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備後表関連資料

 広島県の沼隈半島とその周辺地域は温暖な気候に恵まれ、古くから畳表の原材料である藺草(いぐさ)の産地として知られてきた。中世から近世にかけては、この地域で生産された畳表が「備後莚(びんごむしろ)」「備後表(びんごおもて)」の名称で記録に残されており、既に畳表の高級品としての地位を確立していた。
 広島県立歴史博物館では、地域の重要な地場産業である備後表のなりたちについての調査・研究と、関連資料の収集を進めている。