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性犯罪の被害にあわないために

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年12月2日更新

 最近,性犯罪事件の届け出が年々増加しています。人々の生活スタイルが変化して,女性の一人暮らしや,深夜営業の店が増えたために夜間の外出・帰宅の機会が多くなっていること,インターネットや携帯電話の出会い系サイトの広がりなど,様々な要因が考えられます。そして,性犯罪の事件は増加するとともに,その内容もより悪質なものとなってきているようです。
 性犯罪の被害は,ほかの犯罪による被害に比べ,だれかに相談することにもとても勇気がいる場合が多く,警察に届け出もできないまま,被害が潜在化しがちなので,実際には警察へ届け出られた件数を大幅に上回る性犯罪事件が発生していると考えられています。

性犯罪事件の傾向

 まず,警察に被害届が出された最近の事件の特徴について,ご説明しましょう。

時間帯

 事件は午後4時ごろ~午前0時ごろに多発しています。
 ただし,午前中や日中にも発生していますので,夜だけ気を付けておけば良いのではありません。

被害に遭った場所

 レイプは住宅とその付近,強制わいせつは道路上での発生が圧倒的に多いようです。最近では,マンションなどのエレベーター付近とエレベーター内での被害が増加しています。公共の場所や店内,通学・通勤など日常生活圏内でも発生しており,残念ながら「ここなら安全」と言える場所はありません。

被害者の年代

 10代から20代の女性の割合が高いのですが,性犯罪被害に遭う方の年代は幼児から高齢者にまでわたっており,女性だけではなく男児が被害者となった事件の届け出もあります。

犯行のパターン

 夜,一人で歩いている時に,路上や自宅近くで被害にあったという女性からの届け出が,圧倒的に多くなっています。
 このような事件を起こす犯人は,夜になると,駅・バス停・電停・24時間営業のコンビニエンスストアなどの近くで,一人歩きの女性が来るのを待っています。ターゲットとなる女性を見つけると,その後をつけてきます。

路上では

 犯人は,数十メートルから数百メートルくらいつけてきて,人通りの少ない場所や被害者の家の近くまで来たところで,道を尋ねるふりをして近づいたり,突然後ろから抱きついて押し倒したりして襲います。

エレベーターでは

 オートロックのマンションでも,安心はできません。
 被害者がオートロックを解除した瞬間に,すぐ後ろをつけてきていたり近くで待ちぶせしていた犯人が,住人のふりをして被害者と一緒にマンションの中に入り,エレベーターを待っている間やエレベーターに乗ったところでナイフを突きつけておどしたり殴ったりして,抵抗できないようにしてから襲います。

自宅前では

 被害者の後をつけてきた犯人は,被害者が自宅の玄関ドアを開けたとたんに後ろから襲いかかり,そのまま家の中に押し入って来ます。

すぐにできる被害防止の工夫

 性犯罪事件の中には,犯人が計画的だったり避けられない場合もあるのですが,日ごろから用心しておくことによって,事件に巻き込まれずにすむこともたくさんあります。

路上では

夜の一人歩きは避ける

  暗くなったら,遠回りでも明るく広い道路を通り,短い距離でも,暗い道や細い道はなるべく通らないようにしましょう。

後ろを付けられていないか,時々後ろをふり返る

防犯ブザーを手に持って歩く

携帯電話を手に持って,すぐに110番通報できるようにしておく

見知らぬ人に声をかけられても,ついて行かない

  知らない人の車には乗らないでください。

「おかしい」と思ったら助けを求める

  近くの家や店にかけ込み,助けを求めましょう。あらかじめ携帯電話に110番を登録しておき,すぐ通報しましょう。

マンションなどでは

建物に入る時に,後ろを付けられていないか,人がかくれていないか確認する

見知らぬ男性と二人きりでエレベーターに乗らない

  もし,エレベーターを待っている時に見知らぬ男性と二人になったら,先に乗ってもらい,次のエレベーターを待ちましょう。
  家族に帰宅時間を知らせたり,携帯電話で連絡するなどして,1階のエレベーターホールまで迎えに来てもらいましょう。

帰宅して玄関ドアを開ける前に,周りを見回して確認する

出会い系サイト利用者に注意

 「出会い系サイト」をきっかけとして,犯罪に巻き込まれることが増えてきています。「出会い系サイト」を利用する時には,十分注意してください。

意思表示することも大切

 世の中には,性犯罪を「ちょっと荒っぽい性行為」程度に考えている男性もいるかも知れません。女性は,いやだと思った時に(抵抗することで,さらに危険な状況を引き起こすのでなければ),その場で相手に「いやだ」「やめて」とはっきり意志を伝えてください。性犯罪の中には,女性が拒絶しなかったために,男性が「女性も同意している」と解釈してしまい,そのまま性犯罪の被害者となってしまうこともあるようです。
 男性の側も,女性がいやがっている時には本当にいやなのだということと,その行為が相手の人生をふみにじるひどいことだと理解してください。

性犯罪の被害にあった時には

 すぐに110番!警察に通報してください。
 被害にあった時に着ていた服や持ち物は,犯罪の証拠となり,犯人を検挙するための資料として必要です。洗濯したり捨てたりせず,そのままの状態で警察に提出してください。
 被害にあった時にけがをしてしまったら,すぐに医師の診察を受け,診断書を作成してもらってください。なお,被害届を提出した後であれば,診断書料などを警察が負担できる場合があります。詳しくは,担当の捜査員に相談してください。
 被害直後は,ぼーっとしてしまって,すぐに警察へ通報することができないことも少なくありません。このような場合でも,しばらく経って少し落ち着いた時に,それが犯罪になるかならないか,犯人の罪が重いか軽いかはさておき,警察や専門の相談窓口,ご家族などに打ち明け,一人で抱え込まないでください。

家族や友達が被害にあった時には

 家族や友人から「性犯罪の被害にあった」という相談を受けた時も,専門の窓口へ相談してください。警察では,家族や友人が犯罪の被害を受けたというご相談も受け付けています。警察では対応できない内容や,より適切な相談機関がある場合には,そちらをご紹介することもできます。

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