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令和4年度第1回『さとやま未来円卓会議』を開催しました

印刷用ページを表示する掲載日2022年10月19日
 中山間地域の課題解決に取り組む「ひろしま里山・チーム500」登録者の活動の継続と発展を図るため、令和4年10月13日(木)に、行政機関や経済団体,大学などで構成される「さとやま未来円卓会議」の令和4年度第1回会議を、オンライン開催しました。

 円卓会議では、「ひろしま里山・チーム500」登録者3組が、中山間地域の課題解決に向けた取組を発表され、これに対して構成団体からは助言や情報提供が行われました。

活動実践者によるプレゼンテーション

「広島県での3Dモデル/VR技術の活用について」(中井皓一さん)

 中井さんは,廿日市市地域支援員として,3D技術を用いて廿日市市空き家バンクに「360度バーチャル内覧」を導入。3D技術/VRを活用し、廿日市市の文化財・特産品の3Dモデル化、VR空間でのイベントを実施し、関係人口を創出する取組も行われています。
 VR技術を活用して、どこにいながらでも廿日市市を体験し、移住や交流のきっかけ作りを行うことで廿日市市を盛り上げていきたい、新しい分野への応用をしたいという思いに対して,構成団体から,土木建築分野・文化財分野での活用の可能性,コンテンツ作りの方向性についてのアドバイスがありました。
中井さん

「生ゴミゼロから始まるサスティナブルな地方創生」(生原誠之さん)

 生原さんは,「環境に優しい」をテーマにした商品を取り扱う生原商店代表として,すべて広島県産の廃材を活用した「せとうちコンポスト」を製造販売し、生ごみゼロのサスティナブルな社会の実現を目指されています。より多くの方に使用してもらうため、啓発活動や新商品開発、さらに自治体規模での取組への転換に向けた活動を行われています。
 サスティナブルな商品である「せとうちコンポスト」を通じて持続可能な街づくりを実現したいという想いに対して、構成団体からは、コンポストの成分分析を行える機関の紹介や、同様の環境に関する取組を行うNPOセンターから連携や今後の情報提供の提案などがありました。
生原さん

「瀬戸内天然ひじきのブランド化に向けた商品開発と販路拡大」(北尾悦子さん)

 北尾さんは、広島県産の天然ひじきの加工品の製造・販売を行われています。価格が安い海外産のひじきが多く出回る中で、「瀬戸内天然ひじき」をブランド化させ、販路拡大を行うことで、漁師の収入の安定、後継者不足の解消を行い、国産の瀬戸内天然ひじきを守り次世代に繋ぐため取り組まれています。
 北尾さんの、「瀬戸内天然ひじき」をブランド化をして販路拡大をし、地域の漁師たちの仕事を守り、次世代に繋ぎたいという想いに対して、構成団体からは、都市部でのテスト販売やアンテナショップでの販売の提案、大学生と連携してレシピ開発が出来る場の案内などがありました。
北尾さん

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