ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地トップページ > 組織でさがす > 平和推進プロジェクト・チーム > 国際平和のための世界経済人会議ミニ・フォーラムを開催しました

国際平和のための世界経済人会議ミニ・フォーラムを開催しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年9月22日更新

昨年開催した「2016国際平和のための世界経済人会議~平和のためのマーケティング~」でいただいた,フィリップ・コトラー教授の3つの提言と共同コミュニケ (PDFファイル)(92KB)の具体化を図るため,経済界,国際機関,研究機関,NGO/NPOなどの各界の有識者等を広島に迎え,平和の推進をSDGs (PDFファイル)(109KB)の視点で議論するミニ・フォーラムを開催した。

1 概要

(1) 日 時 平成29年9月1日(金曜日)9時30分~19時00分
(2) 場 所 広島大学東千田未来創生センター(広島市中区東千田町1-1-89)
(3) 主 催 広島県
(4) テーマ SDGsにおけるマルチステイクホルダー・パートナーシップを通して国際平和の実現へ
(5) 参加者 約150名

2 主な内容

 (1) 基調講演

ジェリー・ホワイト氏 ≪ノーベル平和賞受賞者・アショカ上級フェロー≫
テ-マ:「複雑化した世界の新しいリーダーシップ」

基調講演
  
【主な内容】

  • 紛争やテロの被害にあった人が被害者意識をもってしまう場合,前に進むためには,レジリエンス(立ち直り前進する力)が必要であり,これは,誰もが訓練により鍛えることができる力である。
  • 私達が,災害や事件の起きた日に目を向ける理由は,犠牲者としてのアイデンティティを確かめるためではなく,「他の誰にも二度とこんな目に合わせないために」起きたことを直視し,立ち直り,力強く前進することを表明するためである。
  • 人類史上初めて原子爆弾が投下された歴史を持つ広島には,レジリエンスと勇気を持つ次世代のゲーム・チェンジャーを輩出していくという特別な役割があると考えており,期待している。

基調講演の動画はこちらからご視聴ください。
URL:https://youtu.be/IcFyG6svx34

(2) セッション概要

開会あいさつ 湯崎英彦≪広島県知事≫
URL:https://youtu.be/9LLCFFF7L44

基調講演 講演者 ジェリー・ホワイト氏

セッションに入る前に (SDGsについて解説)
テーマ:「SDGsを通じて平和を推進する」 根本かおる氏≪国連広報センター所長≫
URL:https://youtu.be/f2F4-vl4CmE

 

セッション1 平和と金融

SDGsが目指すサステナブルでインクルーシブな資本主義を通じた平和貢献への気運が高まる中,金融を通じた平和への道筋について議論した。
URL:https://youtu.be/F9UP-i7NPsE

【主な意見】

  • 世界の投資は,SRI投資(※1)から,ESG投資(※2)へ,そしてインパクト投資(※3)へと発展してきている。企業が,その活動の中でSDGsをマーケットニーズ,経営戦略,事業活動のどの段階で取り込むかによってパターンがあるが,バランスをもって取り込んでいくことが重要。
  • SDGsに向けた活動において,予期せぬ負の影響を生み出す可能性を考慮して,政府や企業,NGOは自分達の活動が,どのように社会へ影響を与えるのかを多面的にみて評価(SDGs360度評価)する必要がある。
    ※1 社会的責任投資
    ※2 環境,社会,ガバナンスの課題を投資の意思決定に組み込んだ投資
    ※3 教育や福祉などの社会的な課題解決を図ると共に,経済的な利益を追求する投資行動

 セッション1

 

セッション2 平和とテクノロジー

テクノロジー分野においては,近年,紛争防止や紛争解決のためのデジタル技術の活用が試みられるなど,平和とテクノロジーの多面的な関係性について議論した。
URL:https://youtu.be/uzscD5byuhQ

【主な意見】

  • 科学技術が外交にもたらすインパクトは大きく,国においても科学技術外交が行われている。
  • ITを使うことにより,これまでは難しかった紛争影響国や途上国で社会課題を解決していける人材の育成が可能になっている。

セッション2

 

