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平成27年度のできごと

平成27年度頼山陽史跡資料館がリニューアルオープンし1年目の様子です。 

いつ

どのようなことが

3月17日 ひな人形展のにぎわいからすっかり装いを変えて,「全国公募 南画精華展」の展示が整いました。公開前日である本日,授賞式と内覧会 (内覧会写真)(83KB)が行われ,広島県知事賞・広島市長賞・広島県教育委員会賞・広島市教育委員会賞・頼山陽記念文化財団会長賞・奨励賞などの各賞の受賞者が集まり,頼名誉館長から賞と記念品が授与されました。長年取り組んでいる方,初めて出品された方,遠くは神奈川県や長崎県からの出品もありました。平成24年に始まり,今回で4回目の南画精華展です。
3月 5日

 ひな祭りの日を少し過ぎていますが,財団主催の「ひな祭り茶会」が開かれています。庭園ではちょうど紅梅が終わりけけるのと入れ替わりに白梅が(写真197KB)気温の変化を感じ取っているかのように次々と開花し始めています。
 春の陽射しにふさわしい和やかで暖かな日和にも恵まれ間断なくお客さんが訪れており,ロビーでのお茶立て体験などまさにお祭りのムードで笑顔があふれています。150人余のお客さんが予想されます。
 同日「(写真)ぶっちゃけ都島 写真 (106KB)として,「まちの情報発信を考える」という副題のもと,テレビ会議システムを使って,当資料館の紹介をその会議の項目の一つに加えるという企画がありました。パソコンで同時中継しながら,話題提供としての資料館の紹介を含むさまざまな意見交換がネットワークを活用して行われました。行政主導ではなくNPOなど市井の人が中心になって意見交換や議論を行う,そこから町の活性化を考えようというもののようでした。

2月23日

ひな人形展に協力出品していただいている基町幼稚園 (写真194KB)の年長組児童さんと引率の先生方総勢60人が来館しました。にぎやかな空気になることを予想しましたがおもいがけず静かに整然と館内を見ていただき,先生方のしつけに頭が下がった次第です。一般のお客さんの多くがロビーに入ってすぐに園児の作品に目を留め,感嘆の声を上げています。

2月14日

 梅の花が盛りとばかりに咲き誇り,その花の蜜をメジロのつがいが楽しそうに味わう様子が陽射しの中で見られます。時には咲き始めた椿の花にもすがっています。
 この日,NHKのTVクルーが取材に来ていただきました。翌日の朝,ローカルニュースでひな人形展の様子を,特に昭和6年(1931)に京都で製作された豪華で重厚な「御殿飾り」のことも映像で紹介していただきました。

2月上旬

 いよいよ恒例の「ひな人形と春の書画展」が始まりました。開会初日の2月4日には,RCC-TV及び広島ホームTVの取材もいただき,同日から翌日にかけて放送していただきました。テレビで見ましたよというお客様もおられました。
また,2月11日には産経新聞の取材があり,翌日のローカル版に大きく紹介していただきました。
 資料館ロビーには基町幼稚園の園児による27組のひな人形とそれを描いた絵が展示されており,来館者の目を引いています。

