地域の企業と連携した地域活性化の取組を報告&県庁ロビーでオオサンショウウオこんにゃく等を販売(湯来南高等学校)
湯来南高等学校では,「湯来南高校温泉同好会プロジェクト」として,地域・学校の活性化に取り組んでいます。
3月16日(金曜日),次の生徒8名が教育長を訪問し,これまでの活動について報告するとともに,地域の企業との連携の成果である商品(オオサンショウウオこんにゃく,ココアミルクジャム)を県庁東館ロビーにて販売しました。
2年 嘉治本 スズ(かじもと すず)
田中 妃奈(たなか ひな)
平野 未奈(ひらの みな)
1年 吉川 萌(きっかわ もえ)
中植 美佳(なかうえ みか)
小柳 紗彩(こやなぎ さあや)
佐口 絢菜(さぐち あやな)
森田 慎哉(もりた しんや)
【オオサンショウウオこんにゃく】 【ココアミルクジャム】
生徒たちは,
「本校の科学部が研究していたオオサンショウウオと湯来町の特産品であるこんにゃくを組み合わせて作りました。」
「地元企業と連携して,色や食感,パッケージなどについて一緒に検討しました。試作段階では,色が濃すぎると気持ち悪いという意見があったので,色を薄くしたりするなど改善を繰り返しました。」
「文化祭で初めて販売した時には,お客さんから「何これ?」という反応が多かったのですが,興味をもって購入される方も多かったので,とても嬉しかったです。」
「普段は湯来特産品市場館で販売しています。売上の一部は環境保全のために寄付します。」
「地域の乳製品メーカーから本校生徒へ乳製品を提供いただけることになり,その返礼も兼ねて,ミルクレシピを開発し提供しています。」
「これまで6種類のレシピを提供しており,今後は夏に向けて冷たいミルクレシピを提供できるよう開発を進めていきます。」
と地元企業と連携した地域活性化の取組について報告しました。
教育長は,オオサンショウウオこんにゃくを手に取り,
「キモかわいいですね。オオサンショウウオとこんにゃくを組み合わせる発想がおもしろいです。」
「かなりリアルに再現されているので,これを鍋料理に使うとおもしろそうですね。」
と,高校生の発想の豊かさやこんにゃくの完成度の高さに感心するとともに,実際に試食してみて,
「卵が入っているのがいいですね。味もいいし,歯ごたえもいいし,とても美味しいです。」
と絶賛しました。
また,
「カルシウムを多く摂ることは大切です。乳製品の消費が少なくなっているようなので,夏に向けて新たに開発する冷たいミルクレシピが楽しみです。」
「オオサンショウウオこんにゃくを使ったミルクレシピもできるとおもしろいかもしれないですね。」
「こうした取組で湯来南高校を全国に発信して,ブランド化できると素晴らしいですね。」
と,今後の活躍に向けてエールを送り,自筆の色紙をプレゼントしました。
その後,生徒たちは,県庁東館ロビーで地域の企業と連携して開発した商品(オオサンショウウオこんにゃく,ココアミルクジャム)を販売しました。
特に,オオサンショウウオこんにゃくは「キモかわいい」と好評で,120個準備した商品が完売するなど大盛況でした。
⇒湯来南高等学校ホームページ