セッション3 平和とメディア

平和の実現に向けて,どのような姿勢と手段でメディアを活用すべきか,多様なステイクホルダーによるメディア利用の実態を踏まえて,今後取るべきアクションについて議論した。
URL:https://youtu.be/zZMR69xMOFg

【主な意見】

  • フェイスブックでは,利用者の安全性の確保,テロリスト対策やフェイクニュースの締め出しを重視しており,政府や民間,第三者機関等と協力しながら,これらを実践している。
  • ニュースを発信する側も,社内のダイバーシティや対話の促進,ニュースの検証に注力している。
  • インターネットを通じて,人々の結びつきは深まったが,似通った意見を持つ者が結びつき,違う意見を持つものは排除されるという傾向があることに注意を要する。

セッション3

 

セッション4 平和と環境

環境破壊がもたらす国際平和への脅威や,環境保護の努力が国際平和にもたらす貢献を確認しつつ,国際機関・企業・市民セクターにおける様々なクロスセクターの環境保護のあり方について議論した。
URL:https://youtu.be/Rvx_gCLKa_E

【主な意見】

  • 自然環境の維持は,人と人や国と国など社会的な関係性の維持につながることから,自然環境と平和は密接に関わり合っている。
  • SDGsを会社経営の根幹に置こうとする場合,持続的な取組としていくため企業経営としての経済合理性(1.事業の成長性,2.リスクの最小限化,3.コスト削減,4.信用)と常に連携させながら取り込むことが重要である。
  • パリ協定締結の政府間交渉の会場近くで,実は企業,自治体,NGOがこれに貢献していた状況は,まさにマルチステイクホルダーパートナーシップの重要性を表すものであった。

セッション4

 

セッション5 平和とグローバルヘルス(国際保健)

グローバルヘルスが国家間の紛争防止や国際平和に貢献する仕組みを確認しつつ,このうち企業や市民セクターが果たす役割やそれらの新しいパートナーシップのあり方について議論した。
URL:https://youtu.be/pzcDmZtGvLM

【主な意見】

  • グローバルヘルスは国際平和にとって最も重要な課題で,かつ一般の人が貢献できる分野。特に広島は,平和への理解と熱意が非常に強いため,ポテンシャルは大きい。
  • グローバルヘルスの領域でパートナーシップを実現するには,各セクターの理念を互いに理解すること,またセクターを超えた様々な活動経験によって更にセクターを繋いでいくことが重要ではないか。
  • 日本の母子手帳という仕組みは,「誰も置き去りにしない」という仕組みの構築であり,日本の国際貢献の最大のツールになっている。

セッション5

 

セッション6 広島の平和を世界に広げSDGsを達成する

広島がこれまで培ってきた課題解決への経験を共有し,地球規模の取組として拡大展開していくことによって,SDGsの達成に貢献していくための道筋について議論した。
URL:https://youtu.be/oB33kVTsiyg

【主な意見】

  • 日本の教育の特徴である,きめ細やかで底上げ力が高いことはSDGsが提唱する「誰も置き去りにしない」につながる。そうした強みを掘り起して輸出展開してはどうか。
  • グローバルビジネスを展開しようとする時,日本企業は意思決定が遅いと批判されることもある。その反面,一度決めたらその国や地域を良くするという覚悟を持って継続的にやり続ける良さがあるとされる。
  • 日本の地方には,革新的な技術を有し地球規模の目線で活動している企業・団体が数多く存在している。その取組や技術,価値観を世の中に広めることで,実は世界の形を変えることができるポテンシャルを多く秘めている。
  • SDGsは,地方が,国を介さなくても世界の課題に繋がっていけるプラットフォームである。
  • 県がSDGsの基本計画策定を企画し,マルチステイクホルダーとともに議論して,県民のものとして立案してはどうか。
  • 毎年同じ場所に集い,平和及びSDGsについて議論することは極めて重要。その中で,SDGsに向けた活動が育っていく場にしていく必要がある。
  • 会議を継続することにより,互いに活動の成果を共有していけば,発信力とともに,検討して行くべきテーマも深まっていくのではないか。

セッション6

 

