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相談1「今はサラリーマンだが,定年退職後,農業をしたい」

印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日

1.楽しい農業 | 2.農業を始めることは事業を起こすこと | 3.田舎ぐらしを始めるには

1.楽しい農業

相談1のイラスト Aさん: 今はサラリーマンをしていますが,定年退職後,農業をしたいと思っているですが・・・。

相談員: レクリエーション的に気軽に楽しみたいなら市民農園(→「みんなの市民農園」のページ)という方法がありますが,本格的に農業がしたいのですか?

Aさん: そうです。空気のいい田舎に住んでのんびり農業をするのが夢なのですよ。

相談員: いいですね。でも農業はそんなに甘くないですよ~。

2.農業を始めることは事業を起こすこと

相談員: 農業は,事業を営むことですから農業の知識,農機具の確保,経営の進め方等農業経営の実現性を充分に検討する必要がありますね。もちろん家族の理解と協力もいりますよ。

Aさん:  そ,そんなに大規模にやるつもりはないのです。せいぜい1,000平方メートルくらいで・・・

 相談員: 農地の売買・賃借には農地法の許可(農地法第3条)を得る必要がありますが,その許可を得るには制限があって,農地の取得の下限面積というものがあるんです。法律では基本的に50アール(5,000平方メートル)とされています。ただし,各市町で地域ごとに50アール以下の下限面積を定めていますので,その面積については各市町農業委員会等にお問合せください
 小さな面積で農地を持てるようにすると,農業で自立できず,農業生産の発展と農地の効率的利用が図られにくいことから,こんな規制があるのです。
 また,農業をする人にしか農地は売買・賃借できないのです。
 農地の売買・賃借には,行政手続が必要なのですよ。(→詳しくは解説2 農地法第3条許可を御覧ください)

Aさん: 農業をやるなら本気でないとだめということですね。

相談1のイラスト

 相談員: そうですね。農業も一つの事業ですから,会社を起こすのと同じことですからね。

 Aさん: 農業を本格的にやろうと思ったら何か支援がありますか?

相談員: 農業技術を勉強するには,例えば広島県立農業者技術大学校(→「県立農業技術大学校」のページへリンク)があります。より実践的で,すぐ農業者になりたいならば,市町やJAなどで農業研修を行っている地域もあります。
 資金面では,農業制度資金(→「資金使途による検索~どの資金が利用できるか分らないとき~」のページへリンク)が受けられる場合があります。
 農業法人(→「集落法人のすゝめ」のページへリンク)に就職するという方法もあるのではないでしょうか。
 ひろしまジョブプラザに農林水産業の相談窓口があります。そこでは相談内容に応じた具体的なアドバイスをしていただけますよ。
 (→詳しくは「ひろしまジョブサイト外部リンク」を御覧ください)

 Aさん: うーん。もう少ししっかり考えてみます。 

3.田舎ぐらしを始めるには

相談1のイラスト

Aさん: 農業が無理な場合でも田舎に住んで,のんびりした暮らしがしたいのですが・・・

相談員: 空家を借りたり,宅地を買って家を建てるなら問題ないですが,農地を買って家を建てる場合は,農地の転用許可が必要なので注意してくださいね。

Aさん: 許可が要るのですか。どんな手続きですか?

相談員:農業委員会に許可申請をします。(→詳しくは解説4 農地法第5条許可を御覧ください)

Aさん:山林を買って,宅地造成し,家を建てるなら問題ないですか?

相談員: 注意して欲しいのは,山林でも市町によっては農業振興地域制度(→「農業振興地域制度」のページへリンク)によって農用地に用途を指定していることがあるということです。農用地に用途が指定されていると,家を建てるためには用途指定を除外しなければならないのです。ですから,市町に確認が必要です。 Aさん: ・・・いろいろあるのですね。田舎に住むのは難しいのかな。

 相談員: 大変な面も確かにありますが,嬉しい面もきっとたくさん見つかりますよ。農業をするかどうかはじっくり考えていただいて,田舎ぐらしは,広島県交流定住ポータルサイト(→「交流定住ポータルサイト 広島暮らし」のページへリンク)の田舎ぐらし相談会などで話を聞いたりしてみてくださいね。

○関連リンク

「ひろしまジョブサイト」外部リンク

「全国新規就農相談センター」外部リンク

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