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ノルウェー姉妹校との留学を通じた交流について報告(福山誠之館高等学校)

 福山誠之館高等学校は,平成26年にノルウェー王国ベルゲン市のアマリエ・スクラム高校と姉妹校提携を結び,平成27年には長期交換留学の協定を交わし,相互に長期留学生を派遣しています。

 

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【アマリエ・スクラム高校】


 1月22日(月曜日),福山誠之館高等学校の次の生徒が教育長を訪問し,留学時の様子や今後の抱負を述べました。
 2年 野島 実結(のじま みゆ)さん
 長期留学生 Kaori Solvang(カオリ ソルヴァン)さん

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 平成28年8月から平成29年7月にかけてノルウェー王国に留学した野島さんは,
「テスト問題の違いに驚きました。ノルウェーでは,単語を覚えるのではなく,知識を基に自分で考えて,意見を述べることが重視されていました。」
「留学する前は,全体での話合いの場では,消極的で受け身でしたが,留学中に多くのディベートやプレゼンテーションを経験したこともあり,帰国後は話合いに積極的に参加するようになりました。」
「留学中のノルウェー語と英語での生活でストレスに感じたのは,伝えたいアイデアがあるのに,伝えるツールが無いことでした。日本では,伝えたいことは日本語で伝えることができるし,授業も全て日本語なので,そのことに気づくと,何にでも気兼ねなくチャレンジできると思えるようになりました。」
「ノルウェーには様々な国の人がいて,多様な考え方に触れ,考え方の幅が広がりました。」
「今回の留学を経験して,国際関係の仕事に関われたらいいなと思い始めました。」
など,留学時の様子や自身の成長について振り返りました。

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 平成29年8月から平成30年6月まで滞在する予定のノルウェー王国からの長期留学生のソルヴァンさんは,
「誠之館高校での日常はとても楽しくて,毎日新しい知識が身に付いているなと実感しています。」
「これまでで一番印象に残っているのは,体育祭で青組応援団の一員として,最高のパフォーマンスができたことです。」
「福山誠之館高校では,子供の頃からのダンス経験を活かすために,チアリーディング部に所属しています。」
「分からない漢字の読み方や言葉の意味を先生が丁寧に教えてくださるので,とても感謝しています。」
「帰国後は,大好きな日本のことを深く,詳しく知った上で,ノルウェーの人々に日本の素晴らしさを伝えたいと思います。」
「日本の大学に進学したいと考えているので,そのために必要な語彙力や学力を留学期間中に身に付けたいと思います。」
など,日本での高校生活や今後の目標について話しました。

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 教育長は,
「ノルウェーとの交流が続いているのはいいですね。」
「二人ともすばらしい経験をしていますね。この経験を活かして,それぞれの夢に向かって,これからも頑張ってください。」
とエールを送り,「夢は叶う」と自筆した色紙をプレゼントしました。

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 ⇒福山誠之館高等学校ホームページ

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