ワークショップ

ワークショップ1 「SDGsビジネスの創造」 
URL:https://youtu.be/U3Fhe8yijQc
ワークショップ2 「平和とダイバーシティ(LGBT)」
ワークショップ3 「平和とシェアリングエコノミー」
ワークショップ4 「ソーシャルとローカルの新潮流」
URL:https://youtu.be/0p--6uVuTaM

※動画はワークショップ1とワークショップ4のみ

ワークショップ

 

閉会あいさつ 湯崎英彦≪広島県知事≫
URL:https://youtu.be/k6krCEDGmek

 

3 各セッション及びワークショップ登壇者一覧

セッション等の別

所属等氏名
セッション1アクセンチュア株式会社 チーフ・マーケティング・イノベーター加治 慶光
一般社団法人 SDGs市民社会ネットワーク 専務理事稲場 雅紀
株式会社日立製作所 グローバル渉外本部渉外企画部担当部長秦 則明
株式会社りそな銀行 アセットマネジメント部責任投資Gグループリーダー松原 稔
セッション2マカイラ株式会社 代表取締役藤井 宏一郎
外務省 国際科学協力室 国際科学協力室長大高 準一郎
政策シンクタンクPHP総研 首席研究員金子 将史
NPO法人 Edo Tec Global 代表理事
多摩大学大学院 特任教授
金野 索一
科学ライター長倉 克枝
セッション3国連広報センター 所長根本 かおる
BuzzFeed Japan 株式会社 BuzzFeed Japan(バズフィード・ジャパン)創刊編集長古田 大輔
一般社団法人 RUSI Japan  理事堀 圭一
フェイスブック ジャパン株式会社 執行役員 公共政策部長山口 琢也
セッション4外務省 国際協力局気候変動課長石垣 友明
株式会社リコー 執行役員 サステナビリティ推進本部長加藤 茂夫
WWFジャパン 自然保護室次長
昭和女子大学  特命教授
小西 雅子
キリン株式会社  執行役員CSV戦略部長林田 昌也
一般社団法人 コンサベーション・インターナショナル・ジャパン 代表理事日比 保史
セッション5大阪大学 COデザインセンター 特任講師(常勤)金森 サヤ子
エーザイ株式会社 執行役 コーポレートアフェアーズ担当兼グローバルバリュー&アクセス担当赤名 正臣
公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金 (GHIT Fund) 投資戦略・開発ディレクター   鹿角 契
独立行政法人 国際協力機構(JICA)  上級審議役 Vice President for Human Security and Global Health戸田 隆夫
認定NPO法人 Malaria No More Japan 専務理事 兼 事務局長水野 達男
セッション6金沢工業大学 情報フロンティア学部 経営情報学科 講師
BoP Global Network Japan代表理事 兼SDGsビジネスエグゼクティブプロデューサー
平本 督太郎
ツネイシホールディングス株式会社  専務取締役末松 弥奈子
一般社団法人 コード・フォー・ジャパン  代表理事関 治之
国連広報センター 所長根本 かおる
株式会社すららネット  代表取締役社長湯野川 孝彦
nextひろしま実行委員会 代表
株式会社和大地 代表取締役
和田 徳之
ワークショップ1金沢工業大学 情報フロンティア学部 経営情報学科 講師
BoP Global Network Japan代表理事 兼SDGsビジネスエグゼクティブプロデューサー
平本 督太郎
ワークショップ2認定NPO法人 グッド・エイジング・エールズ  代表松中 権
認定NPO法人 ACE 代表岩附 由香
NPO法人 8bitNews  代表理事
株式会社GARDEN  代表
堀 潤
ワークショップ3一般社団法人 シェアリングエコノミー協会 事務局長佐別当 隆志
ワークショップ4一般社団法人 RCF 代表理事藤沢 烈
長島町役場 前副町長井上 貴至
認定NPO法人 D×P 理事長今井 紀明
公益財団法人あいちコミュニティ財団 代表理事
コミュニティ・ユース・バンクmomo 代表理事
木村 真樹

このページに関連する情報

Adobe Readerダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

県政ピックアップ