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幼児教育調査報告書-平成15年度- II 調査結果の概要

● ●   調査から分かったこと   ●●

 今回の調査では,幼稚園・保育所の保育者及び保護者を対象に幼児の育ちの状況についての調査を行った。
 特に注目される点は,次の4点である。

1. 他者との関係を結ぶ基礎となる「コミュニケーション」が苦手である。
 保育者観察調査と保護者観察調査において,「コミュニケーション」に対する評価が保育者と保護者の双方において最も低かった。(P18 図1-4参照) 

2. 生活の基盤である‘睡眠’‘食事’等の基本的生活習慣の定着が不十分である。
 生活習慣定着度調査において,‘睡眠’‘食事’等の生活リズムの定着が不十分であった。(P14 図1-2-2参照)

3. 基本的生活習慣の定着は幼児の育ちに深い関連がある。
 保護者観察調査と生活習慣定着度調査との関連において,基本的生活習慣の定着状況と幼児の育ちに深い関連があった。(P15 図1-2-3参照) 

4. 幼児の育ちに対する保育者と保護者の評価にギャップがある。
 保育者観察調査と保護者観察調査において,保育者と保護者の幼児の育ちに対する項目別評価の傾向は同様であるが,全体としては保育者の評価が保護者の評価に比べて高かった。(P18 図1-4参照)

● ●   今後に向けて   ●●

 これらの結果から,幼稚園・保育所,家庭,県教育委員会として次のことに取り組む必要がある。

■ 幼稚園・保育所
○ 本調査を参考とし,幼稚園教育要領・保育所保育指針に基づく日々の教育・保育の充実に向けた具体的な取組みを推進する。その際,本調査で課題となった「コミュニケーション」や「基本的生活習慣」の定着等に留意する。
○ 本調査を参考とし,それぞれの園の現状と課題を明らかにし,教育課程や保育計画等の自己点検・自己評価を行うとともに,情報公開を進め,保護者との相互理解に基づく取組みの充実を図る。

■ 家庭
○ 「コミュニケーション」の充実を図るため,本の読み聞かせ等親子の対話や,外遊び等子ども同士の関わりを充実する必要がある。
○ 「基本的生活習慣」の定着,特に,‘睡眠’‘食事’等の生活リズムの定着に
 向けた取組みの充実を図る必要がある。
○ 幼稚園・保育所との連携を図り,子どもの様子や指導の在り方等について相互理解を深める必要がある。

■ 県教育委員会
○ 幼稚園・保育所の教育・保育の充実を図るための指導資料を作成するとともに,幼児の育ちの状況等を踏まえた研修内容の充実を図る。
○ 保育者,保護者,各市町村等の取組みを支援するため,県のホームページ等により,幼児教育全般に係るさまざまな情報提供の充実を図る。
○ 幼児の育ちに大きな影響を与える基本的生活習慣を身に付けさせるため,「早寝,早起き,朝食を食べる」といった生活リズムの大切さについて,家庭や地域など広く県民への啓発を進める。
○ 各市町村の実状に即した幼児教育の充実が図られるよう,「幼児教育振興計画」の策定など,関係部局と連携した幼児教育推進体制の整備を促進する。

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