くの人に継続的に見てもらうことで、地域産品のPRを通した事業者の支援に繋げたいという想いに対し、構成団体からは、ビジネスモデルのブラッシュアップを行うプログラムの紹介や、新たな企画実施に向けた農業団体との連携に関する提案などのアドバイスがありました。
吉田さん

「おがうちエコビレッジ」(石川華奈さん)

 石川さんは、広島市安佐北区小河内で、シェアスペース・シェアキッチンの運営や自然体験イベントの実施を通して、小河内の豊かな自然を守りながら、魅力を発信する活動に取り組まれています。
 里山全体をフィールドとしてシェアし、みんなでケアしていくことで、様々な形で地域に関わる関係人口の増加を目指したいという想いに対し、構成団体からは、組織運営に関するアドバイスや大学生との協働の可能性に向けた提言などがありました。
石川さん

おすすめコンテンツ