2月上旬 季節の移り変わりを感じる日々となっています。1月には降雪が2回ありました。その影響か,茶室前の芭蕉の葉がすっかりしなびてしまいました。他方,園内の紅梅のつぼみが日ごとに膨らみ,1月の末日には2-3輪の開花が確認できました。写真に記録しています。この冬,園内を楽しむ野鳥も増えています。紅梅周辺をにメジロのつがい,ジョウビタキやシロハラたちが闊歩しています。
 2月4日(木)からは季節に合わせて,ひな人形の展示が始まります。歴史と重厚な格調を感じさせる数々の展示をぜひとも御覧ください。
平成28年
1月
 新しい年が静かに始まっています。1月7日にはお隣の袋町小学校お茶クラブの児童と先生方を含めて20名の方が茶室でお茶のお稽古の時間を過ごしていました。所作から言葉遣いなどまですがすがしい態度が心地よい児童の皆さんです。
 またその翌日には,広島県教育委員会から3名の教育委員の方が視察においでくださいました。限られた時間ではありましたが,山陽の残した作品の芸術性,父春水が4代さかのぼる先祖まで確実に祭りごとを行うこと,そうした祭事に伴うこまごましたことを書き残して家訓にしていたことなど,学芸員の微に入り細を穿つ説明に熱心に耳を傾けておられました。
12月例年になく長引いている感のある秋も,12月の半ばに差し掛かると冬の気配が濃くなっています。庭園内のイロハモミジがようやく鮮やかさを増してきました。雨が少なかったからよそでもなかなかいい色になっていないですよ,というお客様もいます。正面玄関のアオギリもこの時期,大きな葉を落とし続けており,年内には枝だけになりそうです。
11月25日「文人墨客の交遊を伝える」と題して,中国新聞で大きな紹介記事を出していいただきました。頼山陽の「同君彜遊沙河」,田能村竹田「琴客観瀑図」,「高客聴琴図屏風」など多くの作品を取り上げて紹介していただきました。
11月22日書道展の公開展示を終わりました。中国新聞で授賞式の様子を紹介していただいたこともあり,本館及び旧日銀広島支店の会場と併せて,期間内に400人近いお客様が書道作品を御覧においでいただきました。感謝申し上げます。
11月15日頼山陽史跡資料館書道展の表彰式が本館ロビーで開催されました。各種の受賞者21名が,当館名誉館長の頼祺一氏から賞状や副賞を授与されました。特別賞,特選,奨励賞の受賞作品は当館のロビーや展示室に,入賞作品は旧日本銀行広島支店のフリースペースに11月22日までの1週間展示されます。
11月7日特別展の関連行事として「実演と解説『文人の書』」が本館ロビーで,広島文教女子大学名誉教授の日比野氏により執り行われました。「風流才子の交わり」で展示されている種々の作品を題材に,頼山陽や田能村竹田の書風,そのすばらしさなど詳しく解説していただきました。
11月7日城下町ウォークが開催され,予想以上の反響のもと27名の方の参加がありました。降雨が心配される天候でしたが,幸いにも雨に降られることもなく無事に日程を終えました。
11月3日頼山陽記念文化財団による,頼山陽像除幕式が盛大に実施されました。30名余の関係者が集まる中で厳粛に頼山陽先生像が披露されました。引き続き午後に行われた開館20周年記念講演会では,金城学院大学の高橋名誉教授による「尾道の文人群像―山陽・竹田・春琴・竹下―」にも,多くの聴衆にお集まりいただきました。
また新聞社3社からも取材がありました。
10月31日頼山陽史跡資料館文化教室としての「書道教室」の最終回が開かれました。日比野先生の御指導の下,頼山陽の書風についての解説を受けながらの実習となっていました。
9月17日「敬老お茶会」に続き,お隣の袋町小学校お茶クラブの児童が12名でお茶のお稽古に来館しました。
9月13日頼山陽記念文化財団の主催で「敬老お茶会」が開催され多くのお客さんが来館されました。お隣の袋町小学校お茶クラブの児童がおもてなしするとともに,ロビーでは生田流の専徳院様による和やかで気品あふれる琴演奏が,午前午後にわたって行われ,素敵なひとときが流れました。
9月5日

本年度の連続講座第1回目として,大河ドラマ「花燃ゆ」の時代考証者が語る「頼山陽と幕末」と題する講演会が開かれました。広島大学名誉教授 三宅 紹宣先生のお話に多くの方が引き込まれました。
 次回は,11月28日(土)に「菅茶山」の生涯と題する会を予定しています。多数の御参加をお待ちしています。

