2回目の勉強会では,1回目の勉強会で議論して選んだ6つのグループ・12のテーマについて,グループで意見交換をしながら,質問や提案文を作成しましたので,その様子をお知らせします。
今日の会場の「第一委員会室」は,ふだん,県議会議員と県の幹部職員が,県の仕事の進め方などについて議論を行っている場所です。子供議員のみんなも少し緊張している様子です。そこで,初めにクイズなどで頭の体操をしてウォーミングアップをしました。
それから,各自が準備してきた質問や提案のもとになる作文を,グループ内で読み合いながら「前回はこんな意見だったなあ」などと,みんなで確認を行いました。
その後は,12のテーマごとに分かれて質問や提案文の原稿を書いていきました。講師から,誰のために,何のために,どのような提案をするのかをじっくりと考えてみんなで議論し,その結果を骨格にして質問・提案文にまとめる方法を学びました。
子供議員は,自分で見聞きしたことや調べてきたことを整理したり,大学生サポーターや県の職員にも手伝ってもらってスマートフォンでデータを調べたりして,「今はどうなっているのか」という現状をまとめ,その解決策を探りました。
午後からは仕上げです。サポーターと相談しながら,調べてもわからなかったことを質問にしたり,「10年後の広島県をよくするため」の解決策を提案にまとめていきました。しかし,自分たちの思いがうまく文章で表現できていなかったりして,講師から書き直すよう,何度も赤ペンが入りました。子供議員は,そのつどサポーターにもアドバイスをもらいながら,自分たちの思いがきちんと伝わるよう,最後まで頑張って完成させました。
そして,県議会議員への質問も3つ考えて完成させ,質問・提案を議場で発表するときのパート分けも決まりました。
次回は,いよいよ模擬県議会です。みんなで協力して一生懸命考えた質問・提案を,自信を持って堂々と発表することを願っています。