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集団認知行動療法

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年3月10日更新

集団認知行動療法とは?

 うつ病の症状として,自分を過度に責めたり,物事の悪い面ばかりが目についたり,「~すべき」と自分を追い込んでしまったり,「満点でなければ0点と同じだ!」と極端な評価をしたり,といったような「後ろ向きな考え方」が出てきます。このような考え方が続いていると,気分がより落ち込んだり,何かをする意欲を失ったりして,落ち込んだ状態から抜け出しにくい悪循環に陥ります。認知行動療法では知らず知らずのうちにしている「後ろ向きな考え方」に気づき,見直し,新たに柔軟で幅広い考え方が自分の力でできるように,日常生活の中で練習を繰り返します。練習のためのホームワークを行うことが重要であるため,うつ病の症状がある程度落ち着いている方が対象となります。
 当センターでは,うつ病デイケアのプログラムとして,この認知行動療法を取り入れた週1回,全10回(3ヶ月)のグループセミナーを行っています。グループで認知行動療法を行うと,他の人の体験に共感できたり,新たな考え方のアイディアが広がったり,他の人の取り組みに励まされたり,といったメリットがあります。
難しそう‥というイメージを持たれるかもしれませんが,3ヶ月かけて徐々に進めていくようなプログラムとなっています。開始の時期など,詳細はお問い合わせ下さい。
 

当センターで行っている集団認知行動療法・グループセミナーの内容

セッション回数テーマ内容
 オリエンテーションこれから始まるグループセミナーについて理解するうつ病の概説やグループセミナーの説明
 
1回さあ,始めようグループセミナーにおける自分なりの目標を考える
2回生活の変化に目を向けよう心の見取り図を作成して,気分と考えたこと(思考)の関係を知る
3回考え方のくせを見つけよう自分の考えのくせについて考え,グループで考えのくせを見つけあう
4回考え方を再検討しよう気分を楽にしてくれるような別の新しい考えをあげ,メリットとデメリットを考える
5回気持ちが楽になる考え方を見つけよう新しい考え方について,その考えの良さを評価しあい,使える場面を考える
6回成功と失敗を分析してみよううまくいった点,うまくいかなかった点を発表し,他の人に工夫点をあげてもらう
7回苦手な場面について練習してみようなかなかうまくいかない場面について整理し,苦手な場面をイメージの中で練習する
8回今後を予測して,1週間の行動計画を立ててみよう1週間の間に起こると予想される問題と,それに対処するための方法を考える
9回計画の立て方を再検討しよう前回作成した計画表を再検討し,新たな計画表を作成する
10回全体のまとめ今後の課題と対処法について考え,グループで対処法の案を出し合い,学んだことを発表する

 

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