9月3日NHK広島により新規の常設展示を取材していただき,同日昼にローカルニュースで紹介していただきました。
8月29日文化教室「頼山陽のお手本で書を学ぼう」の第1回目が開かれました。部屋をほぼ満たすくらいの参加をいただき,和やかな中にも真剣な雰囲気がありました。日比野先生には手首や腕の使い方に至るまで,全体と個別に御指導をいただきました。次回は9月19日(土)です。
8月29日「展示解説会及び試し切り実演会」 「現代刀の魅力展」の会期がわずかとなったこの日,展示出品いただいた3人の刀匠が直接解説をする会を追加実施し,はるばる宮崎県からお越しの松葉刀匠による,真剣の試し切り実演を午前午後の2回にわたって実施することができました。館内のロビーも展示室も埋め尽くさんばかりの多くのお客様に御来館いただき,すばらしい活気のある,そして和やかな一日となりました。資料館と御来館のお客様との心地よい距離感がいたるところで感じられました。関係者のすべてのみなさまに感謝申し上げます。
8月23日産経新聞社により現代刀の展示についての取材を受けました。
8月21日NHK広島により「現代刀の魅力」の展示を取材していただき,同日昼と夕方のローカルニュースで紹介していただきました。
8月18日広島ホームテレビのローカル番組”テレビ派”に当館関係者が出演し,特別展「現代刀の魅力」を紹介しました。
8月18日NHKの御協力をいただき,本館ロビーにおいて大河ドラマ「花燃ゆ」の番組制作小道具展を始めました。このロビー展示だけを御覧になるについては無料です。また同時に,日銀3階のフリースペースで「花燃ゆ」のポスター展を行っています。連続するものとして御覧ください。
8月上旬庭園の百日紅が満開です。街路樹としてよく見かけるピンク色のものと違い,当館の木は清楚な白い花を付けます。その花の一部が朝,庭に落ちている様子にしばし見入ってしまうことがあります。
茶室前の庭園には芭蕉の木が数本植えられています。来館されるお客さんがしばしば立ち止まって指さしながら談義になることがあります。よく観察すると日を重ねるにつれ次第に実をつける茎が長くなってきています。お盆過ぎに,庭園の樹木選定作業が行われました。この芭蕉の房は~。
8月8日「現代刀の魅力」展第2回目の展示解説会を開催しました。刀匠及びその関係者として,久保先生,三上先生,世良先生,森脇先生,賀島先生,平賀先生をお迎えし,参加者総数43名という盛り上がりを見せました。この反響の大きさから上記案内のとおり,当初の予定にはなかった解説会の追加のお話がまとまりました。
お知らせ先ごろ県教育委員会から配布されたくりっぷ第58号において,開館時間の誤りがありました。正しくは午前9時30分開館です。お詫びするとともに訂正いたします。
7月21日広島ホームテレビが本資料館を取材に訪れました。同日に,昨今話題の刀剣女子という切り口でローカルニュースで取り上げていただきました。
7月18日現代刀の魅力展に出品していただいたお二人の刀匠,三上貞直氏及び久保善博氏をお迎えし,旧日銀の一室で刀剣の鑑賞会を開催しました。会場に8本の真剣が置かれ,久保刀匠による鑑賞のマナーなどの説明の後,参加者一人一人がそれぞれの刀を手にし,鑑賞するという貴重な機会が実現しました。また同日午後には,本資料館の展示室で刀匠のお二人による展示品の解説会が行われ,この日だけで100名を超える参加者があり賑わいを見せました。関係者の皆様に感謝申し上げます。
7月14日特別展「現代刀の魅力」がついにオープンの日です。あいにく午前中は大雨洪水警報の発令される悪天候の日でしたが,昼前からは陽射しも戻ってきました。朝,特別展の開催にあわせて地元中国放送RCCのテレビ報道部クルーが取材に訪れました。本資料館主任学芸員が特別展「現代刀の魅力」の概要と見どころについて説明し,さっそく同日の昼と夕方のニュースで放送していただきました。
 来館者やお電話で鑑賞会の申込みをされる方の中にも,テレビで流れていましたね,ということばが聞かれました。
7月4日恒例の"ロビーコンサートが,頼山陽記念文化財団の主催で行われました。終日の雨にもかかわらず40名を超えるお客様においでいただき,お二人の女性演奏家によるピアノとチューバの独特の雰囲気が楽しい時間を創り出していました。ピアノ演奏者の作曲による「母へ~頼山陽の詩に寄せて~」という曲の初演が披露されました。
7月7日特別展「現代刀の魅力」のチラシが完成し,関係各所にお届けするとともに,当サイトにも紹介しています。
左メニューの「特別展開催案内」を御覧ください。
6月26日

「漢詩で迫る頼山陽」と題して,中国新聞で「頼山陽文化講座(頼山陽記念文化財団,中国新聞社主催)」の紹介がありました。講座の初回として,頼祺一名誉館長が,頼山陽が父母と育んだ絆や愛情などを解説したという内容でした。

6月23日新聞各紙で,公益財団法人「日本美術刀剣保存協会」主催の新作名刀展で最高位に当たる高松宮記念賞を受賞した刀匠,久保善博氏が県教育長を表敬訪問したことが紹介された。久保氏は,当館における7月14日からの「現代刀の魅力」と題する特別展で代表作を提供していただくことになっています。
6月21日

居室にある被爆樹木クロガネモチの襖絵が広島市植物公園に貸し出されました。被爆70周年行事として「広島市の被爆樹木展」が6月27日(土)~8月16日(日)まで開催されます。

6月13日

庭園内のクチナシやコクチナシの花が1輪,2輪と開花しさわやかな香りをふりまき始めています。

6月11日

広島テレビの番組「広島MAX」で,竹原市の街並みや文化に関連し,「頼山陽史跡資料館」が紹介されました。

6月10日

広島市平和推進係によって,庭園内の被爆樹木「クロガネモチ」の説明プレートが新しいものに取りかえられました。それまでのものは平成8年ごろの設置とのこと。今回,広島東南ロータリークラブが被爆70周年の機会に制作したものです。

5月~6月

小学生,中学生の研修旅行,校外活動のグループが当資料館を訪れています。あらかじめインターネットで調べた,ちょうど行動のルートにあったからなどの動機を話してくれました。

5月6日

広島市の松井一實市長が来館し旧日銀フリースペースの展示に続けて当資料館の展示を御覧いただきました。

5月2日

中国新聞,産経新聞にリニューアルオープンの式の模様,またその趣旨がどこにあるのかを学芸員の話を中心に解説する記事が掲載されました。

5月1日

各方面の関係者御出席の中,県立歴史博物館分館としてリニューアルオープンのセレモニーが執り行われた。テープカットに続き新しい常設展示が紹介されました。

4月22日

朝日新聞において,ことばの広場~校閲センター~「粛々」はどこから来た?「江戸期,頼山陽の詩が契機」とする大きな見出しのコラムが紹介されていました。

平成27年
4月9日

産経新聞「産経抄」で「粛々の正しい意味」と題するコラムが掲載されていました。「確信犯」の誤用を投稿した中学生のこと。頼山陽の鞭声粛々からきている「粛々」の誤用のことなどなど。