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H27現代刀の魅力展

 「現代刀の魅力」と題する特別展を7月14日から8月末まで開催中です。おかげさまで多数のお客様に御来館いただいています。7月14日(火)に展示が始まり,7月18日(土)に出品いただいた刀匠お二人の貴重な解説を直接お聞きすることができる鑑賞会及び本資料館に会場を移しての解説会が開催されました。いずれにも熱心なみなさまの参加があり盛会となりました。
 なお,第2回の鑑賞会は8月8日(土)の午後に開催予定です。1回目と同様に刀匠及び本館の学芸員による解説を予定しています。

鑑賞会の開会です。若手刀匠の平賀氏を加え3人の刀匠の挨拶から始まりました。 6月に高松宮賞を受賞した刀匠の久保氏です。
刀匠の三上氏,賀島氏,久保氏がそろい開会のあいさつです。右は,6月に高松宮賞を受賞された久保氏の解説です。

刀匠の三上氏です。このようなものも彼の作品だそうです。 旧日銀ビルの地下室で行われた鑑賞会です。
刀匠の三上氏です。このようなものも彼の作品だそうです。    旧日銀ビルの地下にある部屋で行われた鑑賞会です。
上の三上氏の作品は例外として,テーブルに8本の大小の刀が置かれ,参加者は実際に一つずつ手に取って,間近での鑑賞が実現しました。テレビで見たことのある,口に白い紙を加えて刀身を見る,その意味が分かった気がします。

緊張しながらも興奮のひとときです。会場の狭いのが少し気になります。 展示室での解説会です。わかり易さと迫力たっぷりです。
 お客さんが一人ずつ展示された実物を鑑賞することができました。ずしり,という感じが周りにもしっかり伝わってきました。右は資料館の展示室に移っての解説会です。鑑賞会の倍くらいのお客様です。お二人の刀匠からそれぞれの作品を詳しく解説していただきました。

いつあんの書とお守り刀です。 大人に負けず真剣に鑑賞していました。
見る人が見るとわかる,いつ庵の書とのコラボ。不思議な迫力。   右の彼は,大人のざわめきにも惑わされず,冷静に睨むように鑑賞している眼力を感じました。